嘘でつくられた歴史で国おこしな天皇陵の治定の場合、出土物の年代的に明らかに誤りである場合でも宮内庁は考古学的事実に基づいて治定を改めることをせず、学術調査による検証を拒むので、この件の方がましに見える / “嘘でつくられた歴史で町… https://t.co/ZWRE4HDDJt
さらば、神よ 科学こそが道を作る 作者:リチャード ドーキンス発売日: 2020/07/16メディア: Kindle版この『さらば、神よ』はリチャード・ドーキンスによる無神論者になるためのビギナーズガイドである。原題は「Outgrowing God A Beginner's Guide」で「outgrowing」は成長する、卒業する程度の意味を持っているので、ニュアンス的には神からの卒業、といった感じか。尾崎豊か。ドーキンスはもともと『神は妄想である』の中でかなり攻撃的に宗教や神概念を攻撃していた、筋金入りの無神論者だ。 『神は妄想である』を読んだときは「言いたいこたわかるけどそんなに攻撃的に言ったって聞き入れられないでしょ」と思っていた。だが、本書はさすがにかなりの年月も経って、ドーキンスもそんな姿勢じゃ伝わらないと反省したのか、「あのね、聖書とかに書いてあること、よく読めばわかると思う
質問 結城さん、著書やツイートでとても聡明でかつ学び続けていらっしゃる姿勢をとても尊敬しております。 結城さんが「ご自身の宗教に関して、心底から腑に落ちていらっしゃること」と「ガチの技術者、研究者として活動されていること」に、うまく言葉に出来ない違和感を感じております。 おそらく同様の質問に何度も答えられていて「よくある質問」かと思うのですが、手元で調べた限り見つけることが出来なかったので、質問を送らせて頂きました。 宗教を「ある枠組みでの人為的な洗脳」(この解釈自体も突っ込み対象)と考え、真理を「数学や物理など自然から発掘できる知識」と考えた場合、その二つに対してどのように折り合いをつけているのでしょうか。 回答 ご質問ありがとうございます。質問とは直接関係ないのですが、結城は本を書く仕事をしている数学愛好家&プログラマというだけですから「技術者」はさておき「研究者」というのとは違います
人間は自然界を目的論で説明し、ランダムな現象に必然的因果関係を求め、進化論よりも創造論を信じる傾向があるらしい。 目的論を語る子供たち (2006/11/13) Kelemen and DiYanni[2005]は、英国の児童を調査して、「生物および非生物の自然界の事物について、人工物のような目的機能の説明をつくり、動物と人工物の起源としてインテリジェントデザインを支持する傾向があること」を見つけている When seeing IS believing (2008/10/11) 人間の精神は、世界はランダムであると考えるよりも、神秘的で目に見えない力が秘かに働いていると信じたがる。Whitsonは次のように書いている「あらゆるデータに、人々は誤ったパターンを見出し、株式市場にトレンドを見出し、なじみの人間に陰謀を見出す。コントロールを失うと、たとえそれが空想上の秩序であっても、本能的に秩序
マサチューセッツ州AmherstのHampshire Collegeで天文学と宗教学を教え、パキスタンで進化論とイスラムの調和を講義するSalman Hameedに、イスラム世界における創造論の台頭について、NewScientistがインタビューした。How is evolution perceived in Muslim countries? イスラム諸国では進化論はどのように理解されていますか? If you ask the question of whether you accept evolution or not, we find that a large portion of people, vast majorities, reject evolution. Compared to the US, where 40% are comfortable with evolutio
"若い地球の創造論"は地球の年齢を6000歳に設定しているため、かなり悲しいことをやらないといけない。最も冗談なのは、6000光年より彼方の恒星が見える理由。何らかの説明がなければ、6000光年より彼方の恒星が見えることは怪奇現象。なので、昔は光速はもっと高速だったと言ったけど引っ込めて、地球の時間は超低速だったと言ったりしている。 まあ、それでも、恒星は遠い話だし、光速が有限であることを気にしなければ、忘れていられる問題ではある。 6000歳はあまりに短すぎて、わりと身近なところでも、齟齬をきたす。有名な例が年輪を数えていくと6000歳を超えてる樹木: The 9,550-year-old conifer first took root at the end of the last ice age [Swedes find 'world's oldest tree' (2008/04/1
イスラエル考古学庁(Israel Antiquities Authority)が公開した死海文書(Dead Sea Scrolls)の断片。左は発見された状態の写真で、右は分光技術を用いて撮影したもの(撮影日時不詳)。(c)AFP/ISRAEL ANTIQUITIES AUTHORITY 【8月28日 AFP】イスラエル考古学庁(Israel Antiquities Authority、IAA)は27日、「死海文書(Dead Sea Scrolls)」の数千枚にのぼる断片全部をデジタル画像化し、それをインターネット上で一般公開するという計画を発表した。 「死海文書」は、現存する最古の旧約聖書写本とされるヘブライ語聖書の断片を含む、約900巻の写本の集まり。ユダヤ教とキリスト教の誕生を解明するもので、史上最も貴重な考古学的発見のひとつと考えられている。1947年に死海(Dead Sea)付近
弾小飼さんもお好きみたいだけど。 ⇒12時超えました - 開発チエの日記 いずれ、まじで修道院行くかも知れませんが、科学信仰を捨てるのも難しそうです。 というとき、上座部系の仏教は科学と馴染みやすいですよ。 日本ではあまり知られないかも、いや知られているのかなわかんないけど、米国でも意外と上座部系の仏教が、マインドフルネスとして盛ん。 ⇒極東ブログ: マインドフルネスとしての仏教 ただ日本の上座部系の仏教は、弾さんお好みのA・スマナサーラ師ではないけど、アジアから直輸入みたいなのがあるけど、個人的には、米国経由のほうがわかりやすいんじゃないかな、ただ、解説書は英書になるか。 これはけっこうプラクティカル。とくに勧めるわけではないけど。 ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践: 地橋 秀雄 チベット系の仏教とか、ダライラマのようなゲルクとかもだけど、日本人で好きな人は多いと思うけど、
まだブックマークが増え続けているので、まだやります。 しかし、こんなに大勢の人がわたしの書いたものを見にきてくれたのは史上初。ブックマーカーじゃない人も含めて、ありがとうございます。 2008年04月26日 polynity 宗教, 無神論, 無宗教 宗教を否定するのでも無批判に受容するのでもなくて、純粋に何らかの目的のための手段だと考えて望ましい宗教を設計する、というのが合理的な選択だと思うのだが。http://www.monotheism.jp/sutra/religion.htm 『サイファ』とか… スピシン主義もあったね。(と、常連以外には意味不明のことを書いてみる。) 2008年04月26日 nofrills USA, religion, war on terror, fundamentalist, tolerance, language, 言語 USのfundamental a
以下は、前エントリ発表後に付いた(あるいは気付いた)ブクマコメントへのお応え。 2008年04月25日 invictus 宗教 米国内の新しい無神論の話なので、ドーキンスの主張自体は本筋では無いと思うけど、ドーキンスに食いつく人多杉。といいつつドーキンスの反応が見たいなぁhttp://richarddawkins.net/article,2359,I-dont-believe-in-atheists,Salon 本筋でないにも関わらずそこばかり食いつかれてしまったのは、ドーキンスを含めた「新しい無神論者」の主張がみな同じであるとわたしが主張しているような印象を与えてしまった点が原因でしょうか。それが間違った印象であることは、わたし自身もその「新しい無神論者」に含まれることを考えてもらえれば納得していただけるのではないかと思いますが、説明不十分だった点は反省しておこう。 まあ、ハリスやヒッチ
本家ブログのエントリ「米国を席巻する『新しい無神論者』の非寛容と、ほんの少しの希望」がわたしの記事にしては珍しく大量にブックマークされている。過去もっともブックマークが多かったのが「娘に『セックスやめないと自殺する』と言われた母親」というくだらないネタだったことを考えれば良い傾向か。 このエントリはもともと有料メールマガジン「α-Synodos」の創刊第一号に掲載させてもらった記事の再掲なので、もし誰にも見向きもされないようなことがあれば、まだ評判が確立されていないメルマガ(および編集長の荻上チキさん)に迷惑をかけてしまうのではないかと心配していた。ブックマークの内容には賛否両論あるとはいえ、少なくともこれだけ関心を持ってもらえたということは、メルマガの宣伝にもなったのではないかと思う。 前置きはともかく、以下はブックマークコメントに再コメント。 2008年04月25日 optical_f
神はなぜいるのか? (叢書コムニス 6) 作者: パスカルボイヤー,Pascal Boyer,鈴木光太郎,中村潔出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 185回この商品を含むブログ (17件) を見る 本書は文化人類学者パスカル・ボイヤー*1によるもので,宗教の様々な活動を認知科学,進化心理学的に解説して見せたものである.原題は「Religion Explained」*2.「説明された宗教」ということで,本書は邦題のように「神」が「存在する」理由を説明しているわけではない. 本書の出版は2001年で,デネット,ドーキンスの一連の宗教に関する著書の先駆けとなっていて,これらの本でも好意的に引用されている.私としても機会あれば読みたいと思っていたので訳出されて大変ありがたかった. さて,本書の内容であるが,基本の説明軸は,様々な宗教現象
(07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17
(1)わが国では「ニセ科学」とか「インテリジェント・デザイン」とかいった話題が一部で盛上がっているようだが、そんなのは古いっ、古めかしい、古くさい、古すぎる!! 科学の故地(?)ヨーロッパを見よ、かの地ではすでに泣く子も黙る「イスラーム創造説」の時代が始まっているのだ。小田中がル・マンのホテルで朝食を食べながら読み、おもわずカフェオレを口から噴きだしそうになった『ル・フィガロ』紙渾身の記事を粗訳で紹介したい。 「イスラーム創造説のフランス侵攻」(『ル・フィガロ』2007年2月2日) ここ一週間、フランスのほとんどの中高そして大学に、『創造のアトラス』と題する豪華本が届けられている。この本は、ハルン・ヤハヤ(Harun Yahya、本名アドナン・オクタルAdnan Oktar)なるトルコ人を著者とし、じつに数万部がトルコやドイツから直接郵送されてきているが、大量の図版をもちい、770ページに
2000年前のエルサレムの墓が、ナザレのイエスとその家族のものである可能性がある――最新のDNA分析や統計的解析などの調査結果が映像化され、米Discovery Channelにより特別番組として放映される。 この調査では、イエスとマグダラのマリアの間に、ユダという息子が生まれたという可能性も示唆している。 この墓は1980年にイスラエルのタルピオットで発見されたもので、、そこには10体分の石灰岩の骨壷が見つかった。そこにはイエス、マリア、マタイ、ヨゼフ、マグダラのマリアという名前がアラム語で書かれていた。そして、6番目の名前として、「イエスの息子、ユダ」が刻まれていたという。 これだけの名前が1カ所に集まっており、さらにイエス、マグダラのマリア、ユダと名付けられた遺体の親子関係がDNA検査で裏付けられたことを考えると、これがイエスとその家族のものである可能性は非常に高いと調査チームは述べ
Tuesday, March 21, 2006 信じてもいい理由と信じてはいけない理由 リチャード・ドーキンス (原題: Good and Bad Reasons for Believing) * * * ジュリエットへ 10 才になったお前に、私にとって大切なことについて書きたいと思う。お前は、自分達が知っていることをどうやって知るのかを不思議に思ったことがあるかな? 例えば、小さなピン針のように見える星が、本当は大きな太陽のような火の巨大な球で、とっても遠くにあることを、どうやって知るのだろう? 地球がたくさんの星のなかの一つである太陽のまわりを回る小さな球だというのを、どうやって知るのだろう? それらの質問に対する答えは「証拠」だ。時には証拠というのは実際に何かが正しいということを見ること(聞くこと、感じること、匂いを嗅ぐこと...)だ。宇宙飛行士たちは、地球から遠くはなれて、自分達
(07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17
故人のDNAを含む木を「生きた墓標」に 2005年11月 8日 コメント: トラックバック (0) David Cohn 2005年11月08日 他界した後も人間のDNAを生き続けさせる方法を、イギリスのアートグループが編み出した。遺伝子組み換え技術の神秘的な応用法だ。 ゲオルク・トレメル氏と福原志保氏が設立した英バイオプレゼンス社は、亡くなって間もない愛する人のDNAを木に注入し、その木を生きた記念碑にしようと考えている。 「基本的にこれは、込み入ったパターンのサイレント突然変異と見ることもできる」とトレメル氏は述べた。 遺伝子を注入しても、その木に目に見える明らかな遺伝的な変化が起こるわけではない。人の遺伝子はすべて、ジョー・デイビス氏の「DNAマニホールド法」――生体の遺伝子型にのみ影響を与える――を使用して木に保存されるからだ。 簡単に言えば、バイオプレゼンス社は、木にすでに存在す
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