SNSなどのインターネット上で、精子の個人間取引が広がっている。性感染症や経歴詐称などのリスクと隣合わせでもなお個人間提供が常態化している背景には、国内での医療機関によるAID(非配偶者間人工授精)の不足といった課題がある。
新型コロナに感染した人のうち、特にどのような人が重症化しやすいのかが徐々に分かってきました。これまでに分かっている、重症化のリスクについてまとめました。 年齢が最大の重症化リスク因子年齢別にみた 新型コロナウイルス感染症の致死率(内閣官房発表資料 2020年7月31日掲載分)新型コロナウイルス感染症で重症化しやすいのは高齢者と持病のある方です。 日本国内のデータからも年齢が上がれば上がるほど致死率が高くなることが改めて数字として示されています。 20代くらいまでは亡くなる人はほとんどいませんが、40代以降から徐々に致死率が高くなり、80歳以上では26.9%という非常に高い致死率となっています。 18-29歳を基準とした場合の、それぞれの年齢層の 入院リスクと死亡リスク(CDC資料より データはアメリカでの新形コロナ入院・死亡データに基づく)アメリカCDCは、18歳〜29歳を基準とした場合の
現在の新型コロナウイルスの流行の第2波について、高齢者の致死率が第1波の時とほぼ変わらないことがわかりました。 24日に開かれた新型コロナウイルス対策の助言をする厚生労働省の専門家組織の会合で、流行の第1波と第2波の感染者の致死率などについて国立感染症研究所の分析結果が報告されました。 報告によりますと第2波は第1波に比べて感染者数が多いものの、全体の致死率は4.7%と低かったということです。第2波では若者の患者の割合が高いことなどが影響している可能性があるということです。 一方で、年代別で見ると70歳以上で25.9%、50代から60代で3.1%となっていて第1波とほぼ変わらない結果になりました。 また、重症化するリスクの要因を分析したところ、人工呼吸器を装着したり死亡したりするリスクは男性は女性に比べ2.5倍、基礎疾患は高尿酸血症が3.2倍、慢性肺疾患が2.7倍、糖尿病で2.5倍だったと
2020年8月現在、全国で新型コロナの流行が拡大しています。 どのような症状があれば新型コロナを疑い病院を受診すれば良いのでしょうか。 新型コロナの典型的な症状、経過、重症化のリスク、後遺症などについて現時点での知見をまとめました。 新型コロナの潜伏期間潜伏期間とは感染する機会から何らかの症状を発症するまでの期間を指します。 新型コロナの潜伏期間には1〜14日と幅がありますが、多くの人がおよそ4〜5日で発症します。 無症状の感染者はどれくらいいるのか新型コロナには一定の割合で感染しても無症状の人がいます。 どれくらいの人が感染しても無症状のままなのかまだ十分には分かっていませんが、これまでの報告からはおよそ3〜4割の人が感染しても無症状のままではないかと推定されています。 例えばダイアモンド・プリンセス号の乗客712人のうち58%は診断時に無症状であり、その後も約8割の人が最後まで無症状で
上昌広氏が新型コロナウイルス対策に意見している(https://www.fsight.jp/articles/-/46472)が基本的な間違いが多い。ここに指摘しておく。 1.クリニックに風邪で受診する人に対して、新型コロナウイルスを検査すればいい 上氏は国内のコロナウイルス流行状況を把握するために外来受診の風邪患者で新型コロナウイルスの検査を推奨する。これはまったく不合理な間違いだ。 まず、日本では新型コロナウイルス感染者は20人程度しか見つかっていない(2020年2月5日本項記載時)。しかも全員が武漢との疫学リンクがはっきりしている。こういうフェーズのときに極めてコモンで日本中の外来にやってくる風邪患者にコロナウイルス検査を行うのはまったく不合理だ。金銭的にも労力的にも割に合わない。しかも検査が殺到してしまうと検査結果が出るのが遅くなる。ぼくは2001年の米国の炭疽菌騒動を経験したが、
最初から再生 続きから再生 ↓以下はオプション。反映させるには「最初から再生」ボタンを押してください speed: 1 ×閉じる 女性の大敵「乳がん」、あなたは大丈夫? 乳がんは、女性にとって大敵のがんです。 「がん情報サービス」によると、乳がんの罹患数(1年間に“新たに”乳がんと診断される人の数)は7万人を優に超えており、女性のがんの中で断トツになっています。 そして、2015年の年間死亡数は1万3584人(5位)に上ります。乳がんは、罹患数、死亡数ともに一貫して増加傾向にある、要注意のがんです。 そして実は、がんの中でも少し変わった一面を持っています。 通常、がんのリスクは加齢とともに上昇します。ところが乳がんの場合、40代後半でいったんピークを迎え、その後60代後半から減少し始めるのです。 女性ホルモンが乳がんの発症を促進する方向に働くので、加齢によって閉経するとむしろリスクが減少し
安倍総理も使っている 内科医のジェフリー・トッド博士らが'02年、イギリスで行ったステロイドについての調査の結果をご存知だろうか。 ぜんそくが持病で、「吸入ステロイド」による治療を行っていた人々のうち33人もの患者が、低血糖や意識障害、けいれんといった症状を引き起こす「副腎不全」という重篤な症状を起こしていたのだ。そしてそのうちの1人は死亡していた。 この調査は、ステロイドという薬が、恐ろしい副作用をもたらすことを示している。 日本でも'05年に、ステロイドによる死亡事故が起きている。急性骨髄性白血病で入院した当時20歳の女性が臍帯血を移植する手術を受けたが、手術後、移植された細胞のリンパ球が体を攻撃する反応が現れた。 医師が症状を抑えるためにステロイドを投与したところ、女性は筋萎縮の症状を起こし、寝たきりの状態になった。女性は手術から1年半ほどして、死亡した。 こうした事例から分かるのは
大津秀一 オフィシャルブログ 「医療の一隅と、人の生を照らす」 Powered by Ameba 早期緩和ケア大津秀一クリニックで、早期からの緩和ケア外来・相談・診察を東京都文京区目白台で行う緩和ケア医・緩和医療専門医の大津秀一のAmebaオフィシャルブログです。「死ぬときに後悔すること25」作者。遠隔・オンライン診療に対応です。 大橋巨泉さんがお亡くなりになられました。 深く哀悼の意を表します。 奥様がコメントを出しておられます。 大橋巨泉さん死去 妻・寿々子さんコメント全文 上記の件につきまして、緩和医療医としての私のコメントを、と複数のメディアの方からお問い合わせがありました。 実際の診療をしていたわけではありませんから、仔細をお話しすることは困難です。 また電話だと、私の意図が正確に伝わらないこともあると思います(そして実際に書いてみて、この複雑なことを短くコメントでまとめるのは困
今年5月、俳優の今井雅之さんが大腸ガンで、「今いくよ・くるよ」の今いくよさんが胃ガンで亡くなった。さらに9月には、54歳という若さで女優の川島なお美さんが胆管がんで死去。その後、元女子プロレスラーでタレントの北斗晶さんも乳ガンであることを告白した。 日本人にとって「ガン」は、誰にとっても決して他人事ではない。今、日本では、2人に1人がガンにかかり、3人に1人がガンで亡くなっているという現状がある。 一方で、国立がん研究センターの予防研究グループが発表した「ガン発生とガン死の要因のうち、予防可能であったものの割合」によると、日本で発生したガンのうち、男性では半分以上(ガン発生の58%、ガン死の57%)、女性でも約3分の1(ガン発生の28%、ガン死の30%)が予防可能だったとされている。発症の多いガンだが、実は、その半数近くが予防できることもまた事実だ。 ここで、もうひとつデータを見てみよう。
えぇ、どういうこと? 病院がクレジットカードの情報を元に、患者の健康状態を予想しているという話がります。なんだか、わけがわからず怖いような…。一体どういうことなのでしょう? 病院の中には、消費者データ(クレジットカードを使ったショッピング情報やお店のポイント情報など)を大量に購入し、独自のアルゴリズムにあてはめて発病リスクのある人を割り出している所があります。BloombergBusinessweekによれば、ノースカロライナ州のCarolinas HealthCare Systemがこのプロジェクトを進めており、200万人ものメンバーの健康状態を調査しています。 例えば、喘息の患者がここにいるとします。病院はこのシステムを使うことで、この患者が救急車で運ばれてくる可能性を調査します。どれくらい頻繁に薬を買い足しているか、タバコを買っていないか、花粉の多い地域に住んでいないかなど、トラッキ
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