大学への数学(だいがくへのすうがく)は、研文書院が発行していた大学受験での数学を取り扱う参考書である(発行時期:1960年代から2013年)。 概要[編集] 東京出版の同名の月刊誌と区別して、黒い装丁のカバーから黒大数(くろだいすう[1])と略称される。 前身として1950年代には研文社から「東大の幾何」「東大の解析I」「東大の解析II」が出版されていた。 1960年代から学習指導要領の改定に合わせて書名は変遷があるものの「大学への数学シリーズ」として2013年まで発行された。 2013年8月31日で発行元の研文書院が出版、販売の業務を終えるのにともない、2013年6月の時点で、購入は書店と研文書院の在庫分限りとなり、本書の新規の納品は行われていない。以後絶版である。 執筆陣は東京大学名誉教授の藤田宏を中心として、長岡亮介・長岡恭史など。 本書の絶版後、著者の一人長岡亮介は2015年入試以