●全く一般的ではありません。 ●心臓は横隔膜の上に乗っていて通常は実際に下に降りてくることはありません。 ●心臓下垂症は、横隔膜や心膜による心臓の固定が悪く、横隔膜に乗っているものの、少し後ろ側(背中側)に移動するような形となり心臓も胸部X線上で垂れ下がったように見えるものです。大動脈や肺動脈は背骨に固定された状態になっているので、心臓自体の位置が下がってしまうものではありません。 ●聴診器を当てない限りは自分の心臓の鼓動を聞くことはできませんが、お腹を凹ませた場合、だれでも聴診器を使えば腹部大動脈から伝わってくる心臓の鼓動のような拍動が聞こえます。頸に聴診器を当てても、頚動脈を伝って心臓の音のような拍動が聞こえます。 ●太ってきたり、皮下脂肪あるいは心臓の周りの脂肪がついてくれば手でさわったくらいでは鼓動は感じなくなってしまいます。 ●心臓下垂症かどうかは、胸のレントゲン写真をとれば一瞬