「令和1年11月11日」と数字の「1」が五つ並んだ11日、通帳や小為替の押印に「1」のぞろ目を残そうと、郵便局に振り分けられる為替貯金番号が「11111」の飯田風越郵便局(長野県飯田市丸山町)の窓口に大勢のマニアが列をつくった。 同局によると、一番乗りは千葉県我孫子市の男性で、10日午前6時ごろから並んでいた。全国から約150人が駆け付け、「1」並びの金額を入金して通帳に記帳したり、「1・11・11」の日付が押印された小為替を購入したりしていた。 同局は通常、局長を含め3人態勢。平成11年11月11日にもマニアが殺到した経験を踏まえ、今回は3カ月前から準備してきた。窓口対応や行列整理のために近隣局から20人以上の応援を呼び、窓口の端末機械は1台から2台に増やした。 1万1111円を入金し、通帳に「1」が21個並んだ広島市の路面電車の運転士橋本定雄さん(42)は「ここまで来たかいがありました