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ブックマーク / bike-lineage.org (79)

  • NZ250/S(NJ44A)-since 1986- - バイクの系譜

    「URBAN RUNABOUT」 RG250ガンマやGF250などにより2stレーサーレプリカ250や四気筒250熱狂時代が訪れていた1980年代半ばにスズキがポンっと出してきた全く違う流れのNZ250/NJ44A型。 このモデルはトレールバイクDR250Sに積まれていた空冷OHCエンジンの上を丸ごと新造し ・SACS(油冷システム) ・TSCC(DOHC多球型燃焼室) で33ps/10000rpmというゴリゴリのチューニングを施したエンジンを、125ccかと思うほど細く短いバックボーンフレームそれも丸パイプとハイテン鋼角パイプのハイブリッドになっている非常に凝ったものへ積んだシングルスポーツ。 リアサスペンションもEフローターという当時としては最新テクノロジー。おまけに(当時としては)軽量化を考えてかホイールはキャストではなくアルミリムのスポークホイールという一風変わった組み合わせでした

    NZ250/S(NJ44A)-since 1986- - バイクの系譜
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    gui1 2024/05/22
  • Z400LTD/CLASSIC(Z400T/R) -since 1979- - バイクの系譜

    「REAL AMERICAN」 先に紹介したZ400のエンジンをベースに ・プルバックハンドル ・ティアドロップタンク ・専用フレームにハイバックシート を施してアメリカンスタイルにしたモデル。 俗に言うジャメリカンというやつなんですが、イージーライダーや白バイ野郎ジョン&パンチなどで高まっていたアメリカン人気に火を付けブームを巻き起こすキッカケになったモデルでもあります。 4年ほど前に改正された中型限定自動二輪免許(現:普通自動二輪)の若者が増えてきたのも追い風でした。 相変わらずカワサキカワサキは先見の明が凄いな・・・と言いたいところなんですが、実際は先に紹介したアメリカ向けにも同じモデルがある。 つまり結局の所これもアメリカで街乗りに最適なクルーザーとして売り出す狙いがあったモデル。しかも狙い通り人気が出てたよう。 だからこれジャメリカンとか言われますが、実際にアメリカで売ってし

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    gui1 2024/04/25
  • 水牛であり闘牛である GT750(GT750J~N)-since 1971- - バイクの系譜

    「大いなる余裕。男の王座―――」 1971年の東京モーターショーにて登場したスズキ初のナナハンとなるGT750。 ツルツルなエンジンを見てもらうとわかる通り、この時代としては非常に珍しく、国産車としては初となる水冷エンジンを搭載しているのが特徴です。 ナナハンという言葉を生みだしたCB750FOURから2年後の話といえばどれだけ最先端だったのかが分かるかと。ちなみにGT750の販売価格はフォアと同じ385,000円と、バチバチな感じでした。 そんなGT750ですが 『2st/水冷3気筒/738cc』 という要素を見ると、さぞやとんでもない速さだったのだろうと思うわけですが、実際は最大トルクを5500rpmで発揮しつつ67馬力となっている怒涛のトルク型で、比較的重めの車重も相まってドッシリ威風堂々と走るビッグネイキッドらしいモデルでした。 そんな性格な事に加え、水冷エンジンということから 「

    水牛であり闘牛である GT750(GT750J~N)-since 1971- - バイクの系譜
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    gui1 2023/07/30
  • GPz400F/F-II(ZX400A2~/C) -since 1983- - バイクの系譜

    最近の投稿 2023年度401cc~販売台数TOP10 ※二輪車新聞推定値1月 4, 2024 2023年度251~400cc販売台数TOP10 ※二輪車新聞推定値1月 4, 2024 2023年度126~250cc販売台数TOP10 ※二輪車新聞推定値1月 4, 2024 2022年度401cc~販売台数TOP101月 1, 2024 2022年度251~400cc販売台数TOP101月 1, 2024

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    gui1 2023/01/29
  • COBRA(GJ73A)-since 1989- - バイクの系譜

    「ストリート・スーパースポーツ」 GSX-R250RのネイキッドバージョンにあたるCOBRA。 名前の由来は見て分かる蛇のコブラを意識した通り張り出したラジエーターサイドシュラウドから。 なんかカタログを見ると漫画のコブラも意識してるような・・・ このバイクが出たのはレーサーレプリカブームが去りつつあった事が主な理由なんだけど、それにしてもCOBRAはちょっと異質。 GSX-R250Rのネイキッド版と言えばそれまでなんだけど、ネイキッドでも今流行りのストリートファイターともちょっと違う・・・というのも当にGSX-R250Rのカウルを剥いただけのバイクだから。 エンジンはもちろんそのまま、ツインチューブフレームと逞しいスイングアームもそのまま、四連キャブもそのまま、タンクもそのまま、カウルもそのまま。だから型式もそのまま。 変わった所と言えばカウルを剥いた代わりに付けたラジエーターガード用

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    gui1 2022/12/16
  • TEMPTER(NK43A)-since 1997- - バイクの系譜

    「大人のスタンダード」 1997年に登場したテンプター/NK43A型。Savageが”獰猛なやつ”という意味だったのに対しこちらは 「Tempt(誘惑)+er(する人)=TEMPTER(誘惑する人)」 という意味。 ちなみにこれは通称名という一種のあだ名みたいなもので正式な機種名はST400Vといいます・・・そう、クラシックな見た目からも分かる通りST250のお兄さん的な立ち位置で登場したバイクなんですね。 特徴としてはサベージと同じエンジンを王道のようなセミダブルクレードルフレームに搭載する形で他にも ・アルミバフ仕上げの二連メーター ・バフ仕上げのシリンダーヘッドカバーキャップ ・懐かしい円筒クロムメッキウィンカー ・スリムさを重視したタンクとシート ・パイプ状のグラブバー ・デュアルツーリーディングブレーキ ・アルミH型リムスポークホイール などなどちょっとした細かい部品にクラシカル

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    gui1 2022/01/14
  • 7と1でWE/R1 YZF-R7 (5FL) -since 1999- - バイクの系譜

    「OW-02」 一年前に登場したYZF-R1にソックリな見た目のYZF-R7(5FL) R1やR6と同じ開発責任者(三輪さん)、そして同じGENESIS思想のスーパースポーツということから、デルタボックスフレームに加え、主要三軸の三角形レイアウトによるエンジンのコンパクト化とロングスイングアーム化など作り(設計)も基的にR1と似ています。 ただし、YZF-R7はR1と違い ・バックトルクリミッター(ヤマハ初) ・デュアルFI ・前後オーリンズ ・シングルシート仕様 ・チタン製バルブ&コンロッド ・イモビライザー などなどYZF-R1ですら最近になって採用された豪華装備の数々を10年以上も前の時点で装備。 そのため限定400台で約400万円という有り得ない高額さでした。 これはYZF-R7は世界市販車レースに出場し勝つためだけに作られたホモローゲーションモデルだから。 ZX-7Rの系譜でも

    7と1でWE/R1 YZF-R7 (5FL) -since 1999- - バイクの系譜
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    gui1 2022/01/03
  • 2st最後の技術革新は4st化だった -同爆とビッグバンエンジン- - バイクの系譜

    ビッグバンエンジン、同爆エンジンという言葉を聞いたことが有ると思います。 今でこそ同義語として広まっていますが最初は違ったのでそこら辺を含め長々と書いていきます。 これは半世紀以上の歴史を持っていた2st四気筒500ccのトップレースWGP500(現MotoGP)で広まった用語です。 同爆というのは文字通り二気筒を同時に点火する事。 スズキのスクエア4でいえば1番と3番、2番と4番が同時に点火する事で、ヤマハも取り入れていました。 しかしここで注意しなくてはいけないのは同爆がメジャーだったWGP500というのは360°で完了する2ストロークだという事。 つまり一般的な4st直列四気筒と同じ等間隔で、叫び声の様に伸びていくスクリーマーエンジンなわけです。 4stがメジャーになった現代では 『同爆=ビッグバン』 という認識になっているようですが。 ちなみにこれは4st直列四気筒だったZX-RR

    2st最後の技術革新は4st化だった -同爆とビッグバンエンジン- - バイクの系譜
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    gui1 2022/01/03
  • 駒ではなく仲間を増やしたスズキ ~マニュファクチャラー7連覇の栄光~ - バイクの系譜

    スズキのロードレースにおける偉業というと鈴鹿8耐ヨシムラとのタッグによる番狂わせの優勝が有名ですが、一方で純レーサーで行われるWGPとなると今ひとつ語られないイメージ。 2015年にWGP(MotoGP)へ復帰し、2016年には初勝利を上げ2019年に至っては上位にい込むなど大健闘をしているんですけどね。 当たり前ですがスズキもWGPでチャンピオンに輝いた事もマニュファクチャラータイトルを取ったこともあります。 若い方は 「スズキがWGPでブイブイ言わせてた時代がある」 なんて言っても信じられないでしょうから輝かしい功績と合わせてスズキのWGPにおける実績を交えつつ長々と。 まず何と言っても紹介しなければいけないのが50ccクラスで出場した伊藤光夫さん。 1963年にWGPの中でも特別な位置づけにあったマン島TTで日人として初であり唯一の優勝された方。 この時のメーカーがご覧の通りスズ

    駒ではなく仲間を増やしたスズキ ~マニュファクチャラー7連覇の栄光~ - バイクの系譜
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    gui1 2022/01/03
  • チャンピオンの重み RG500/400Γ|系譜の外側

    チャンピオンの重み RG500/400Γ (HM31A/B/HK31A) -since 1985- 「HYPER SPRINTER」 ビッグレプリカシリーズの最後になるRG500Γ。 仕様地によって型式が違う 『RG500Γ(HM31A/B:通称ゴガン)』 と国内向けの 『RG400Γ(HK31A:通称ヨンガン)』 がありました。 このバイクはその凄まじさから知名度は結構ある方かと思います。 何が凄まじいって中身がファクトリーレーサーRGΓ500のレプリカだったからなんですが・・・ 排気量はもちろんのことエンジンの形式からボア・ストローク比、ロータリーディスクバルブ、アルミフレームに至るまでRGΓ500とほぼ同じ。 つまりレプリカを通り越してフルコピーとも言える作りだったんです。 RGΓ500のファクトリーライダーで1980年のWPGチャンピオンだったフランコ・ウンチーニですら 「当にそ

    チャンピオンの重み RG500/400Γ|系譜の外側
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    gui1 2022/01/03
  • 2190万円の妥協と志向 RC213V-S(SC75)|系譜の外側

    2190万円の妥協と志向 RC213V-S (SC75) -since 2016- 「操る楽しさ(Fun to Ride)」 一言で表すなら公道を走れるMotoGPマシンRC213VであるRC213V-S。 税込みで2190万円ながら世界で約200台強(シリアルレス含む)が作られ発売された模様。正式な生産台数は明らかになっていません。 ちなみにカラーリングはトリコロールと全塗装向けカーボンモデルの二種類。 開発メンバーはRC212VやCBR1000RRW(ワークスのW)の開発責任者を務められた宇貫さんをトップに、同じようにRCVに携わって来た人達ばかり。 目標は至ってシンプル。 「公道を走れるRC213Vを作る」 ということ。 同じV4スーパースポーツという事でRC30/45と同列に語られていたりしますが、生い立ちは全く違うバイクです。 RC30/45は市販車レースで勝つために作られたホモ

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  • 楽し危なし QA50 ポッケ(4U1) QB50フォーゲル(4U7) -since 1980- - バイクの系譜

    「男のリトルバイク」 ヤマハが1980年に出したPOCKEとVOGEL。 ハンドルを折り畳め小さく出来る事から車に乗せてレジャー先で乗れる・・・言ってしまえばホンダのモンキー/ゴリラに対抗したバイク。当時は目には”目を歯には歯を”なHY戦争真っ只中でしたから。 先に紹介するのはポケットに入りそうなほど小さいことからポッケと名付けられたQA50 POCKE。 これにより全長1280mm、軸距885mm、車重52kgというとてつもないミニマムさを持っているわけですが、最大の特徴は何と言っても当時市販車最小となる6インチホイールを履いている事と、それによる特性。 ホイールのインチ数(大きさ)というのは簡単に言うと直進安定性に密接に関係しています。大きいほど直進安定性が増すけど、代わりにハンドリングが眠くなります。小さくなるとその逆。 つまりPOCKEは恐ろしいほど機敏なハンドリングで小回りが効く

    楽し危なし QA50 ポッケ(4U1) QB50フォーゲル(4U7) -since 1980- - バイクの系譜
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  • 五十路の夢 DREAM50 (AC15) -since 1997- - バイクの系譜

    「Dream of DREAM」 知らない人から見るとDOHCエンジンを積んだ頭のおかしい原付にしか見えないDream50。 まあその通りなんだけどホンダもこれを意味もなく出したわけではありません。ちゃんと背景があるわけです・・・が、それには歴史を説明しないといけません、というかそれがメインになると思います。 このバイクは1962年に出たCR110カブレーシングというバイクの復刻モデル。110と書かれていますが50ccです。なので”ヒャクジュウ”ではなく”ヒャクトー”と呼ばれていたりします。 ちなみにCR110の元となっているバイクは1960年のスポーツカブC110。 エルヴィス・プレスリー主演映画「ラスベガス万才」で登場し、広告塔にもなりました。 CR110がカブレーシングと付けられているのはこのため。更に辿るとC110の元はもちろん1958年に出た初代スーパーカブことC100。 じゃあ

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  • こう見えて宗一郎のお墨付き モトコンポ(AB12)|系譜の外側

    こう見えて宗一郎のお墨付き モトコンポ (AB12) -since 1981- 「ライヴに遊べるトラバイ(Trunk Bike)」 モトコというアダ名で根強く親しまれ再び人気急上昇中のような気がする全長わずか1185mm、車重も装備重量で45kgしかない原付一種のモトコンポ/AB12型。 こうやってカブやモンキー50と並べてみるとモトコンポが如何に小さく、また背が低いかが分かりますね。 何故これほど小さいのかというと 「シティ(車)に積めるバイク」 というのがコンセプトだった事にあります。 キッカケは後に『HY戦争』と呼ばれるようになった原付を中心に巻き起こっていたホンダとヤマハの常軌を逸したシェア争い。 そこで 「車を買う人に原付も買ってもらって台数を稼ごう」 という算段だったわけです。 補足:HY戦争の系譜 ただ少し驚きだったのはモトコンポの開発を要請したのがHY戦争の陣頭指揮を取って

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    gui1 2022/01/03
  • 名は体を現す ELIMINATOR750/900(ZL750A/ZL900A)|系譜の外側

    名は体を現す ELIMINATOR750/900 (ZL750A/ZL900A) -since 1985- 「SUPER CRUISER FOR PURE MEN」 エリミネーターシリーズのトップエンドとなる輸出向けエリミネーター900と、国内向けのエリミネーター750。 僅か二年ほどしか発売されなかった事と、お世辞にも人気があったとは言えない車種なのに何故かリクエストが多数・・・まあ確かに強烈ですからね。 何が強烈かと言うとエンジンを見てもらうと分かります。 エリミネーター750/900は水冷直列四気筒を搭載しているわけですが、飛び抜けていたと言うか、開き直ったと言うべきか。 これただの水冷直列四気筒ではなく最速フラッグシップとして前年に登場した元祖NinjaことGPZ900/750の物なんです。 現代で例えるなら世界最速ZX-14Rが登場した翌年に、そのエンジンをローロングボディに搭載

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    gui1 2022/01/03
  • 小さく見えるか大きく見えるか Z650 (KZ650B) -since 1976- - バイクの系譜

    「Z1ジュニア」 説明不要の名車Z1のジュニアというコンセプトで誕生したZ650。 最近になってZのリメイクともオマージュともいえるZ900RSが登場し、飛ぶように売れている事でZ熱が再び高まりつつ有るような・・・無いような。 しかしそういった場合の『Z』というのはZ1/Z2であって、このZ650ではないですよね。 でもですね・・・空冷Zの系譜というか国内におけるZ史を支えたのはZ1でもZ2でもなくこのZ650なんですよ。 そこら辺を掘り下げて書いていこうかと思います。 Z650が登場したのはZ1から4年後となる1976年の事。 カワサキのZ1は北米戦略車として造られた経緯があり、その狙い通りに成功を納め、後継も順調に出ていました。 しかしライバルだったCB750FOURに完全に勝っていたかと言うとそうでもなく、取り回しの軽快さなどはCB750FOURの方が優れている面があった。 だからそ

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    gui1 2022/01/03
  • 決して多くない人たちへ SRX-6/SRX-4(1JK/1JL~)|系譜の外側

    決して多くない人たちへ SRX-6(1JK~) SRX-4(1JL~) -since 1985- 「Taste of the world」 今もなお一部のライダーから絶大な支持を得ているSRX。 このバイクは販売台数が低迷してきたSR400の後継機として開発がスタートした経緯があります。 エンジンはSRの物ではなくXT600/400のもの。 SR400の元がXT600/400のご先祖であるXT500だったことを考えると、SRXは従兄弟というか腹違いの兄弟の様なバイクですね。 いきなりですがSRXは特にこれと言って目立ったメカニズムがありません。 エンジンも振動を打ち消す一軸バランサーを装着している事くらい。 フレームも至ってシンプルなダブルクレードルフレームです・・・が、そう単純な話ではない。 当時はレーサーレプリカ全盛期で、次々と新装備や高いスペック、そして "カウル付きにあらずんばバイ

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    gui1 2022/01/02
  • 市民権の象徴 FORZA125|系譜の外側

    市民権の象徴 FORZA125 (JF60) -since 2015- 「More of everything」 フルスペック125スクーターとして登場したフォルツァシリーズの末っ子FORZA125。 FORZA125は開発設計は日だけど製造はイタリア。だから日では並列輸入のみで正規販売されていませんが、2015年の東京モーターショーでは出品されたので覚えている方も多いと思います。 ・前後ディスクブレーキABS ・6段階可変スクリーン ・フルLEDライト ・ヘルメットが二個入る48L大容量メットイン ・多機能LCD付きメーター ・120/70-15|140/70-14の太いタイヤ ・最高速度160km/h もうこれ以上ないというほどの装備と性能。 プラスαで付けたいアクセサリーといえばグリップヒーターと防水スマホマウントケースくらい。 しかしそのゴージャス路線は留まる所を知らず、201

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    gui1 2022/01/02
  • 問題児レーサー ZX-7R/RR (ZX750P/N) -since 1996- - バイクの系譜

    「レーステクノロジーの注入」 このバイクはZXR750(ZXR-7)の後継。要するに市販車レースの為のバイク、つまりSSです。 だから同じ立ち位置であるZX-10Rの系譜に付け加えても不思議じゃないんだけど何となくコチラへ。 ショートストロークエンジンに新設計のアルミツインスパー(ペリメターフレーム)、ZXRの頃は片側だけだったラムエアダクトが両側に。 そして可愛らしいアーモンドアイなのが特徴。 正確に言うとレース用のマシンはZX-7R(ZX750P)ではなく限定発売されたZX-7RR(ZX750N)の方。 ホイールベースを短縮した車体にシングルシート仕様、ステアやスイングアームのピボット軸位置も調節可能にしたもの。 ブレーキやサスペンションなどの足回りも違うし、キャブもビッグキャブを積んでる。ミッションもクロス化されています。 ・・・非常に言い難いのですが、ZX-7R/RRは恐らく同時期

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    gui1 2022/01/02
  • 鼓動と振動 Z750TWIN (KZ750B) -since 1976- - バイクの系譜

    「Tボーンステーキ作戦」 Z2の登場から3年後の1976年に登場したZ750TWIN。その名の通り並列二気筒エンジンを積んでいます。 直列4気筒のZ2が既にあり人気だったにも関わらず何故このバイクを出したのかというと、トライアンフを始めとした対ブリティッシュツインに対抗するため。 四気筒というのは確かに性能は良いけど、どうしても重いし幅もあるから取り回しに難がある。 そういった理由からZ1やZ650だけでは拾いきれない層をトライアンフやBSAに持って行かれていた。 既にWというZ750TWINに近いツインのスポーツバイクを出していましたが、いかんせん設計が古すぎる事もあり苦戦していた。 そこでカワサキはZ1のニューヨークステーキ作戦に次ぎ、ブリティッシュツインとは一線を画するツインを作る作戦 「Tボーンステーキ作戦」 を打ち立てたわけです。カワサキはステーキが好きですね。 だから360度ク

    鼓動と振動 Z750TWIN (KZ750B) -since 1976- - バイクの系譜
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    gui1 2022/01/02