Q.更年期には体脂肪をあまり落とさないほうがいいってホント? 目標は何%?/スポーツドクターが回答<4>
生理痛や更年期症状など、つらーい「女性のお悩み」。いま、ヨガの効果が科学的に明らかとなり、健康プログラムではなく、医療の現場でも導入が進んでいます。今回は、産婦人科の専門医・高尾美穂さんに、「更年期症状」と「PMS(月経前症候群)」の改善を期待できるヨガを教えてもらいます。 ヨガの基本「呼吸」の効果とは? ヨガを行う前に、ぜひ覚えて頂きたいのが「呼吸」。深くゆっくりとした呼吸を行うことで、体のさまざまな働きを調節する自律神経のバランスを整えることが期待できます。ポイントは、「鼻から4秒かけて吸って、鼻から6秒かけて吐く」。横隔膜にある自律神経が刺激され、副交感神経(リラックスモード)が優位になっていきます。 更年期のお悩み「尿もれ」を改善するヨガ 閉経時期の前後10年間(45歳から55歳ごろ)の更年期に起こるさまざまな心身の不調。そのなかで、深刻なお悩みのひとつとなっているのが「尿もれ」で
日本では5人に1人が悩んでいるという「睡眠」。ヨガインストラクターで産婦人科専門医の高尾美穂さんに、眠る前のわずか5分でできる睡眠改善ヨガを教えてもらいました。 リラックスに導く“ヨガの呼吸法” ストレスが多い現代社会。緊張感が続くなかで過ごすことで心身がリラックスできず、眠りを妨げる原因の一つになっています。そこでオススメなのが、「ヨガの呼吸法」です。深くゆっくり呼吸を行うことで、横隔膜にある自律神経を刺激。副交感神経の働きが高まり、リラックス状態になるといいます。ポイントは、4秒で吸って、6秒で吐くこと。また、全身を使って吐き切ることが大切です。 5分で快眠!“シャバーサナ” “シャバーサナ”は、「屍(しかばね)のポーズ」とも呼ばれます。 仰向けになり、無心の状態になるヨガのポーズです。準備として、筋肉に力を入れた後に緩める「筋弛緩法」を行うことで、いっそうリラックスできるといいます。
お正月に食べ過ぎて太ったと感じたり、春に向けて体形を良くしたいと考えたりしている人は少なくないでしょう。やせるためには運動、食事、睡眠がカギを握りますが、何から始めればよいでしょうか。産婦人科医でスポーツドクターとしても活動する高尾美穂さんは、「更年期以降にやせられるかどうかは、食事にかかっている」と指摘します。そう聞くと、ご飯の量を減らすことから始めてしまいがちですが、その前にやるべきことがあるといいます。それは何でしょうか。 更年期の女性はみんな太っている? 「更年期だから太る」とご相談をいただくことが少なくありません。更年期には女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が急激に減少します。エストロゲンは脳の視床下部を経て褐色脂肪組織などに作用し、体温上昇など基礎代謝を高めることで肥満を抑制する働きがありますから、それが減ってしまう更年期に太りやすいのは確かです。 更年期世代に入っていくと、体
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