#29 Busy Brain 小島慶子さん、恋人と同化したいと執着「それは強烈な支配欲だった」 互いにがんじがらめの共依存に陥るのです 40歳を過ぎてから軽度のADHD(注意欠如・多動症)と診断された小島慶子さん。自らを「不快なものに対する耐性が極めて低い」「物音に敏感で人一倍気が散りやすい」「なんて我の強い脳みそ!」ととらえる小島さんが綴る、半生の脳内実況です! 今回は、恋人ができるたびに、相手と同化して自分を消してしまいたいと願っていた20代の恋愛を綴ります。 (これは個人的な経験を主観的に綴ったもので、全てのADHDの人がこのように物事を感じているわけではありません。人それぞれ困りごとや感じ方は異なります) 誤解されがちな「自己肯定感」 人に言われて困ったなあと思う言葉に「小島さんは自己肯定感が高いでしょう」というのがあります。自己肯定感という言葉は誤解されていて、自己陶酔やナルシシ