先生、ありがとうございます。 この表を拝見した時、思わず溜め息が出てしまいました。 ここまで細部に渡って詳しく説明してあれば、もう迷うことはありません。 ただ、意外でした。 「情緒障害型」だと思っていたのに、一番当てはまっていたのが「合理的ADHD」で、次いで「ジャイアンAC」「のび太AC」だったので… (強迫性障害や適応障害もそうですが、学童期〜青年期の特徴がぴったりです!) 元々の「合理的強迫的」なままで良かったはずなのに、何で「ありのままの自分」探しなんか始めて、自らAC的に自己評価を下げてしまったんだろう… ADHDの本来の姿である「KYののび太」のまま成長する人の方が、稀なんじゃないかって思えてきました。
私はこれまで「ADHDとASはどこが違うのか?」を中心テーマとして考え続けてきた。 私自身ADHDとして、自身の他者への無関心さ、自己中心性、「上から目線」への過剰とも言える反応(怒り)、その結果としての中心志向の自己突っ込み(ジャイアン的な諸特徴)に私自身苦しみ抜いてきた。 また私の母に見られる救いがたい浅薄な表面的認知、「世間体」と自己正当化にしか関心がない特徴も同じADHDの一つの特徴として考え続けてきた。 私が「ジャイアン」と呼んできたものはこれらの情緒的な自己中心性、常に相手より優位を保とうとする行動特性、または常に自分に大多数の関心を引き続けることへの強迫性を併せ持つADHDの姿であった。 これらの一見情緒的で「他者との関係に強迫的になるように見える」認知と行動の特性がASとどこが違うのだろうか、という関心がこれまでの私の中心であった。 今やこの問題の答えは、「ASは個体同士の
さて自己診断タイプ分類に戻る。ADHDグループのタイプは「思い込み型ADHD」「ADHDのAC(ノビ太型)」「合理的なADHD」「自己正当化型ADHD(ジャイアン)」「自己正当化型ADHDのAC」の5分類と私は考えている。(註:私だけの説なので、他所で話しても通じません) ここで残った「人への執着や愛着が無い」ADHDグループの中で、まず「人から指摘されたことが(自分にどんなに不利なことでも)本当のことなら認めるしかない」とあっさり認められる人は「合理的なADHD」と「思い込み型ADHD」である。 これに対して不利なことに限って抵抗があり特有の先延ばし、逆切れや否認になる人は自己正当化型、逆に極端に落ち込む人はADHDのAC(ノビ太型)と分類される。 特に逆切れして相手を責めるタイプは(この自己診断のニーズはあまり無いと思うが)「ジャイアン型の自己正当化型ADHD」で、時にモラハラの加害者
さて前回まででASの自己診断(総論)は一段落として、いったん「人に対する愛着が無い」となった人の自己診断に戻る。 ここに残ったほとんどの人はADHDと分類されることになるが、この後にADHD関連で私は5つのタイプに別れると考えている。 その最初に、まずこの「ADHDグループ」には、「人を必要としない」の他、「移り気で刺激を求める」、「(まだ使えるから)物を捨てられない」、「いろいろな作業を同時進行でいくつも進めてどれも終わらない」、「納得しないと行動しない」、「臨機応変で場当たり的」、「言葉を真に受ける」などの特徴がある人が残っているはずだ。 ただ、ASのときと同様に、「二次障害として痛い目にあったから自分で多数派に合わせるようになった」ということを考える必要があり、こういう場合は上記の「ADHDらしさ」は一見目立たなくなる。これを私は「ADHDのAC」と呼ぶ。 ADHDのACとは、「自分
AC、人格障害関連 ASに似たADHD②ADHDのAC 2007/2/26 AC、人格障害関連, ADHD関連, AS(アスペルガー)関連, その他(医療関連), 研究, 診療 コメント: 69 ADHDのACについてはこれまで何度もここで書いてきたが、最近私はADHDのACは「幼少期のASまたは自己正当化型ADHD(による)被影響症候群」であると考えている。 自己評価が極端に低く、見捨てられ不安と似た「世間から置いてきぼりにされる不安」の中で、周囲に異常に気を使っている自覚があるにもかかわらず、他者から見ると「天然」に見えるという状態であり、本人が努力してある程度修正しているのでADHDらしくも見えず、またACとしては他者から見た悲劇のヒロイン風の深刻さが欠けており、「考えすぎ」と言われてしまう。 ADHDのACも自分の評価に関わる周囲の態度にはASの「関連付け」に近い過剰反応や思い込み
2016 - 04 - 08 発達障害とアダルトチルドレンの違いと共通点。それを改善するには? 発達障害 アダルトチルドレン 身の回りの該当する人の性格や、見た目の印象についてまとめてみた あくまで個人的観点 【AC】 基本真顔が多い 笑ってる時でも目が笑ってない 心から笑ってないため、本当に心から笑った時に驚かれる 人が思いつかないような残酷なことを平気で思いついて引かれる 怖い、不気味と言われる 明るいイメージがない、明るく振る舞ってても無理してる・暗いと言われる 人に依存しやすいけど、あっさり捨てる時もある 人間関係が相当意識しないと対等ではなく上下関係になりやすい 他人との境界線がうまく引けない 経験では 福祉 ・医療・教育・心理系職種に圧倒的に多かった。 それと低身長女性(150cm以下)か高身長女性(170cm以上)に圧倒的に多かった。何かホルモンに関連性があるのか 結婚に夢抱
AC、人格障害関連 ACとジャイアンと受動型AS③ 2007/10/14 AC、人格障害関連, ADHD関連, AS(アスペルガー)関連, その他(医療関連), 研究, 診療 コメント: 10 ジャイアン(自己正当化型ADHD)と受動型ASはこれもまた表面上非常に似ている。自分の非を認められず人のせいにするような結果的な言い方や、近い相手に対する支配的な態度など、一見「ごり押し」でもよく見ると実は受動的であったりする。 この両者は第三者から「話だけ聞く」段階では鑑別が難しい。本人と話してみて、表面上は「緻密で隙がない」という印象を与えるのが受動型ASで、ジャイアンのほうは自己中心的な部分がすぐに「ばれる」ところで分かる。 実際に接してみたとき、ジャイアンは「相手かまわず」自分の主張を展開するのに対し、受動型ASは必ずこちら側の出方を探ろうとするので大体分かる。 ジャイアンのACの場合には、
ADHD関連 「ADD」と受動型ASと依存型ジャイアン 2008/3/23 ADHD関連, AS(アスペルガー)関連, その他(医療関連), 研究, 診療 コメント: 6 実は私はADDという診断をほとんどしない。なぜなら、もっと情報を集めたら受動型ASであったり、ADHDのAC(ノビ太)であったり、依存型ジャイアンである可能性まであるからで、これらのどれになるかは非常に重要だからだ。 ADHDには幼少期はもともとボーっとしたタイプと明らかに多動なタイプがあり、いずれもほとんど大人になると「脳の多動」はみられるので、全くテンションが低いままのADHDと呼ぶ仲間(いわゆるADDを含め)というのは私はあまり考えない。「多動」というのは「過集中」の時には見かけ上起こりうることで、その意味では私はみんな「ADHD」だと思う。 ただ、「ADHDのACで、自己評価が低く、周囲に合わせないといけないと思
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