1月23日、名古屋市立大学薬学部で行われた、ある授業。(名古屋市立大学 粂 和彦 教授)「新しい良い薬を届けることはものすごく大事なんですが、届けた後の安全性もきっちり考えていくことは薬学部の使命だと思…
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。感染者数は6日、累計で3千万人を超えた。死者数も1カ月余りで1万人近く増え、過去最速のペースで6万人に迫る。専門家は「対策の緩和や気の緩みが影響している」と指摘する。地方での感染拡大も顕著で、医療現場も切迫してきている。 国内で初めて死者が確認されたのは、2020年2月13日。国内の死者数は約1年2カ月後に1万人に達し、その後は1万人ごとに10カ月、3カ月、4カ月、4カ月のペースで増えた。それが、5万人を超えた先月1日からわずか1カ月余りで6万人に近づいた。 死者の大半は高齢者だ。厚生労働省によると、20年9月~先月の死者のうち、年齢がわかる約4万6千人は、80代以上が約68%、70代が約20%、60代が約7%だった。 死者数が過去最速のペースで…
プレジデント2022.10.14号で「信じてはいけない!健康診断、医者、クスリ 最新版・コロナ対応 病院に頼らない生き方」という特集が組まれ、養老孟司氏と和田秀樹氏の対談が掲載されました。その対談から和田氏の発言部分を引用したツイートが6000件以上のリツイート、1.6万件以上の「いいね」がされました。 これ、もう答え出てるじゃん。 プレジデント 2022.10.14号 和田秀樹氏 pic.twitter.com/AW5M7xfsCK— のりのりもふもふ (@SFtFQjTAUuQzPVF) October 6, 2022 引用された和田氏の発言は「財政破綻した夕張市が結果的に社会実験になりました。市民病院が廃院になって、19床の診療所だけになり、しかも無料バス廃止で通院に1000円かかるようになり、多くの人が医者にかかれなくなった。市民の健康状態は悪化するのかと思われたが、ほとんどの病気
先日21日のTBS報道特集があまりに酷く、怒りが収まりません。 初めにキャスターの金平氏が「11年前の東京電力原発事故による放射線被曝」「甲状腺がんで苦しんでいる子供達がいます」と明確に発言。 番組は訴訟中の一方のみを取り上げ、延々と「福島県の小児甲状腺がん=原発事故による被曝が原因」という結論ありきの番組でした。 https://twitter.com/afyjpb3h5hp0n6g/status/1527932257725722625?s=21&t=AoaEWwT7kkX8xZnS3VKVTg 原発事故による被曝と福島県民の健康被害については、「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」(UNSCEAR)によって「福島第一原発事故後、福島の住民に放射線被ばくによる健康影響は見られていない。将来的にも予想されない」と明確に否定されています。https://synodos.jp/fukush
Published 2022/02/12 10:00 (JST) Updated 2022/06/13 10:05 (JST) 新型コロナウイルス感染症の症状がどんなものかは多く報道されているが、回復後の後遺症の実態は意外と知られていない。記者(33歳、女性)は、感染から1年たった今も後遺症に苦しんでいる。体の痛みで座っていられずにのたうちまわり、ひどい倦怠感で日常生活がままならない時もあった。仕事も長期の休職を余儀なくされた。治療である程度は改善したものの、今も本調子にはほど遠く、再び悪化するかもしれない恐怖と闘う日々だ。 若年層は感染しても重症化しにくいからと、油断しないでほしい。コロナ感染自体はたいしたことがなくても、その後に重い後遺症に苦しむ人は多くいる。記者の体験から、その深刻さを知ってもらいたい。(共同通信=秋田紗矢子) ▽感染判明、でもずっと軽症 コロナ感染が判明したのは昨年
あくまで私見だが、医者は文章書きがあまり上手ではない。特にぼくが医者になったばかりの数十年前はそうだった。 当時の医者は、そもそも患者や家族、同業者たちにさしたる説明責任を持っていなかった。なぜ、この病気だと思うのか。なぜ、この検査をするのか。なぜ、この薬を処方するのか。誰にも説明を求められず、誰にも説明しない。それでなくても読みにくい乱筆のカルテは、実は読める字で読んでも意味不明だった。日本語の医学書は過剰なまでに難解で、論理的ですらなかった。海外のテキストと比較すればその違いは明らかだった。もちろん、近年は素晴らしい若手の書き手が激増中なので、このトレンドも早晩消失することとは思ってはいるが。 少なくとも、ぼくが研修医になったばかりの頃は、分かりやすく、読みやすく、合理的で、説得力のある文章の書き手は医者の中には稀有だったと記憶している。よって、ぼくは「医学・医療系であれば、よいテキス
ホケンジョノ「コロナセンキ」 トウキョウ2020-2021 2021年12月15日発売 定価:1,210円(税込み) ISBN 978-4-334-04578-4 光文社新書 判型:新書判ソフト 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020-2021関なおみ/著 2020年1月23日深夜から、東京は戦争状態に突入した。そしてその2020年から21年にかけて、保健所と東京都庁の感染症対策部門の課長として新型コロナ対策の第一線に立ち、指揮を執り続けた公衆衛生医師がいた。ミッションはただ一つ、つぶれないこと。戦場にたとえていうならば、とにかく生き延びることである。 本書は、メモ魔・手紙魔で、日記を書かないと眠れず、読むことより書くことに依存している「活字中毒者」である公衆衛生医師が、未曽有の事態の中で経験したことを、後世に伝えるためにつぶさに記録したものである。 巻末では、新型コロナ発生時から医療
日本テレビは27日、東京・汐留の同局で、定例社長会見を行った。 7日に放送された同局系「ザ! 世界仰天ニュース」(火曜午後9時)内で、「脱ステロイド」療法で症状を克服したと紹介した内容について、杉山美邦社長は「視聴者から多くのご意見、ご批判を頂きました。意見や批判を真摯(しんし)に受け止めてより良い番組作りに努めていきたいと思います」と話した。 問題になった7日のVTRでは、女性がステロイド薬を中止して肌荒れが回復したなどと紹介。日本皮膚科学会など6つの学会と1つの患者会から抗議文が提出され、14日放送の同番組内で謝罪していた。 編成担当の福田博之常務取締役は「日本皮膚科学会が認める診療ガイドラインには実は、存在していない脱ステロイド治療で克服したという表現を番組ではしております。この辺が、視聴者の皆様に誤解を招いたという反省点がございます。標準治療や診療ガイドラインをよく理解して放送しな
手を洗う救急医Taka @mph_for_doctors ご子息を亡くした方の無念は察するに余りありますし、亡くなった方のご冥福を心からお祈りいたします。 その上で、科学的な観点から一定の見解を示す必要性を感じましたので、長くなりますが書きます。 接種後に30歳息子が死亡 「勧めたのは私」涙ぐむ父:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASP80… 2021-08-31 20:05:27 手を洗う救急医Taka @mph_for_doctors 救急医としては、20代や30代の方が突然の心停止で搬送されてくることはそんなに珍しくありません。 しかし、私の友人で20代30代で心停止を経験した人は知りません。 数十万人という人口の中で発生した心停止を、1つの救命センターで診療しているとそうなります。 数千人ではそうなりません。 2021-08-31 20:05:28
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3日夕に放送されたTBS系報道番組「Nスタ」で、インターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁氏が、菅義偉首相と小池百合子都知事に「2人とも至急お辞めになった方がいい」と怒りの発言をし、「倉持先生」がツイッターのトレンド1位にランクインした。 コロナ患者の入院対象を重症者らに限定し、重症化リスクが低い中等症患者は自宅療養とするという政府の方針転換を受け、コロナ治療の最前線にいる立場から「言っていることがめちゃくちゃ」と語った。 倉持医師は、「中等症2とかで治療に介入していてはもう間に合わない。より早い段階で治療に介入しなければいけないので抗体カクテル療法を承認したはず。その治療は軽症者のうちにしなければならないが、入院しなければ薬は使えない。言っていることがめちゃくちゃです」。 菅首相、小池都知事について「この2人がおっしゃっていることというのは、国民にまっとうな医療体制を供給しませんよというメ
感染の拡大が続く新型コロナウイルス、一般の人が考えている重症などの症状と、医師が考える症状との違いをイラストで示したツイートが話題になっていて「このズレは恐ろしい」などといった声が寄せられています。 イラストを投稿したのはアメリカで内科医として活動する安川康介さんです。 “軽症”については一部の人のイメージでは「全然平気、風邪程度」ですが、医師にとっては、酸素の投与はいらないものの咳が続いている状態を示しています。 また”中等症”は一部の人は「息苦しさが出そう」ですが、医師にとっては「肺炎が広がっていて多くの人にとって人生で一番苦しい」状態としています。 そして”重症”は、一部の人は「入院が必要だろう」というイメージですが、医師には「助からないかもしれない」という深刻な状況だとして、大きなギャップがあることを示しています。 また「軽症や中等症といってもピンとこない方もいるので、スライドを作
新型コロナワクチンの接種が進む中、時折報じられる「ワクチン接種後〇〇人死亡」という速報が不安を喚起している。 厚労省の専門家部会の資料を確認すれば、因果関係については「評価できない」「評価不能」という言葉が並んでいる状態だ。 ワクチン接種が原因と確認された死亡事例が現時点では存在しないという結論がわかりにくいために誤解が広がる側面もある。 なぜ、こうした問題は起きるのか。因果関係が「評価できない」事例をどう解釈すべきか。専門家は日本においてある仕組みが欠けていることが根本にはあると指摘する。 「接種後〇〇人死亡」の速報、その報道は適切か? ワクチン接種後に起きた出来事だとしても、それが本当にワクチン接種と因果関係があるものであるかどうかはわからない。 接種後に起きた健康上の問題は全て「有害事象」と呼ばれ、そのうちワクチンとの因果関係が確認されたものが「副反応」となる。 新型コロナワクチンに
つい最近まで、世界中で5歳の誕生日を迎えることなく死んでいく子どもが年間1000万人もいました。そのうちの約4分の1に当たる260万人の命はワクチンで予防できる感染症によるものでした。 子どもだけではありません。ワクチンによって予防できる病気で死んでいく大人も毎年200万人近くいて、その死因の第2位はB型肝炎に続く肝硬変と肝がん(年間約60万人)、そして第3位はヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がん(年間約30万人)でした。 つまり子どもの時にワクチンを接種することで、大人になって発症するがんを防ぐこともできるのです。 いずれにせよ、私たちはこれらの病気がワクチンによって防ぐことができることを知っています。必要とされる子どもたち、少女たち、大人たちへワクチンを接種してあげさえすれば、こんなにも多くの人たちが死なないで済むのに、それに目をつぶって知らぬ顔でいることは許されません。
日本でも各自治体で新型コロナウイルスワクチンの接種が始まっており、人口の一定以上の割合が免疫を獲得すると、感染者が出てもほかの人への感染が減って流行しなくなる「集団免疫」の達成が期待されています。しかし、一足早くワクチン接種が始まっているアメリカの日刊紙であるニューヨーク・タイムズが「アメリカではワクチン接種による集団免疫の達成が厳しいという見方が強まり、専門家は考え方を変えつつある」というコラムを発表しています。 Reaching ‘Herd Immunity’ Is Unlikely in the U.S., Experts Now Believe - The New York Times https://www.nytimes.com/2021/05/03/health/covid-herd-immunity-vaccine.html 記事作成時点で、アメリカの成人の半数以上が少なく
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