23日午前7時55分ごろ、神戸市東灘区住吉本町1のJR住吉駅に停車していた普通電車の運転士が、付近の線路内で「白煙が確認できる」と駅員を通じて119番した。 東灘署や神戸市消防局によると、運転士に方向を伝える目的で線路内に設置された木製の標識(高さ約50センチ)1本が燃えた。約40分後に消し止められ、けが人はなかった。 この火災により、JR神戸線と京都線で上下4本が運休したほか計57本が最大51分遅れ、約5万6千人に影響した。
無遮断トラブルにより、車と列車の接触事故が起きた南海高野線の踏切=令和6年2月、大阪市西成区(岡嶋大城撮影) 遮断機が正常に下降していないのに、列車が踏切へと進入するトラブルが、令和4年度末までの3年間で少なくとも32件起きていたことが21日、産経新聞の調べで分かった。設備の異常や人的ミスなどが原因。横断中の車が列車と衝突した例もあった。乗客106人と乗員1人が死亡したJR福知山線脱線事故から25日で19年。踏切の無遮断トラブルは、脱線事故のような惨事を招きかねず、鉄道輸送をめぐる安全への意識や対策が再び問われている。 鉄道の事故やトラブルは、事業者から国土交通省への報告が規則で義務づけられている。遮断機が設けられた第1種踏切は全国約3万カ所。産経新聞では、国交省への情報公開請求で開示された資料を基に、遮断機が正しく下りていない状態で列車が踏切へと進入した事例を4年度末から3年間遡(さかの
【宇都宮】市は20日、次世代型路面電車(LRT)の安全性を維持するために設置した「ライトラインの維持向上に係る有識者会議」の内容を公表した。車輪やレールの摩耗状況に異常はなく、適正な状態であることなどが報告された。 会議は、LRTが2022年11月の試運転中にJR宇都宮駅東口付近で脱線した事故に関する調査報告を受け、市と芳賀町、宇都宮ライトレールの3者で設置した。東京大生産技術研究所の須田義大(すだよしひろ)教授ら鉄道事故の専門家4人で構成され、第1回会合が1月31日に開かれていた。 市などは、開業前から定期的に車輪とレールの形状を測定してきた。今後も現在の測定周期を維持し、車輪を2週間ごと、レールは2カ月ごとに測定し、摩耗の傾向を調査する。新年度も有識者会議を開催し、測定周期の間隔など、効率的な維持管理手法を検討していく。 「レール」の記事一覧を検索
6日午前6時25分ごろ、大阪市西成区橘3の南海電鉄高野線踏切で、岸里玉出発汐見橋行き各駅停車と乗用車が接触する事故があった。けが人はなかった。電車の通過前に何らかの原因で遮断機が上がったため、車が進入したとみられる。この影響で6日午前10時現在、汐見橋―岸里玉出駅間で上下線とも運転を見合わせている…
昨年8月の弘南鉄道(本社青森県平川市)の大鰐線脱線事故などを受け、国土交通省東北運輸局は23日、レール摩耗検査の際に一部区間で測定器を使わず目視だけだったなどとして、同社に7項目の改善を指示した。
アメリカ・ニューヨークで、4日、地下鉄の列車どうしが衝突して脱線する事故があり、24人が軽いけがをしました。 ニューヨークのマンハッタン北西部で、4日午後3時ごろ、日本時間の5日午前5時ごろ、地下鉄の駅のホーム付近に止まっていた列車に別の列車が衝突しました。 地元の消防によりますと、この事故で衝突した側の車両に乗っていた24人が軽いけがをしたということです。 ニューヨーク州の交通当局によりますと、何者かが列車を緊急停止させる装置を作動させて停止していた車両に、隣の線路を同じ方向で走行してきた別の列車が何らかの原因で衝突したということです。 衝突した側の列車が脱線したということで、現場を撮影した写真では一部の車両が脱線している様子が確認できます。 ニューヨークの日本総領事館によりますと、これまでのところ日本人が巻き込まれたという情報はないということです。 警察などは、なぜ隣の線路を走行してい
4日午前、静岡県東伊豆町で、千葉県の20代とみられる女性が橋からおよそ40メートル下の谷底に転落して死亡し、警察はスマートフォンで景色を撮影中に誤って転落したとみて調べています。 4日午前9時40分ごろ、東伊豆町片瀬で「娘が橋から落ちた」と父親から警察に通報がありました。 警察と消防が捜索したところ、橋からおよそ40メートル下の谷底で女性が見つかり、病院に運ばれましたがおよそ4時間後に死亡が確認されました。 警察によりますと、死亡したのは千葉県の20代の女性とみられ、4日は東伊豆町の別荘に泊まったあと、父親とその友人のあわせて3人で車に乗り、市街地へ食事に向かう途中だったということです。 女性は橋の付近で「景色や野生のシカを見たい」と言って1人で車を降り、スマートフォンのカメラで撮影していたということです。 橋の欄干の高さは70センチほどだということで警察は身元の確認を進めるとともに景色を
この夏、開業した栃木県の宇都宮市と芳賀町を結ぶLRT=次世代型路面電車の「軌道」と「車道」の境目が分かりづらいとして、警察や運営会社などは軌道内の表示を全面的に改修する方針を決めました。 宇都宮市と芳賀町を結んで8月に開業したLRTで車との接触事故が3件相次いだことを受け、4日警察と運営会社などが対策会議を開きました。 会議に先立って先月17日に発生した事故現場を関係者が見て回ったところ、LRTの軌道内であることを示すレールの外側にひかれた幅60センチの白線が、車道に描かれたいわゆる「ゼブラゾーン」と接していることから、軌道と車道の境目が分かりづらくなっていることが指摘されました。 このことが事故の原因の一つになっているとして、警察や運営会社などは4日の会議で、LRTが運行しているすべての区間で軌道内の表示を全面的に改修する方針を決めました。 今後、白線を別の色で塗り直したり構造物を設置し
JR岡山駅近くの車両基地で23日に回送列車(2両編成)が脱線した事故で、運転を見合わせていたJR津山線の岡山―法界院間の運転が24日、再開した。JR西日本によると、列車の進路を変えるポイントの前で一時停止しなければならないが、回送列車が停止せずにポイントを通過したことが原因とみられる。運転士は「考え事をしていた」と話しているという。(水田道雄) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREAT
3件目の事故現場近くで記者運転の乗用車の隣を走行するLRT=22日午前11時45分、宇都宮市陽東5丁目 次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール線が8月26日に開業して以降、3週間でLRTと車の接触事故が3件相次いだ。運行会社の宇都宮ライトレールは「ドライバーも運転士もLRTにまだ不慣れなことが原因」と指摘する。けが人はいなかったが、重大事故につながる可能性もあった。記者が23日までに事故現場を車で走り、事故状況や原因を探った。 最初の事故は開業から1週間後だった。宇都宮市清原工業団地の現場は片側1車線の直線道路。反対車線の向こう側にLRTの上下線の軌道が並ぶ。右折禁止の場所だったが、事故車両はここを右折して横切ろうとし、背後から来たLRTと接触した。 道路左側の歩道上に直進以外を禁止する青い標識がある。しかし、LRTが通る右側に意識が向くと見落とす可能性もよぎった。 運転男性は
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