太平洋側、高い傾向続く 30年間の震度6弱以上確率―水戸で80%・全国予測地図 2021年03月26日17時13分 【図解】今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率 政府の地震調査委員会は26日、2020年版「全国地震動予測地図」を公表した。今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は、北海道東部のほか、関東から東海、近畿、四国の太平洋側などで26%以上となり、非常に高い傾向が続いた。千島海溝沿いの北海道・根室沖でマグニチュード(M)8前後の地震が30年以内に起きる確率を80%程度、南海トラフ沿いのM8~9級地震確率を70~80%と評価していることが影響した。 【特集】誰も考えたくない「次の震災」について考える この地図は揺れの大きさや確率を250メートル四方ごとにきめ細かく予測している。都道府県庁所在市の市役所(東京は都庁)や北海道の振興局がある位置では小幅上昇した地点が多