アイドルの熱狂的ファンというと、崇高なイメージは浮かびにくいかもしれない。しかしながら、今アメリカで、K-POPアイドルファンたちが「正義の政治軍団」と尊敬を集める事態が起こっている。 K-POPファンたちによる正義の“乗っ取り行為” はじまりは、警察の人種差別問題を訴えるブラック・ライブズ・マター運動(以下、BLM表記)。5月末、デモ参加者と警官の衝突が広がるなか、テキサス州ダラス警察が自前アプリ「iWatch Dallas」への「デモにおける違法行為」報告をつのるツイートを行い、BLM支持派から大きな反発に遭った。 そんな中、行動に出たのが、BLMを支持するK-POPファンたちだった。ダラス警察の「iWatch Dallas」やツイートに対して好きなメンバーの動画を送りつづける乗っ取り行為に出た結果、アプリ自体をサーバーダウンさせたのである。 同時に、TwitterやInstagram