JR西日本が山陰本線を走る観光列車「あめつち」について、木次線への乗り入れを始めた。昨年11月に廃止した「奥出雲おろち号」の後継だが、運行本数は大幅に減り沿線観光の起爆剤としては力強さを欠く。旅行商品の本格的な開発もこれからで、利用減に苦しむ木次線のテコ入れは簡単ではない。「ようこそ木次線へ!」。あめつちの乗り入れが始まった7日、JR木次駅に集まった地元住民らは小旗を振って列車の到着を歓迎した
JR高輪ゲートウェイ駅の近くで見つかった「高輪築堤」の一部=2020年11月、東京都港区(JR東日本提供) 羽田空港と東京都心を直結する新路線「羽田空港アクセス線」の工事予定地で出土した鉄道遺構「高輪築堤」を巡り、JR東日本は15日、工事計画を変更し、田町駅付近で確認されている約160メートルのうち約100メートル分を現地で保存する方針を明らかにした。 JR東によると、2031年度開業を目指すアクセス線の工期に影響はないとしている。築堤の残り約60メートルと、近くに埋まっているとみられる薩摩藩蔵屋敷そばの砲台場については、有識者を交えて方針を検討し、記録保存にとどめるとした。 高輪築堤は1872年に日本で最初に開業した新橋―横浜間のうち、線路の一部を海上に敷設するために築かれた石積みの堤防。2019年に品川駅の改良工事で一部が見つかって以降、高輪ゲートウェイ駅周辺の工事現場で相次いで発見さ
先月初会合が開かれたJR芸備線の再構築協議会について、JR西日本中国統括本部の藏原潮本部長は会見で地域の考えを聞いた上で、負担の問題と合わせて議論することで、一定の方向性が得られるという認識を示しました。 JR芸備線をめぐっては先月、JR西日本や沿線の自治体などが参加して再構築協議会の初会合が開かれ、今後、庄原市の備後庄原駅と、岡山県新見市の備中神代駅を結ぶ区間について路線の存続やバスへの転換などを話し合うことになっています。 これについて、JR西日本中国統括本部の藏原潮本部長は記者会見で「地域の方々と向き合い今だけでなくこれから少子化が進み一部地域で過疎化が進む5年、10年、20年、あるいはもっと長いレンジで考える中で、地域の方々がどのように考えるかが大切だ」と述べました。 その上で「負担の問題と兼ね合わせて、一緒に正面から向き合って議論することで、一定の方向性が出てくるのではないかと非
【留萌】市は市内の見晴公園で展示している蒸気機関車(SL)のD61を道の駅るもいに移設する方針を決めた。観光エリアとして整備が進む道の駅に移すことで、全国の鉄道ファンらにアピールするのが狙い。本年度は運搬手段や費用などの調査を行う。...
広島県庄原市の木山耕三市長は8日、鉄道網の維持、存続を訴えて中国地方の計30市町に郵送したアピール文に対し、同日までに岡山県内の5市町から賛同の文書が届いたことをこの日の定例記者会見で明らかにした。
豊橋鉄道の創立100周年を記念して、半世紀以上前に廃線となった田口線の実物の切符が当たるキャンペーンが、設楽町清崎の道の駅したらで始まった。すっかり見かけなくなった「硬券」と呼ばれる厚紙の切符に、かつて町内にあった三河田口などの駅名が印字されている。1回500円のカプセル販売機で挑戦できる。 設楽町観光協会が、同社に保管されていた切符のうち113枚の提供を受けて企画した。道の駅では田口線を走っていた木製車両が展示されているだけに、協会は「この機会に全国の鉄道・廃線ファンをはじめ多くのお客さまにお越しいただければ」と期待する。 券面は田口線の三河田口や三河海老から、終点の本長篠を経由して豊橋、東岡崎などへ向かう計7種類がある。販売機の営業時間は午前9時~午後5時。当たっても外れても、カプセルには田口線の駅名板を模したキーホルダーが入っている。 キャンペーンは切符がなくなれば終了となる。合わせ
4月30日に廃止されるスカイレール。代わりに広島市安芸区の住宅団地を走る路線バスが運行を始めました。
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
JR芸備線の路線の存続やバスへの転換などを話し合う再構築協議会の初会合が26日開かれたことについて、湯崎知事は「あらゆる取り組みを展開して芸備線の可能性を追求したい」と述べるとともに、JR西日本にも路線の維持に向け最大限努力するよう求めました。 国をはじめ広島県や岡山県、芸備線沿線の4つの市、それにJR西日本などが参加し、JR芸備線の存続やバスへの転換などを話し合う再構築協議会の会合が全国で初めて広島市で開かれました。 これに関して、湯崎知事は定例記者会見で、中山間地域の公共交通の経営状況の悪化は支援する自治体にとっても大きな負担になっていると指摘しました。 その上で、「今後の持続可能性を移動実態データなどを活用して把握し、利便性の向上や潜在需要の掘り起こしなど、あらゆる取り組みを展開して芸備線の可能性を追求したい」と述べました。 また、湯崎知事は「JR西日本にも利便性向上に向けた取り組み
地方鉄道の存廃を話し合う「再構築協議会」の設置第1号となったJR芸備線協議会の初会合が26日、広島市で開かれる。協議会では、利用が極度に低迷する芸備線の将来像が話し合われる。JR西日本は、鉄道からバスや、鉄道の線路跡に整備した専用道でバスを運行するBRT(バス高速輸送システム)などへの転換も排除しない考えだ。背景には、都市部での収益で地方の赤字路線を支える同社のビジネスモデルが立ち行かなくなっている現実がある。 「バス転換も否定しない。(自治体が施設を保有・管理する)上下分離方式やBRTもあるだろう」 JR西の長谷川一明社長は13日の記者会見で、芸備線のあり方について、あらゆる案を排除しない考えを強調した。「今のままでは公共交通として持続することは難しい」とも言い切った。 同社はかつて〝ドル箱〟だった都市部の在来線で上げた利益で、地方路線の赤字を穴埋めしていた。しかし、新型コロナウイルス禍
JR芸備線の備後庄原・備中神代間のあり方を議論する再構築協議会を26日に控え、庄原市で24日、路線の存続を願う市民集会が開かれました。 市民集会は路線の存続を掲げる芸備線沿線議員連絡協議会が開催したもので、沿線の市民などおよそ400人が参加しました。 日本総合研究所の藻谷浩介さんが講演し、「赤字を理由に廃止するなら鉄道に限らず道路も赤字だ」と指摘した上で、「税金を使って、上下分離して維持するなど方法はある」として、市民が声をあげて国を動かしていく必要性を訴えました。 【参加した庄原市民】 「国がただの行司ではなく、自分が参加して話し合いをしてほしい」 集会では最後に「ダイヤ改善をはじめ、駅周辺の整備を要望していきたい」とする、アピール文を読み上げ、今後の取り組みを確認していました。
鎌瀬~瀬戸石間の球磨川に架かる球磨川第一橋梁を渡るディーゼルカー=平成22年3月26日撮影、熊本県八代市坂本町(恵守乾撮影) JR九州は19日、2020年7月の豪雨で被災し一部区間で運休が続く肥薩線を鉄道で復旧させる方針を固めた。関係者によると、同日の取締役会で協議した。熊本県、国と27日に開く予定の3者会合で基本合意する見通しだ。持続可能性の観点から鉄路復旧に慎重姿勢を貫いてきたが、肥薩線を軸に観光振興を目指す地元の復興計画の受け入れに転じる。 堆積した土砂の上を歩く女性。手前は球磨川、奥はJR肥薩線=令和2年7月6日、熊本県芦北町白石(恵守乾撮影)3者は4月以降、線路の設計や復旧費など詳細な検討を開始。現時点の試算では復旧費は約235億円に上る見込みで、国と県が約9割を負担する。 県と沿線自治体が線路や駅舎などの施設を保有し、JR九州が運行を担う「上下分離方式」を採用する計画だ。
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
国土交通大臣は2月29日、スカイレールサービスが軌道法に基づき申請していた広島短距離交通瀬野線(スカイレール)の軌道運輸事業の廃止を許可した。廃止の1カ月前から代替バスが運行される。 廃止されるのはJR山陽本線・瀬野駅に隣接するみどり口駅からニュータウン「スカイレールタウンみどり坂」にあるみどり中央駅までの1.3km。手続き上の廃止予定日は5月1日で、前日の4月30日にみどり口駅とみどり中央駅をそれぞれ12時00分に発車する便を最後に運行を終了する。 スカイレールの代替となる路線バスの運行も、スカイレールの廃止許可と同じ2月29日に中国運輸局長が認可した。運行開始日はスカイレールが廃止される1カ月前の3月30日で、この日はみどり中央10時06分発から運行を開始する。瀬野駅とニュータウンを循環する便と瀬野~みどり中央を走る急行便が設定され、運賃はスカイレールより30円高い200円。スカイレー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く