■1971年11月30日 革命左派の先発隊が出発 革命左派は、安全を確かめるため、まず大槻節子、杉崎ミサ子の2人が先発隊として新倉ベース へ出発した。植垣はこの日になって、森に迎えに行くように指示され、待ち合わせ場所の新倉鉄橋へ向かった。 ■1971年12月1日 革命左派の本隊が出発 植垣が、大槻節子、杉崎ミサ子と合流。安全であることを確認した大槻は、永田に連絡する。植垣、大槻、杉崎はこの日は河口の岩陰にテントを張って泊まる。革命左派の残りのメンバー(永田洋子、坂口弘、寺岡恒一、吉野雅邦、前澤虎義、岩田平治、金子みちよの7名)は大槻の連絡を受けて出発した。 ■1971年12月2日 「水筒を持っていないの?」「なくても頑張る」 朝食後、植垣は、他の人たちが来る前に3人の荷物を尾根まで運び上げておくことにした。 このとき植垣は彼女たちが水筒を持っていないことに気づいた。「水筒を持っていないの?
この巻より陰惨さが非常に増してくるため、レビューを見送ってきたのですが、リクエストがあったので続きを書く事にしました。 6巻はある意味「(キチ○イエクストリーム・スポーツ的な)大学のサークル活動」が終焉する節目となる巻です。 山岳ベースで腕相撲大会をしてはしゃぐ武装革命サークル部員達。これに酒と花火とヤリ部屋があれば完璧です。 決勝でだまし討で勝利をおさめる処刑予約番号13番の白根さん。このように革命者連盟は女の方が機転が利いてフットワークの軽い人間が多いのですが、彼女らの大多数は殺されるか脱走するかの二択の運命を辿ります。 こうして楽しく談話している姿に処刑予約番号を重ねあわせると不吉な予感しかしません。 まず、最初の綻びは処刑予約番号6番の薬師さん、再度脱走病が発病。しかもそれをペラペラ赤城に喋ってしまうという軽率さが寿命を縮めます。 東京に戻ってマスコミと接触する処刑予約番号14番の
(写真)「性奴隷犠牲者(元『慰安婦』)に対する日本の誠実な承認とおわびがなければ、平和と繁栄はない」と書かれた横断幕と、米議会前に集まった韓国系米市民ら=29日、ワシントン(洞口昇幸撮影) これほど深刻な主権放棄・対米従属の姿勢を公然と示した首相はいないのではないか―。4月29日(日本時間30日未明)、米上下両院合同会議で行われた安倍晋三首相の演説を聞いて、そう思わざるをえませんでした。 「世界の平和と安定のため、これまで以上に責任を果たす。そのために必要な法案の成立を、この夏までに必ず実現します」。首相は、自衛隊が米軍の戦争に地球規模で参戦する「戦争立法」についてこう表明しました。 同法案は、まだ国会にも提出されていません。加えて、国民の大多数は、若者を戦場に送り、命の危険にさらす「戦争立法」の成立反対、または慎重審議を望んでいます。 しかし、首相はおかまいなしです。同日午後(日本時間3
安倍晋三首相がオバマ米大統領と会談しました。その際、発表された「日米共同ビジョン声明」には「不動の同盟国」「強固な同盟」「揺らぐことのない同盟」などという言葉が並びましたが、会談で実際に示されたのは、日本国民多数の反対世論を切り捨て、沖縄の米軍新基地建設や新ガイドライン(日米軍事協力の指針)・「戦争立法」の法案化、環太平洋連携協定(TPP)の早期妥結を問答無用で推し進めようとする、許し難い強権姿勢でした。 沖縄の「屈辱の日」再び 沖縄の米海兵隊普天間基地(宜野湾市)に代わる名護市辺野古の新基地建設問題をめぐり、首脳会談の焦点になったのは、安倍首相が今月17日に初会談した翁長雄志知事の要請を受け、「沖縄県民は辺野古移設計画に明確に反対している」(翁長氏)ことをオバマ大統領に伝えるかどうかでした。 ところが、日米両政府は首脳会談前日の外交・軍事担当閣僚会合(2プラス2)の共同発表で、辺野古の新
カンボジアの旧ポル・ポト政権幹部を裁く特別法廷で今年8月初め、元最高幹部2人に初の有罪判決が下されました。4月末までカンボジア特別法廷(Extraordinary Chambers in the Courts of Cambodia:ECCC)/国連クメール・ルージュ裁判支援機関で広報官を務めた日本人国連職員の前田優子さんによる報告を以下ご紹介します。 *********************** 1970年代にカンボジアを殺戮の場と化した旧ポル・ポト政権幹部を裁く特別法廷で今月初め、元最高幹部二人に初の有罪判決が下された。多くの人々が心待ちにしていた判決が出たことで、法の裁きによる正義の確立に向けて一歩前進したことを喜ぶ法廷支援者も少なくないだろう。私もその一人で、この春まで5年間、広報官として法廷と一般の人々をつなぐ橋渡し役をして来た者として、「節目」を迎えたことをうれしく思う。 ▲
「生き残るための日々だった」リティー・パニュ監督、激動のカンボジアでの幼年期を語る 2014年7月4日 17:05 リティー・パニュ監督[映画.com ニュース]ポルポト政権下、クメール・ルージュによる虐殺を奇跡的に生き延びたリティー・パニュ監督が、土人形を用いたクレイアニメーションと貴重なアーカイブ映像で当時の状況を表現した最新作「消えた画 クメール・ルージュの真実」が7月5日公開する。「生き残るための日々だった」と激動のカンボジアでの幼年期をパニュ監督が振り返った。 両親や友人を失い、13歳で労働キャンプを脱出しフランスに渡り、映画製作を学んだ。そして自ら体験した「虐殺の記憶」を伝えるために、フィクションとドキュメンタリーの垣根を超える作品を数多く製作してきた。今作は第66回カンヌ映画祭ある視点部門最優秀作品賞を受賞、本年度アカデミー賞外国映画賞にノミネートされ、世界的な注目を集めた。
「歴史を直視しろ」。中国の習近平政権は戦後70年を意識し、しきりに日本を牽制(けんせい)する発言を繰り返している。それならば、中国の歴史も直視しよう。1970年代、数百万人ものカンボジア国民を虐殺したポル・ポト政権を“熱烈”支援していたのはどこだったのか。「一度も謝罪しない」で開き直る中国の態度に憤るカンボジアの人々の声を米紙が伝えている。 中国なくして殺戮なし 「中国こそ自らの歴史への直視を迫られている」 米紙ニューヨーク・タイムズが掲げた見出しの記事は、首都プノンペンにある悪名高き「ツールスレン・ジェノサイド(虐殺)博物館」の場面から始まる。 同博物館はかつて高校だったが、ポル・ポトが実権を握ったクメール・ルージュ(カンボジア共産党)支配の「民主カンプチア」時代、「S21政治犯収容所」となり、約2万人が収容されたとされる。生き残ったのはたったの8人。反対する者、疑わしき者は粛清、抹殺す
いっせい地方選後半戦の区市町村長選、市区町村議選は、一票を争う大激戦・大接戦のまま26日の投票日を迎えます。日本共産党は選挙最終盤、候補者を先頭に「戦争立法」反対や暮らしを守る政策を訴え抜き、「党の風」を吹かせようと奮闘しています。投票先に迷っている有権者も、共産党支部・後援会による宣伝・対話のなかで、党支持へと変わる例も生まれています。こうした党への期待を全員当選へと結びつけることができるかどうかは、最後までの奮闘にかかっています。 北海道北広島市では、「もう投票先は決まっている」という女性が「戦争立法」の説明を聞き、「そんなことは知らなかった。安倍さん(晋三首相)は何を考えているのか」と党支持を約束。長野県松本市でも、マンションの集合ポストにビラを配布していると、管理人が「俺のマンションにも配るからチラシをくれ」と声をかけてくるなど、他党がまともに政策を語らないなか、堂々と政策を語り、
大激戦・大接戦となっている道府県議選・政令市議選(12日投票)で、米国の戦争に自衛隊が参加・支援する「戦争立法」がいよいよ重大争点に浮上しています。投票日翌々日の14日には、自民・公明両党が「戦争立法」の法案原案にもとづく与党協議を再開。「戦争立法ストップの声は共産党へ」の訴えに、党本部にも「いまの安倍政権は本当に怖い。自民党支持だったが、共産党に入れようとまわりにも話している」との声が寄せられています。「自民、公明、維新への一票は『戦争への一票』、共産党への一票は『平和への一票』」という対決構図が鮮明です。 自民・公明両党の与党協議は、安倍首相の訪米(26日~)をにらんで、いっせい地方選前半戦終了後の14日に再開。5月の連休明けに「戦争立法」の法案を閣議決定して審議入りし、6月24日までの国会会期を大幅延長してお盆前の強行採決を狙っています。 これに対し、きっぱりと反対の姿勢を貫くのは、
沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対して続けられている辺野古の海岸のテント村での座り込みが、2004年4月の開始から1日で4000日となりました。 ヘリ基地反対協議会の安次富(あしとみ)浩共同代表は「名護市民のたたかいがオール沖縄に至り、全国的、国際的に支援も広がり、たたかいを勝利に導く発展をとげています。これからも翁長雄志(おなが・たけし)知事や稲嶺進名護市長を支え現場のたたかいを展開していきたい」と語りました。 娘や孫と初めてテント村を訪れた北谷(ちゃたん)町の男性(88)は「祖国復帰闘争を頑張ったけど、まだ沖縄は返ってきていない。沖縄にだけ負担が大きすぎる。沖縄の人をばかにしすぎだよ」と基地建設を強行する政府に憤りました。浜辺で遊ぶ孫たちを見て、「きれいな海だね。基地を孫たちに残してはダメさ」といい「がんばろうね」とこぶしを突き上げました。 この日も新基地建設に向けた海上作業が
(写真)イラクやシリアに対する空爆や無人機作戦をやめるよう求めてデモ行進する人たち=21日、ワシントン(島田峰隆撮影) 【ワシントン=島田峰隆】米国の反戦平和団体や帰還兵を支援する団体などは21日、イラクやシリアに対する空爆や世界各地での無人機を使った作戦をやめるよう米政府に求める集会をホワイトハウス前で開き、ワシントン市内をデモ行進しました。 イラク戦争開始12年にあたり平和団体が共同で18日から開いてきた催しの締めくくりの集会です。観光客でにぎわうホワイトハウス前には数百人が集まりました。 参加者らは「これ以上の戦争はもうごめんだ」「イラン(核問題)に対しては爆弾でなく対話を」「帰還兵は終わりのない戦争と軍国主義に反対する」などと書いた横断幕やプラカードを掲げました。 反戦団体「退役軍人平和会」のバリー・ラデンドルフ議長は「政府は米国や世界を安全にすると言って各地で空爆やテロ容疑者への
自民党は、今月17日の衆議院本会議で共産党の志位委員長の質問中に、党所属の議員が「さすがテロ政党」というやじを飛ばしたとして共産党に謝罪し、与野党は20日の衆議院議院運営委員会の理事会で、国会の品位を傷つける発言を慎むことを確認しました。 共産党の志位委員長が今月17日の衆議院本会議で安倍総理大臣の施政方針演説などに対する代表質問を行っている際に、議場内から「さすがテロ政党」というやじが飛びました。 これを受けて共産党は、「いわれなきひぼう中傷で、国会の品位に関わる問題だ」として、衆議院に対し事実関係を調査するよう求めていました。 こうしたなか自民党は、やじを飛ばしたのは党所属の山田賢司議員だったとして、20日までに共産党側に謝罪しました。 山田氏はNHKの取材に対し、「共産党におわびして訂正した。大変不適切であり、今後、本会議であのような発言をすることは慎むようにしたい」と述べました。
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