男性ホルモンは、「男らしさ」と切っても切れない関係にある重要な存在だ。多くの男性が気にする"下半身"への影響はもちろん、気力や性格、社会性にまで影響する。20代をピークに緩やかに分泌量が減っていくが、できることなら年齢を重ねても分泌量を減らすことなく、男らしく、若々しくいたいと多くの人は思っているだろう。ところが、ネットなどでは「アルコールを飲むと男性ホルモンの値が下がる」という情報がまことしやかに流れている。これは本当だろうか。エッセイスト・酒ジャーナリストの葉石かおりさんが、飲酒と男性ホルモンの関係について取材した。