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■ りぶらサポータークラブで岡崎図書館事件を考えるフォーラム 岡崎市立中央図書館のある建物「りぶら」には、図書館本体以外にも「市民活動総合支援センター」などがあり、「りぶらについて」には、「図書館交流プラザが出来上がるまでには、設計から管理運営の計画まで、多くの市民が関わっています。」と謳われている。そんな岡崎市で活躍されている市民団体の一つに「りぶらサポータークラブ」がある。そのりぶらサポータークラブの主催で、先々週の土曜日に「図書館未来企画フォーラム『ネット時代の情報拠点としての図書館』―― “Librahack” 事件から考える――」が開催され、私も講演者として参加してきた。 このときの様子は、朝日新聞三河版で次のように報道された。 図書館アクセスで起訴猶予 男性、被害届取り下げ求める, 朝日新聞三河版2010年12月19日朝刊 岡崎市立中央図書館のコンピューターシステムに問題があり
12月8日の朝日新聞記事には「私にとって重要なポイント」「皆さんにお伝えしたいこと」が書かれていないので補足します。 岡崎図書館事件の真実を検証 「起訴猶予の男性が被害届の撤回要求」についての補足 本日12月8日の朝日新聞に岡崎図書館事件の記事が載りました。(見出し「起訴猶予の男性が被害届の撤回要求」) 記事には、7日の定例会見で岡崎市長が図書館事件について話したことに対する私のコメントが含まれています。 この記事には、「私にとって重要なポイント」「皆さんにお伝えしたいこと」が書かれていないので、ここで補足します。 私個人としては、「障害発生当時はお騒がせしてすいませんでした」という気持ちがありますので、謝罪云々ということにはこだわっていません。 それよりも、これが前例となって、他の技術者の皆さんに迷惑がかかることを心配しています。今後ほかの技術者の皆さんが、同じ状況に出くわしたときに、私
さる12月1日の朝日新聞福島版の「記者有論」欄に,岡崎市立中央図書館事件の報道で一躍名を馳せた神田大介記者が「図書館とIT 向き合わねば存亡の危機に」という見出しのもと執筆しています(それにしても,毎日新聞は「記者の目」欄をwebで公開しているのに,朝日は何故「記者有論」をwebで公開しないのか。せっかくの有意義な論考が勿体無いじゃないですか)。これは図書館業界人必読です。 この記事に書かれていることには,ほぼ同意しますが(しかし記事に出てくる「汗をかきます」という話,身につまされます。予算も人手もない図書館にしてみれば「渡りに船」だったんでしょうねえ(sigh)。),外部から指摘されるほどに危機的な現状に至った背景について,図書館の来館者として,また図書館に出仕している者として約30年この業界とつきあってきた人間はいささか説明する必要があると思うので,ひとくさり書き綴ってみようと思います
朝日新聞名古屋本社版2010年8月23日夕刊6面「パスワード、管理会社員が解除」 朝日新聞社データベース事業センターの許諾のもと転載(承認番号:2-1666) ※朝日新聞社に無断で転載することを禁止する このように、 ソフトの管理会社員が使い勝手をよくするため、外したという。(略) 同社は(略)個人情報の流出はなかったとしている。(略) 「複数の担当者が平行して作業するので、パスワードがない方が便利だと思った」と説明したという。 朝日新聞名古屋本社版2010年8月23日夕刊6面「HPパスワード、管理会社員が解除 九州の2図書館 改ざん可に」 とある。 このAnonymous FTPサイトは、その後(記事中の8月4日以後)Anonymous FTPサイトではなくなり、パスワードによるアクセス制御機能の付いたFTPサーバとなった。現在もインターネットから接続できる状態*1になっている。
謝罪する米津真・図書館交流プラザ総合館長(右から2人目)ら=愛知県岡崎市役所 愛知県岡崎市は28日、同市立中央図書館の個人情報163人分が全国37の図書館のコンピューターから見つかり、一部の図書館からインターネットを通して外部に流出したと発表した。返却期日までに本を返さなかった利用者の氏名や書名、電話番号などで、同図書館のシステムを作った業者が他の図書館に同じシステムを流用した際、個人情報を削除しなかったことが原因とみられる。 同市立図書館のシステムを作成、管理している三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS、東京)と同市が記者会見して明らかにした。 会見での説明によると、個人情報のリストは2005年6月末ごろつくられた。159人分の氏名と電話番号、年齢、本の書名のほか、図書館の利用者番号、貸出日などが掲載されていた。その時点で返却期日を過ぎても本を返していなかった人のうち、そ
*MELIL/CS コピペ導入疑惑追跡 [[2010年9月28日報道発表>http://www.city.okazaki.aichi.jp/appli/06/wp06_view.asp?hdnBangou=9621]]にて明らかになった[[三菱電機インフォメーションシステムズの図書館情報システム MELIL/CS からの情報漏洩>http://www.city.okazaki.aichi.jp/appli/06/wp06_view_tenpu.asp?id=9621|1]]に関して,岡崎市立中央図書館利用者の個人情報が他の図書館にコピーされ,漏洩していたことが明らかになりました。 このことについて,私たちは複数の図書館において,システムがコピーされていたことを突き止めています。 (一部については,念力デバッグで活躍した三名のうちの一人,[[ぐて~さんの blog>http://gutei.
画像をクリックすると大きく表示されます。 三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)と自治体システムについて(この記事の関連の前記事) 上のリンク先の記事は2010/09/21に書いていますが、この時点で急速に証拠隠滅と思われる各地のMELIL/CSを導入した各地の自治体、図書館でのWebから見える改変が行われました。 自治体は認識していたのでしょうか? これはWebのこの記事からの問いかけだけでは無く、実際、自治体様にも電話で連絡し、該当する他自治体のページとしか考えられないページやコンテンツを確認も電話中にブラウザで見て頂くなりして一緒に確認もしました。 しかし、大して問題にもして無いようです、今日現在。 良いのでしょうか? 他の自治体のシステムを複製したと言い切っても良いような状況であって、それをどこまでどういう手段で複製して、その自治体の許可無く使って良いものなのでしょうか?
先日、岡崎市立中央図書館のWebサイトに対しクローラで連続アクセスした男が逮捕される、という事件があったが、毎日新聞によると、この岡崎市立中央図書館で今度は個人情報の流出事件が発覚したそうだ。 流出したのは利用者163人分の名前や年齢、電話番号、借りた本のタイトル、貸出日など。 ソフトを開発した三菱電機インフォメーションシステムズ(東京)によると、同図書館が最初のソフト販売先だった。岡崎市の利用者の個人情報を誤って残したまま、ソフトをほかの全国37の公立図書館に販売してしまったという。宮崎県えびの市と福岡県篠栗町の図書館のホームページ(HP)から、岡崎市の個人情報がダウンロードされたことが確認された。 このたび、弊社が開発、販売する図書館システム「MELIL/CS」(メリルシーエス)のプログラムライブラリにおいて、岡崎市立中央図書館利用者様の個人情報を他の37の図書館様に混入させたことが判
三菱図書館システム MELIL/CS 導入事例岡崎市立中央図書館様 先進の図書館を支えるシステム化により、貸出・返却・問い合せ・情報発信の各種業務で、利用者の利便性向上と図書館員の作業省力化を実現 岡崎市立図書館交流プラザ【愛称:Libra(りぶら)】の中核施設として多くの利用者を集める岡崎市立中央図書館。貸出・返却される本は休日には約1万2000冊にも上ります。 こうした膨大な本の貸出・返却をはじめとした図書館業務を効率化するために、同図書館では三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(MDIS)の図書館システム「MELIL/CS(メリルシーエス)」を中核としたシステムを構築。自動貸出や自動仕分、郷土資料をデジタル化したWeb検索機能などを通じて、利用者の利便性向上を実現しています。 先進の図書館を支える業務全体のシステム化に着手 岡崎市中心市街地再活性化拠点整備として建築された岡崎
愛知県岡崎市立中央図書館は28日、利用者163人分の個人情報がインターネットを経由して外部に流出したと発表した。05年6月末時点で図書の予約や返却延滞をしていた一部の利用者の名前や年齢、電話番号、借りた本の題名、貸出日などが流出した。 ソフトを開発した三菱電機インフォメーションシステムズ(東京)によると、同図書館が最初のソフト販売先だった。岡崎市の利用者の個人情報を誤って残したまま、ソフトをほかの全国37の公立図書館に販売してしまったという。宮崎県えびの市と福岡県篠栗町の図書館のホームページ(HP)から、岡崎市の個人情報がダウンロードされたことが確認された。 同社は「個人情報の取り扱いが不十分で、誠に申し訳ない」と陳謝し、岡崎市立中央図書館は「多大なご迷惑と心配をかけ、おわびする」とコメントした。 同図書館では今年8月、ソフトの古さが原因でHPの閲覧が困難になる問題も発覚している。【中村宰
以前、 Web サービスの開発者は、「多くの利用者は、どのサービスにもおんなじパスワードを使ってる。」って覚悟をもってなきゃいけないと思う。[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?20100619S1] という記事を書いた。 セキュリティ企業のF-Secureが、英国、ドイツ、スウェーデンで1500人のインターネット利用者を対象に実施した市場調査の、 回答者の約20%が同一のパスワードを使い回していた。 という結果から、サービス提供者としては、利用者が他のサービスと同じパスワードを使用している可能性も考慮すれば、利用者のパスワードを預かることには大きな責任があるという事を書いた。 万が一、 利用者の個人情報と共にパスワードが漏れる様な事があって、利用者が同じパスワードを他のサービスでも使用していれば、そのサービスも危険に晒される から、パスワードを認証に用い
合成画像ではありません。 画像をクリックすると大きく表示されます。 数日前の豊前市の図書館に存在していたページです。 URLは豊前市 大きな絵文字は篠栗町 そして住所はえびの市 他の図書館でも多数このような他自治体に納品してあるものが複製されたことがわかるページが多数存在していました。 このようなことが考えられます。 他にもこのような例もあります。 URLと表示内容を確認してみてください。 しかし、Twitterで話題になってから急速に証拠隠滅と言える自治体自体が確認も出来ないように消されてしまいました。 他にも多数の図書館でこのような状況を確認出来ていました。 自治体に説明してから消したり修正したのでしょうか? どう思いますか? 特にそれぞれの自治体にお住まいの方々。 複製されたのは単にWebページの情報だけじゃないかもれないのですよ? 住民の個人情報も自治体内部のシステムを操作出来るな
The trouble with Google Books - Laura Miller - Salon.com Google Books の問題点についてはいろいろなことが言われているが、Rebecca Blood さんのところで知ったこの文章が指摘する問題は面白い。 検索結果がひどくて使えないというのだ。1950年以前に刊行された本に限定して「Internet」を検索しても500件以上ひっかかるし、ウディ・アレンが生まれる前に刊行された本に限定して彼の名前を検索して300冊以上ひっかかる。 何でこんなことが起きるのか。メタデータの扱いがなってないから、というのがカリフォルニア大学バークレー校教授 Geoffrey Nunberg の指摘である。彼は Google について以下のように分析する。 Google Books は二つの形で考えられる。一つは新しい図書館として――私はそれを「最
富士通株式会社が、公共図書館向けのSaaS(Software as a Service)型の図書館業務システム「WebiLis」の販売開始を発表しています。同社のデータセンターから図書館業務支援ソフトウェアをインターネット経由で提供するというものです。 公共図書館業務支援ソフトウェアをSaaSで販売開始(2010/9/6付け富士通株式会社のプレスリリース) http://pr.fujitsu.com/jp/news/2010/09/6-2.html 富士通、公共図書館業務支援ソフトウェア「WebiLis」をSaaSで販売開始(2010/9/7付けCNET Japanの記事) http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20419557,00.htm 参考: NECネクサソリューションズ、図書館システム「LiCS-Re」をSaa
2010年9月1日付 役員人事のお知らせ 2010年9月1日 役員の異動についてお知らせします。 退任(2010年8月31日付) 役職 氏名 前 取締役 下間 芳樹 役員の体制については、役員一覧をご確認ください。 お問い合わせ先 このトピックスに関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお願いいたします。
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