印刷 関連トピックス原子力発電所経産省前のテントの撤去命令に抗議する市民団体ら=27日午後5時39分、東京・霞が関、内田光撮影 東京・霞が関の経済産業省の玄関脇で、「脱原発」を掲げる市民団体が設置しているテントについて、経産省は27日午後5時までの撤去を命じていたが、この日は具体的な行動は起こさず、静観を続けた。一方、撤去命令に団体側は反発を強め、命令に応じる構えはみせていない。 「原発いらない」「テントを守れ」。この日午後5時ちょうど、テント前では市民団体が開いた集会の参加者たちが経産省に向けてシュプレヒコールをした。 脱原発を訴える「経産省前テントひろば」がテントを張ったのは、昨年9月11日。同省を約1300人で囲む「人間の鎖」の活動がきっかけだった。「繰り返すな 放射能汚染」といったのぼりが掲げられ、テントが三つ。4、5人が寝泊まりしながら、ほかのメンバーとともに署名活動などを