日本文化への関心も高く、日本の漫画作品の多くが国内で翻訳されている。そのフランスで漫画を描くということは、どういうことなのか? フランス在住の漫画家・カタヒラヨシミさんにフランスの漫画家事情をうかがった。 フランスで流通するほとんどが日本の作品 ――フランスではどのような漫画が主流なのでしょうか? フランス国内で流通するほとんどの作品が海外から輸入されたものです。その大部分を占めるのが日本、そして韓国と中国が、日本と比べれば圧倒的に数は少ないですが続きます。フランスのオリジナル作品はごくわずかですね。 ――フランスの漫画はなぜ割合が少ないのですか? 率直にいうと、面白い作品が少ないからです。その理由はフランスの漫画産業の仕組みにあります。 フランスには、日本のような定期的に出される漫画雑誌がないため、「連載」がありません。漫画本を出版するとなるとすぐに単行本という形になる。もし漫画雑誌があ
現在発売中の『タイムスリップ! 東映アニメーション 80s〜90s GIRLS』と『ヒストリー 東映アニメーション 80s〜90s BOYS』は、1980年代から90年代にかけての東映アニメーションのアニメ作品をまとめたムック本。今の20代〜30代が「まさにこの作品に育てられた……!」と感動する作品ぞろいです。 東映アニメーションの90年代を語る上で外すことができないのは「おジャ魔女どれみ」と「デジモンアドベンチャー」という2タイトル。どちらも1999年に開始し、同じプロデューサーによって企画が立ち上げられているという共通点があります。 「どれみ」と「デジモン」の生みの親、関弘美プロデューサーにインタビューしてきました。
最近増えている風俗業界の本。その中でも、当事者が業界のことを理路整然と書き出した「風俗で働いたら人生変わったwww」はバイアスがかかっていなくて、冷静にその世界のことがわかる良書だ。 風俗従事者を不幸な観点で見ることなく、生きる知恵に長けた者として書いてあり、それは、誰もが自分と置き換えて考えることもできる。 特に、水嶋のクレバーさや人間性を感じたのは、ストーカー対策の項目。ストーカーになりそうな客の扱い方の詳細は本を読んでいただくとして、人を追いかける気持ちが行き過ぎることを、彼女は本のなかで断罪しない。人間は多面体であって、良いことも悪いことも等価であることをわかっているからだろう。彼女は追いかける人のエネルギーを転換させるのだ。 性を通して人間と触れ合いながら自分の人格を高めていく著者の水嶋かおりんにインタビューした後編です。 前編はコチラ ──「風俗で働いたら人生変わったwww」は
いま、日本には32万人の風俗嬢がいるそうだ。 函館や那覇、所沢などが人口30万都市なので、そこに住んでいるくらいの人たちが風俗嬢ってことだ。 これはすごいことではないか。 その中のひとりである水嶋かおりんが『風俗で働いたら人生変わったwww』という本を書いた。32万人というデータもこの本に書いてある。 水嶋は、風俗嬢暦15年、現在は風俗嬢の講師も行っていて、また、セックスワーカーが生きやすい社会を作るために日夜活動を続けている。この本はその活動の一貫でもあり、外野の風俗嬢への偏見を払拭し、風俗従事者、これから従事しようと思う者へ心構えや「売れている風俗嬢の思考法」を説いている。 タイトルと違ってとても理路整然と叙事的に書かれているので、読む人を選ばない。 この点においてだけでも、風俗嬢への偏見(失礼ながら、軽いんじゃないかとか教養はそんなにないんじゃないかというような)がひとつなくなるとい
●一昨年、正社員の職をリストラに ●リストラ後、一生懸命に職を探すも、80社から連続不採用に ●休職期間は一年に及び、貯蓄を食いつぶす ●やっと採用された契約社員の仕事が三カ月で打ち切りに ●その仕事の失業保険がおりず、今月のお家賃・公共料金が払えません ←イマココ! 37歳女子。 怠けているわけでも、甘えているわけでもない。 勤務態度が悪かったわけでもない。金遣いが荒かったわけでもない。 親からは虐待を受けていたため、頼ることはできないし、連絡がいくようなことは絶対に避けたい。 元々持っていた身体とメンタルの問題は、じわじわ悪くなることはあれどよくはならない。 現在の預金残高は一万円以下。 そんなとき、いったいどうする? 『失職女子。 〜私がリストラされてから、生活保護を受給するまで』は、著者の大和彩の実体験を書いた本だ。 がけっぷちの状況に追い込まれた大和の頭によぎった選択肢は3つ。
2月27日は「Pink shirt day(ピンクシャツの日)」。 カナダでは2月の最終水曜日を「いじめ反対の日」に掲げ、国を揚げてピンク色のシャツを着て、いじめ撲滅を訴える活動を行っている。 今ではカナダ全土、イギリス、アメリカなど、世界75カ国に広まりをみせる「ピンク・シャツデー」運動だが、もとは2人の少年の「勇気」から始まった。バンクーバー経済新聞のMio Sherさんに話を聞いた。 2007年、カナダのノバ・スコシア州の男子高校生がピンク色のポロシャツを着ていたというだけで、上級生から「ホモ」などとからかわれ、暴力などのいじめを受けた。それを知った2人の男子生徒が、ディスカウントショップでピンク色のシャツを50着ほど購入し、クラスメートにシャツを着るようにメールで依頼。翌朝、学校に行ってみると、そのメッセージは直接連絡をしなかった生徒にも伝えられ、校内はピンクのシャツや小物を身に着
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