日本共産党の志位和夫議長は15日、都内の在日韓国大使館で尹徳敏(ユン・ドクミン)大使と会談しました。志位氏は党の「東アジアの平和構築への提言」について説明したうえで、本国に伝えてほしいと要請しました。尹大使は謝意を示したうえで、伝えると応じました。 志位氏は、「東アジア平和提言」が東南アジア諸国連合(ASEAN)の「インド太平洋構想(AOIP)」に注目し、排他的でなく包摂的な地域づくりが必要との立場から、関係国が広く受け入れ可能なものにしていると紹介しました。 また、志位氏は、北朝鮮の核問題や日本の歴史問題をはじめ、北東アジアには特別な困難があるとしつつ、こうした問題すべてを外交の英知で解決する立場からの提案だと説明しました。 志位氏は、日韓米中などが参加する東アジアサミット(EAS)の包摂性を「提言」が重視しており、今月末に韓国を議長国に開催予定の日中韓首脳会談についても、北東アジアの重