精神科には、こころが疲弊してしまった患者さんが日々訪れます。そのような方々のお話を聞かせて頂くと、精神的ストレスの多くは「対人関係」が占めている事に気付きます。 対人関係でも良い対人関係は、むしろ心の安定に貢献してくれますので問題ありません。 問題は悪い対人関係です。 「職場の上司が理不尽でつらい」 「同居の姑と意見が合わずいつもストレスを感じている」 「夫にどうしてもイライラしてしまう」 もちろん人間関係は良いに越したことはありませんので、関係を良くするためにお互いが一定の努力をすることは重要です。 しかし現実を見れば、「人間関係が良くなるように努力をすれば、どんな時でも何とかなる」とはとても言えないケースは少なくありません。関係を良くしようと努力や工夫をしても改善が得られない場合、努力を延々と続けていたら、こころの疲弊は更に進んでしまうでしょう。これはむしろ悪い方向に進んでいるとも考え
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