国立中央科学館(大田市儒城区道竜洞)は21日、同館と隣接するエキスポ科学公園を結ぶ磁気浮上式鉄道の開業式を行った。1993年に開催された大田国際博覧会(大田エキスポ)の期間中に会場内で運行された磁気浮上式鉄道の路線を延長し、新しい車両を製造して運行するものだ。 この路線は、韓国の技術で開発した磁気浮上式鉄道を、人が乗れるようにした唯一の施設となり、また定期的な営業運転を行う初めてのケースとなる。 磁気浮上式鉄道は2両編成で、定員は44人となっている。路線の総延長は1キロで、列車は軌道から10センチほど浮き上がり、時速約30キロで2分間かけて走る。一日に16往復運行される予定で、この列車を利用すれば、国立中央科学館とエキスポ科学公園の間の移動が便利になると同時に、周囲の風景も楽しめる。乗車券は国立中央科学館とエキスポ科学公園の双方で受け取る。開業を記念し、今年9月末までは無料で運行、その