「仕事がデキる人になりたい」というのは、世のビジネスマン共通の願い。だが「デキる人」と言われるためには、一体どんな能力があればいいのだろう。中でも一番わかりやすいのは「仕事が速い」ということだろうか。 実際、書店のビジネス書のコーナーをのぞいてみれば「仕事が速い」をキーワードにした数多くの本が出版されており、気にしている人が多いのも確かなようだ。もちろん仕事が速いといっても、単に雑なのはNGで、理想は「丁寧さを忘れないスピーディなビジネスマン」だ。 では、どうしたら理想に近づけるのか…というわけで2年前の発売からすでに93刷を数えるというヒット作『「仕事の速い人」と「仕事が遅い人」の習慣』(明日香出版社)から、デキるビジネスマンになるための秘訣をみていこう。 ちなみにこの本の著者・山本憲明氏は、某電機メーカーで仕事に追われるダメ状態から一念発起、働きながら税理士や気象予報士の国家資格を取得