京都府亀岡市で集団登校中の市立安詳(あんしょう)小の児童ら10人が軽乗用車にはねられて死傷した事故で、逮捕された運転手の無職少年(18)=自動車運転過失致死傷・道交法違反(無免許運転)容疑で送検=だけでなく、同乗していた男子大学生(18)=無免許運転の幇助(ほうじょ)容疑で逮捕・送検=と男子専門学校生(18)=同=も車内で居眠りをしていたと説明していることが捜査関係者への取材でわかった。 また捜査関係者によると、軽乗用車は男子大学生が事故の数日前、仲間6、7人を連れて所有者である元同級生の男性(18)を訪ねて借り出していた。この仲間らも事故前、少年の運転する車に交互に乗っていたという。府警は、無免許運転の幇助容疑で逮捕された大学生らと同じように、仲間らが同容疑などにあたるかどうか慎重に調べる方針。