加藤勝信厚生労働相は26日の衆院予算委員会で、18~24日の7日間に実施した新型コロナウイルスの検査件数が約6300件で、1日平均約900件だったと明らかにした。政府は最大で1日約3800件の検査が可能と説明していたが、実数はそれを大きく下回っていた。質問した立憲民主党の枝野幸男代表は「検査してもらいたいのに放っておかれているとの声があがってくる。わが国が持っている資源をフル稼働できていない」と…
加藤勝信厚生労働相は26日の衆院予算委員会で、18~24日の7日間に実施した新型コロナウイルスの検査件数が約6300件で、1日平均約900件だったと明らかにした。政府は最大で1日約3800件の検査が可能と説明していたが、実数はそれを大きく下回っていた。質問した立憲民主党の枝野幸男代表は「検査してもらいたいのに放っておかれているとの声があがってくる。わが国が持っている資源をフル稼働できていない」と…
新型肺炎で入手が困難になっている、“あの商品”をめぐって、ついに流血騒ぎ。 25日午前9時すぎの神奈川・横浜市。 カメラの先で起きていたのは、取っ組み合いのけんか。 黒い服の人物が地面に倒され、上から別の人物がのしかかっていた。 流血する事態にまで発展したという、このトラブル。 引き金は、新型肺炎の拡大で不足し続けているマスクだった。 けんかは、ドラッグストアの前で起きたという。 開店前のマスクの行列の中で、けんかは始まったという。 映像をあらためて見てみると、けんかをしている横には、マスクを求めドラッグストアに並ぶ人々の姿が。 けんかの最中も、列から離れる様子はない。 撮影した男性によると、トラブルは、この行列で起きたという。 動画撮影者「みんなイライラしてる感じはありますね。きょうは割り込みがあったみたいで、それでけんかになったっていう話は伺いました」、「お店から店員1人出てきて、止め
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【ニューヨーク=柳沢亨之】あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)から作製した心筋細胞を使い、世界で初めて臨床応用した米ハーバード大学の森口尚史客員講師(48)は10日、この画期的な治療法を学会発表するため訪れたニューヨーク市内で本紙のインタビューに応じた。一問一答は次の通り。 ◇ ――患者6人の内訳は。 いずれも米国籍で、日系の患者も1人。ハーバード傘下の同じ病院の患者だ。最初の患者は肝臓移植を受けていたため、心臓が悪くなったのに次の移植の機会がなかなか得られなかった。心筋梗塞や狭心症、糖尿病も持ち、仮に心臓移植をやっても難しかっただろう。ほかの5人も、慢性虚血性で重症の心不全。危険因子を多く抱えていた。3人は何か治療しなければ死んでいただろう。他の3人も1か月くらいしかもたない状況だった。患者たちの容体は安定し、1人は社会復帰して働いている。 ――安全性の確認は。 心
放射性物質にさらされた世代 [ 東北大震災・福島原発事故関連 ] 3月21日(月・祝) 18日から19日にかけて、群馬県と栃木県で放射性物質セシウム137が検出された。 数値は、1日1平方mあたり、群馬で84ベクレル、栃木で62ベクレル。 平常時の1200~2100倍に相当する。 翌日には、それぞれ63、45に下がった。 明らかに12日~16日にかけて福島第一発電所で連続的に起きた爆発・火災事故に原因する飛散と思われる。 「史上最悪の原発事故」と言われるチェルノブイリ発電所事故の直後の1986年5月に、茨城県で月間130ベクレルを観測しているので、それ以来の異常な値。 ところで、もうすっかり忘れられているが、日本人が大量の放射性物質にさらされた時代が、かってあった。 それは、1950~1960年代。 この時期、アメリカ、ソビエト連邦、イギリス、フランス、中華人民共
厚生労働省が8日発表した「薬事工業生産動態統計」によると、医薬品と医療機器の輸出額から輸入額を差し引いた金額が2009年は2兆5635億円の赤字となった。統計でさかのぼれる01年以降、赤字幅は8年連続で拡大した。日本の医療機器メーカーは規模が小さく、欧米勢より劣勢に立たされている。M&A(合併・買収)などによる規模の拡大を通じた競争力強化が課題だ。医薬品と医療機器の合計輸出額は08年比
お医者さんたちって、行政や製薬会社に全責任をなすりつけられてるのに・・・気づかないお人好し集団であることは間違いない。 二種類以上の予防接種を同時に同一の接種対象者に対して行う同時接種(混合ワクチンを使用する場合を除く。)は、医師が特に必要と認めた場合に行うことができること。 http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/170707-b.pdf (平成15年11月28日健発第1128002号厚生労働省健康局長通知「予防接種(一類疾病)実施要領」第一の18の(2)) 法律の世界は、詭弁や揚げ足取りが堂々と通じる世界である。 こういう世界に、ワクチン接種現場の医療関係者が巻き込まれることは十分考えられる。そして、”特に必要と認めた”医師たちに相当の責任ということで、追求される可能性がある。 そもそも、”同時にワクチン接種”なんてできるはずがない。
「負け犬の遠吠え」の酒井順子が書いた「少子」を読んだ。 その中で、 「専門家が無視している少子化要因で、ズバリ『痛いから』、 これが少子化の最大要因じゃないか」と看破していた。 で、アメリカでは無痛分娩が当たり前で、激痛分娩は 「医療費をロクに払えない貧乏人か、極度のナチュラリストだけ」とのこと。 そしてアメリカの医師は、 「激痛分娩は妊婦に多大な精神ダメージを与えるので、可能であれば 無痛分娩をすることを医学的に勧めている」とある。 しかし、日本では「激痛分娩を経てこそ、母親になれる」という訳わからない精神論が横行し、 先進国唯一の激痛分娩国になっている、と書かれている。 ・・・この件を読んで、今の日本のホメオパシー論議を思い出してしまった。 要は、アメリカで、金があるのに激痛分娩を選択するのは、 「現代医学を意図的に遠ざけようとするナチュラリスト」ということであり、 これって今日本で騒
季節性インフルエンザ。毎年流行る、ヒトの免疫をくぐり抜けられる抗原性が変化したウイルスが選択され続ける。新型インフルエンザ。ブタからでてきたばっかりの新人。ヒトの免疫からの攻撃を初めて受ける。 ウイルスv.s.免疫機構は、ウイルス表面の抗原を認識できる抗体があるかないかの勝負になる。ウイルスは自分の情報を書き換え続け、免疫はウイルス情報をアップデートし続ける。 今回の新型インフルエンザはH1N1。これまでH1N1で流行したのはスペインかぜとソ連かぜ。スペインかぜは1918-1919年だが、ウイルス自体は1957年くらいまであった*1。今はもういない。ソ連型ウイルスは1977年に出現して現在まで季節性として流行。今でもいる。 H1N1についてヒト集団の持っている抗原情報は50年前のスペインかぜウイルスのと、30年前から現在まで繰り返しアップデートされているソ連型ウイルスの。ヒトは感染して免疫
「医療がたいへんだぁ、たいへんだぁ」と騒ぎたいだけなら、岩波新書でも 立ち読みすればいいのだが、「何がどう問題でどうやって解決すべきか」に 関心のある前向きな若人には、本書の購入を強くおすすめしたい。 本書の流れとしては、小泉医療改革の総括によって、医療システムの構造的な 問題をあぶりだす。 一言でいうなら、それは医療という破綻確実なシステムへの、一大延命手術だった。 本来、一時的な疾患を想定して作られた保険制度であるが、慢性化しがちな高齢者 医療の比率が増えれば、保険料をどんどん引き上げねばならなくなる。 65歳以上の人間を、15歳以上64歳以下の現役何人で支えるかを扶養率というが、 05年時点で3.3人。これが25年には2.0になることがほぼ確定している。 つまり中学卒業直後の少年少女まで動員して、二人で一人の 高齢者の各種社会保障を面倒見るわけだ。 著者もいうように、これはもはや実現
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兵庫大阪でみつかった豚フルが東京で流行っていないはずがない。なぜ「患者第一号は渡航者」って建前に拘って国民生活に打撃を与え、労力ほどの意味はない検疫ばかりに注力し続けるのか。員数主義で無駄に兵力を浪費した戦中と何も変わらないじゃないか。けど、こういう本当のことを医系技官が堂々と書けるようになったことは時代の進歩だ。大本営発表を垂れ流している新聞の不甲斐なさも浮き彫りになる。独自に医師を取材したり、それっぽい患者のPCR検査くらいやってみろよと。飲めば「あれは戒厳令の演習なんだよ」って話になるが、どこか「関東防空大演習を嗤ふ」的なコラムを書く気骨あるジャーナリストはいないのか。まあ、それが活字媒体の緩慢な自殺なんだろうな。南無。 国内の新型インフルエンザ対策の一番の功労者は、神戸の開業医の先生でしょう。 「何かおかしい、新型インフルエンザかも?」としてPCR検査を決めなければ、今頃まだ「検疫
【新型インフル】「帰ってくるな」「謝れ」…大阪・寝屋川市や学校に中傷殺到 (1/2ページ) 2009.5.14 21:42 新型インフルエンザで、国内初の感染が確認された高校生ら4人に対する「隔離」と、周囲にいた人たち48人の「停留」措置が、15日夕から次々と解かれる。これまでの厳しい行動制限がなくなり、日常生活が可能になる。だが、生徒らの高校がある大阪府寝屋川市などには、誤解にもとづく誹謗(ひぼう)や中傷が殺到。関係者らは、いわれのない偏見などを危惧(きぐ)している。 隔離の4人と停留の48人のうち32人が、短期留学の関係者。寝屋川市によると、生徒らが帰国した8日以降、52件の電話が全国から寄せられた。府や学校にも計100件超の電話が寄せられ、多くが行政や生徒らを批判する内容だったという。 「成田から帰ってくるな」「どうしてあんな学校がカナダ留学にいくのか」といった理不尽な電話や、「な
ちょっと忙しいので、あまりちゃんと書けないのだが、簡単にエントリを上げておくことにする。 『ページが見つかりません - MSN産経ニュース』という記事がMSN産経ニュースで取り上げられた。 新型インフルエンザの感染が拡大している米国で、わざと感染して免疫をつけようという「感染パーティー」が話題になり、米保健当局が20日までに「本人と周りの子供らを危険にさらす」と警告する事態になった。 で、これについたブックマークを見ると、「米国は酷い」という趣旨のコメントがいくつか見られる。ところが、これは何も米国に限った話ではなく、日本でも行われていることである。 今回紹介するのは、事前企画されたパーティではないものの、全く同じ考え方であることがわかると思う。 昨日のホメオパシー勉強会を迎えました ちょうど水疱瘡の話をしているときにCさん登場!! きれいに水疱瘡にかかった子供も一緒にね! (私には水疱瘡
誰もいない店内で客を待つマリア・サイマさん=横浜市中区 豚インフルエンザは、日本国内で商いをするメキシコ人にも影を落としている。店の客足が遠のいたり、商品を心配されたり。「関係ないのに……」。ちょっと過剰な反応に、メキシコ人店主たちは心を痛める。 横浜市中区の繁華街にあるメキシコ料理店「ロス・アミーゴス」。静かな店内でマリア・サイマさん(46)が1人、客を待っていた。 この夜の来客は2人。30人が入る店内は先週まで、予約なしでは座れないこともあった。それが豚インフルエンザ問題の発覚後、客足がぱったりと途絶えた。仕方なく、アルバイトも休ませている。 「豚インフルエンザとは何の関係もないのに……」 マリアさんは日本人男性と結婚し、89年に来日。料理などを通して20年間、日本にメキシコの文化を紹介してきた。今回の騒ぎを「ただごとではない」と感じたのは、店の前を通った女性が「メキシコ料理
重い話題が続いて申し訳にゃーが、先日のエントリで予告したとおり、臓器移植について新聞記事になったのを機会に思うところを述べますにゃ。 http://www.asahi.com/national/update/0206/TKY200902050393.html*1によると、中国へ「臓器提供が極端に少ない日本から患者が渡り続けている構図だ」そうですにゃ。 なぜ、臓器が足りないのか? 臓器が足りないと何が起こるのか? 河野太郎のブログより 国籍法改正問題で、まともな対応をみせた衆議院議員 河野太郎のブログ*2から引用するにゃ。臓器移植法改正の動きがあるようにゃんね。 さすがにデータがしっかりしているよにゃー。 アメリカで人工心臓をつけて移植を待つ場合、平均的な待機日数は約50日。それに比べて日本では、平均的な待機日数が750日、最長では1500日だそうだ。 そしてアメリカでは平均50日待つと移植
抜粋: 世界では一、二年に一つのペースで新しい感染症が姿を現し、人類を脅かしている。ところが「感染症は克服した」という思いこみで、日本は歩みをとめ、予防接種を軽んじるようになった。 80−90年代、副作用被害訴訟問題で敗訴を重ねた国は、新たな感染症対策の導入をためらい、今や制度も意識も「後進国」に。世界からは「はしか輸出国」のレッテルを貼られ、結核の感染率も米国の約四倍で途上国並み。 乳幼児が命を落とすこともある細菌性髄膜炎に毎年約千人がかかる。ワクチンは二十年前に出来ており、先進国ではこの感染症は激減し、世界で百カ国以上で使われているが日本ではまだ使えない。世界標準より五倍厳しい独自の安全基準が使用を阻む。「かからなくても済む病気で多くの児が犠牲になっている」(日赤センター医師)。 完ぺきな安全性を求めるあまり、皮肉にも大勢の命を危険にさらしてしまう、萎縮した感染症行政には、みんなで社会
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