「今日頑張れたら、明日も頑張れる」。92歳の総務課長、玉置泰子さんはそう考えながら66年間にわたって働いてきた。そんな玉置さんが新入社員時代から、毎朝欠かさずしてきたルーティンとは――。 ※本稿は、玉置泰子『92歳総務課長の教え』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。 今日頑張れたら、明日も頑張れる 2020年、「世界最高齢の総務部員」としてギネス世界記録をちょうだいしましたが、私は認定式の直前まで認定されたことを知りませんでした。 認定式でいきなり感想を聞かれ、驚きながら口をついて出たのは、「積小為大せきしょういだい」という言葉でした。これは江戸時代の思想家、二宮尊徳の言葉で、「小さな努力の積み重ねが、大きな成果につながる」という意味です。