納豆のネバネバ成分を利用した水質浄化剤を使って、濁った池をきれいにする実証実験が3日、大阪市内で行われた。緑褐色のアオコなどに覆われていた池が、約6時間後には底まで透き通った。短時間で効果が表れ、生態系への負荷も少ない水質浄化法として注目されそうだ。 水面から15センチ下までしか見えなかった杭全(くまた)神社(平野区)の池で、浄化剤4キロを水に溶かしてホースでまくと、濁りが凝集し始め、2〜3時間後には塊が水面に浮かんだ。流出油の拡散を防ぐのに使われるフェンスを使って塊を除去すると約1メートル下の池の底が見え、小魚やエビの姿も確認できた。 浄化剤は、納豆の糸に含まれるポリグルタミン酸が主成分の粉末で、濁りの原因物質を効率よくからめ取り、魚などには害を与えない。水処理剤メーカーの日本ポリグル(大阪市)が2002年に実用化した。
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富士山から日本を変える 「エベレストでゴミ問題を意識する」 全国各地で講演活動やシンポジウムなどに参加するたびに、「環境を専門に活動されているアルピニストの野口健さん」なんて紹介される。それを聞くたびに、「ああ、大変なことになってきたな」と思う。確かにこれまでエベレストや富士山の清掃登山を行ったり、環境省ならびに東京都の委員を務め、エコツーリズムの推進に関わってきた。 ただ、いわゆる環境に関する活動は、たかだかここ四年間のことに過ぎない。私は今年で登山を始めて十六年目だが、その内の十二年間は環境ということをまったく考えずにひたすら山頂を目指していた。正直に告白すると私自身、これまで山にゴミを置いてきている。缶や瓶などといった、明らかに残ってしまうゴミはあまり置いてきてはいないが、最も厄介なゴミを世界各地の山に残してきた。それが糞尿だ。当時、糞尿がゴミになるという認識はなかった。しかし糞尿こ
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