サイコセラピー研究所TVでは、精神障害者手帳、精神障害者年金、精神障害者の就労等の制度説明や障害者割引等、精神疾患を抱える人にとってお役に立つお得な情報をお届けしています。また、精神疾患の症状や、治療、お薬に関する情報や、職場のパワハラ上司、モラハラ職場、その他のストレスに苦しんでいる方、わが子のかんしゃくやわが...
「新入社員が出社できないので病院に行ってもらったら〈適応障害〉という診断書をもらってきた」とか、「奥さんを亡くした老人がふさぎ込んでしまったため家族が病院に連れて行ったら〈適応障害〉といわれた」などといった話をしばしば耳にします。 でも、いったい〈適応障害〉ってなんでしょう? 病気? 精神疾患? 〈うつ病〉とは違うの? 今回は、精神科医の貝谷久宣医師監修の『新版 適応障害のことがよくわかる本』から、適応障害とはどういう"病気"なのかを見てみましょう! 適応障害って病気、聞いたことある? 突然ですが、〈適応障害〉をどれくらいご存知か、チェック・テストに挑戦していただきたいと思います。1〜6の説明が正しいかどうか、○、×で答えてみてください。 〈適応障害〉は病気ではない 〈適応障害〉になったのは、気持ちがたるんでいるからだ 原因になったストレスがなくなれば治る いきなり泣き叫ぶのも〈適応障害〉
(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます) 執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 環境にうまくなじめないことから、落ち込んだり、意欲や自信を喪失したり、イライラして怒りっぽくなったり、体調面が悪くなったり、場合によってはアルコールなどの嗜癖に走るといった症状をきたすのが適応障害です。 ここでは「働く人の間で増えている適応障害」について解説していこうと思います。 適応障害ってなに? 明確なストレスの原因から3か月以内に症状が現れ、日常生活に支障をきたしている場合に適応障害と診断されます。 つまり、ストレスのレベルが許容範囲を超え、限界を突破してしまった際に起こる病態のことを指しています。 うつ病との類似性が高く、軽度のうつ病と区別がつきにくいとも言われます。
<適応障害関連記事> 適応障害の記事まとめ 【適応障害闘病記】(私の経験まとめです) 01.適応障害は甘えではありません!! 02.当り外れが多すぎる心療内科の選び方 03.適応障害の人への接し方 04.適応障害とうつ病の違い ⇦今ココ 05.自律神経失調症、心身症、適応障害の違い 06.適応障害チェックの4つのポイント 07.適応障害からの退職、転職、復職 08.適応障害は社会不適応ではない! 09.適応障害の治療方法は?治療期間は? 10.小林悠TBS元アナが適応障害を告白 11.適応障害で労災認定は可能か? ※この記事は、私の適応障害になった経験や、お世話になった心療内科医から得た知見、専門家が書いている文献、Webサイト等を総合してまとめておりますが、記事を書いている私自身は医師ではありませんので、その点ご容赦いただけると幸いです。 適応障害とうつ病はよく似ている 冒頭でも触れま
適応障害は、うつ病や不安障害と同様、配偶者など近親者との死別、昇進、異動、人間関係のもつれといったことがストレス要因となり発症します。特に、軽症うつ病と適応障害は非常によく似ており、医師でも判断に迷う場合があるようです。 適応障害は、限りなく軽症うつ病に近い病態であり、適応障害とうつ病は、一連のプロセス上にあるといってよいようです。つまり、適応障害は、「うつ病予備軍」と位置づけることができそうです。 適応障害とうつ病を医学的定義から比較すると、適応障害がはっきりとしたストレス要因があるのに対して、原因となるストレスは必須ではない疾患がうつ病や不安障害ということになります。 適応障害の抑うつと軽症うつ病の抑うつとの臨床的な違いとしては、適応障害の抑うつの場合は、ストレス要因が存在するところでは「うつ病的」ですが、その他の状況(遊びや趣味の世界)では普通にいられるのとは対照的に、軽症うつ病の場
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く