大韓航空機内でナッツの出し方に怒って離陸を遅らせた同社前副社長、趙顕娥容疑者(40)が航空保安法違反容疑などで逮捕された事件に絡み、趙容疑者の妹で同社専務の顕●(=日へんに文)氏(31)が12月中旬に、趙容疑者に代わって「必ず復讐する」と誓う内容の携帯メールを姉に送っていたことが分かった。韓国紙ハンギョレ新聞が31日報じた。 復讐の対象は報じていないが、趙容疑者が飛行機から降ろした客室サービス責任者の男性か、問題を外部に漏らした同社関係者に人事で懲罰を加えることを意図していたとの見方が広がっている。趙姉妹は同社の経営トップの娘。この男性は「趙容疑者の行動に問題はなかった」との虚偽陳述を大韓航空幹部から強要されたと暴露していた。 顕●(=日へんに文)氏は31日朝、自身のツイッターに「幼稚な私の過ちです。どうか許してください」と書き込んだ。(共同)