自分も、出版業界の印税の相場とかはよく…いや全く知りません。ただ、そんな中での一情報として。「WEBで話題→紙の本になりました!」が珍しいことじゃなくなっている今こそ「相場」の情報も共有されていくといいのではないでしょうか。
自分も、出版業界の印税の相場とかはよく…いや全く知りません。ただ、そんな中での一情報として。「WEBで話題→紙の本になりました!」が珍しいことじゃなくなっている今こそ「相場」の情報も共有されていくといいのではないでしょうか。
先日、電子書籍サービス「Digital e-hon」の終了が発表され、ネット上には「購入したコンテンツが閲覧できなくなる」と問題視する声が続出しました。購入金額相当のポイント提供などの対応が取られていますが、手に入れたつもりだったものが消えてしまうことへの不満が強いようです。 関連記事:電子書籍サービス「Digital e-hon」が終了へ 7月末を最後に購入済みコンテンツもほぼ閲覧不能に iPadが登場した2010年は「電子書籍元年」と呼ばれ、国内ではいくつものサービスが誕生。そして、その数多くが消えていきました。電子書籍市場は年々拡大を続けていますが、裏側にはサービス撤退の歴史があるのです。もしも利用中の電子書籍ストアが終了したらどうなるのか、これまでの事例から考えてみましょう。 これまでに登場し消えていった、国産電子書籍サービスの一部。運営元が有名企業だからといって、終了しないわけで
最近、漫画の海賊版にまつわる話題が多いですが、以下のようなツイートをしたところ、結構な反響がありました。 破壊的に便利なサービスを作り出すことが最大の海賊版対策というのは様々な例から証明されていますが、Kindleストアってどの辺が足りてないんでしょうね。1クリック購入即時遠隔DL、いつでもどこでも電子ペーパーで読める、こんな最強ソリューションでもまだ足りないのがちょっと信じられない。 pic.twitter.com/CywYvuB9kg — すまほん!! (@sm_hn) 2018年4月14日 海賊版を駆逐する上で正規サービスが便利であることは不可欠だと思います。では、Kindleを始めとした様々な正規電子書籍サービスの何がダメなのか?皆さんから寄せられた意見をご紹介します。 2018年4月28日7時2分追記:こちらの記事もあわせてどうぞ。 発売が紙より遅い やはり紙の本と比べて発売日が
ここ数日、違法漫画アップロードサイトが俄に話題だ。 皆いろいろと憤っている。当然だ。完全なる著作権侵害、知財の無断利用で金を儲けている奴など断じて許してはならぬ。別に違法サイトを擁護しようというつもりはさらさら無い。 が、それを前提にちょっと皆に聞いて欲しいことがある。どうしても言いたい事がある。 あそこの配信サイトもこの電子書籍ビューアも、お前ら全員もっと漫画村を見習えクソが!! いやもう正直言って今更サイト名伏せる意味もそこまで無いやろと思うので特に伏せずに発言する。 漫画村は確かに違法サイトであり、「タダで漫画が読める」というのが一番大きなセールスポイントだ。しかし、だ。ハッキリ言うが漫画村は「タダで漫画が読める」という点を差っ引いても、下手な正規ルートよりよっぽどユーザーに優しい作りになっている。その事については強く主張したい。 私が漫画村という名前を知ったのは半年ほど前だ。確か「
荻野謙太郎(マンガ編集者) @gouranga_ 商業活動5年のBL作家さんから、DMで人生相談をいただきました。 ・同人からのスカウトでデビュー。単行本は爆死 ・絵の練習やBLの勉強を続けても手応えがない ・twitterやpixivで宣伝を頑張ったが、無反応が苦しくアカウントを削除 ・潔くやめるべきか、もう少し踏ん張ってみるべきか という内容です。 2018-03-13 18:00:04 荻野謙太郎(マンガ編集者) @gouranga_ 本が売れない理由は大きく分けて 「おもしろくない」 「知名度がない」 「お客さんがお金を払ってくれるレベルまで温まってない」 だと思います。 おもしろいおもしろくないはモノを見てないので何とも言えませんが、相談者をスカウトした編集の目を信じて、問題を「知名度と熱」に絞りたいと思います 2018-03-13 18:20:42 荻野謙太郎(マンガ編集者)
今更ですが「漫画村」という海賊サイトが話題です。 サイトでは多くの漫画雑誌、作品が出版社や漫画家の許諾なく公開されています。 ユーザーはそれらを無料で無限に読めるとあって、漫画界隈では大きな問題となっています。普通に考えると違法サイトですが、サイト運営者は「漫画村内のサーバーには画像を保管していないので違法ではない」「運営は海外なので日本の法律は適用されない」などと主張しているようです。 当然のことながら、多くの漫画家たちはこのサイトに強い拒否反応を示しています。「撲滅すべし!」という意見もよく見かけますし、SNSに少しでも肯定的な意見を書き込もうものなら人格を全否定されます。袋叩きです。各作家のファンを巻き込みネガティブキャンペーンへと発展している状態です。違法っぽいし僕も別に肯定はしません。 しかし、このままサイトへの批判が続いた場合、誰が一番得をするのでしょうか ? 漫画に限らず、違
Amazon のアカウントを既に持っていると、Kindle Direct Publishing の登録は簡単です。でも少しだけややこしいところがあります。「税に関する情報」が未完了になってませんか? ひとつずつ進んで行けば難しくはないのですが、税法に関する事なので間違えるといけません。ということで個人作家のための「税に関する情報」の登録方法を書いておきます。ただ登録方法は今後変更される可能性もあるので、最新情報はチェックしてくださいね。 なぜこの登録が必要かというと、アメリカの法の下では出版者の税法上の立場を示す情報の提出が必要になっているのです。そこで、アメリカでの税務処理に必要な識別情報として TIN(Taxpayer ID Number)が求められます。 アメリカの TIN なんて持ってませんよね? でも心配しないでください。 Amazon.co.jp での売り上げの場合はアメリカの
私と同じだ。 同じようにコミティアでこつこつ出していて、編集に声をかけられたりした。 周囲には絵を描くのが好きだったり、漫画描くのが好きだったりするような人はいなくて、頭の中に妄想の雲を育ててるような人もいない。 ひたすら休みに、机に向かってネームを作ったり、漫画描いて妄想を吐き出してるような人はいなくて、みんな彼氏とか、旦那さんとか子育てとかに大忙し。 お昼休みは、恋愛ドラマの話。 入社してきた男性社員の噂話。ブランド物の服の話。今日の晩御飯の話。子供の受験の話。 巷で楽しい、面白い、とされていることに、自分は何一つ興味がなくて、いつも疎外感を感じていた コミティアに行って、漫画を描いて、買ってもらって、買って。 コミケもそうだと思うんだけど、たぶん、普段「普通の人」の仮面を被って生きてる人たちが、自分が「大好き」なものを全面で表現しても、誰にも馬鹿にされなくて、否定されなくて、わかるよ
ああ、某さんがティアで何人も見いだして、某編集部がはじめた出張編集部が成功して、みんな乗っかるようになってからそういうのも増えちゃったね。 結構前月刊誌に何人か商業に引っ張った編集である某さんあたりまでは、そこら辺を分かってた(漫画家になりたいとは限らず、たとえば何か表現したいものがあるとかいろんな理由でやってるってこと)から、載せたいものがあったらという風に声を掛けて、縁をつないで粘り強く待って、商業でも良いって人にだけ受けてもらってたんだけど、大手がみんな編集部出すようになって、週刊作品を担当した事のある編集とかが直接まわるようになると、どうしても彼らのやり方そのままで青田買いしようとするのが出てきちゃうんだよ。彼らのやり方っていうのは賞をとらせて、コンペに出して、連載で商業に乗せることをゴールとしてきたやり方ね。 残念なことだけど、こういうやり方以外を知らない(そのやり方ではやり手の
comicoで陽だまりのありかという作品を連載していたあさだ先生が、9月16日の投稿でパワハラとも取れるcomicoからの対応や胸の内を明かしています。 Hiro*@名ティア【A57】 @pipipu_h たくさんのメッセージ、フォロー、ありがとうございます。 一言一言の言葉があたたかくて、嬉しくて、胸がいっぱいです。 蓋をして閉じ込めて見ないようにしていた色々な気持ちと、向き合っていました。 少しだけ、呟かせてください。 2017-09-16 21:26:46
2017年5月に閉鎖した投稿サイト「フリーブックス」や9人の逮捕者を出したリーチサイト「はるか夢の址(あと)」など、著作物の無断利用が指摘されているネットの海賊サイト問題。11月下旬にTwitterで、ある出版社が違法アップロードサイトと示談を成立させ、勝ち得た損害賠償を作者に分配したという漫画家のツイートが注目を集めた。 【作家に届いた「損害賠償を分配」の通知】 示談を成立させたのは、成人向け漫画を扱う中小出版社・松文館。2016年10月上旬にあるサイトに松文館の出版物が大量に無断アップロードされているのを発見し、およそ1年で損害賠償の獲得にまでこぎつけたのだという。また作者のツイートによれば、「正規のダウンロード印税より(海賊サイトから得た)その分配金の方が高額だった」とも。 海賊サイトといえば運営元の特定や違法行為の証明が難しく、一般的にできることと言えば連絡フォームに作品の削除を要
KADOKAWAは、12月25日に発売予定だった角川文庫の小説「からくり同心 景 黒い好敵手」(著:谷津矢車)について、担当編集者が作者に無断で原稿を改変していたため発売中止にすると発表しました。 谷津矢車さんのコメント(KADOKAWA発表) 同社によると、校正ゲラを確認中の谷津さんより指摘があり、編集部で調査したところ、無断改変が判明。「その改ざんは単語の入れ替えレベルのものではなく、文章の大幅加筆やキャラクターの肝である台詞の変更にまで及んでいました」「これはもはやわたしの小説とは言えない」(谷津さん)。シリーズ第1巻の「からくり同心 景」(今年8月発売)についても同様の行為があったため、回収の上絶版にすることが決まりました。 シリーズ第1巻の「からくり同心 景」 同社は「原稿の無断改変は、決して行ってはならないことであり、弊社は深く反省するとともに、入稿チェック体制の厳重強化、編集
肉級です。 プロブロガーあんちゃ氏(https://twitter.com/annin_book)が書籍を出すという話を聞きました。 そして14日に販売されたよう。おめでとうございます!といいたいのだけど…今回は言えないの。その理由が今日の記事の核心ですわよ。 出版元はKADOKAWAです。 書籍のタイトルは アソビくるう人生をきみに。 遊び狂う方法などを書いた本なのかしら・・・・。 そんな本を出したあんちゃ氏。 このあんちゃ氏は過去色々意図的に炎上を起こしていますわよ。 今回私が気になったのは、 情報商材を販促する人が書籍を出すという事 この方のツイートを見てくださるかしら 引用元:アフィリエイトをする者の覚悟と責任 ⚠️無料配布が明後日まで! 私が独立初期の頃から手元に置いているこの本、ずっと無料キャンペーンやってたんですが12月6日いっぱいで終了するそうです…内容むずいけど読むほど味
こういうネタなら一般的にも需要あるんじゃないかと思うので、 宣伝も兼ねて語ってみようかと思います。 「ご案内」で紹介している「おれきれき」が記事中の持ち込んだマンガなので、 読んで頂いてから記事を読むとより楽しめます。 まずは自分の経歴から。 ・1995年少年サンデー超でデビュー。 読み切り数本掲載と「天然戦士G」全3巻連載。 2001年コアマガジンでエロ漫画家として再デビュー。 2003年ヒット出版に移籍。 以降2013年までヒット出版で成年向け単行本5冊発売。 2014年一般向け持ち込み原稿執筆後、持込を開始する。 遅筆なので基本月刊誌狙い。 ●持ち物 ・デジタル原稿なのでB4で出力した原稿 セブンイレブンのネットプリント使用 ・今まで出した単行本8冊 ・成年向け単行本の売り上げ表(紙・電子) ●基本スタンス 描きたい雑誌は特に無い。いちおうこのネタで描かせてくれることが前提。でかい
フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは5月23日、新刊書籍をフリマアプリ上で販売する取り組みを、夏にも始めると明らかにした。出版取次大手のトーハンと組んで展開する。 本やCDなどに特化したフリマアプリ「メルカリ カウル」で新刊本を販売。「メルカリ」や「メルカリ カウル」は原則、ユーザー同士で商品を売買する仕組みだが、新刊本はメルカリが売り手になる。メルカリが消費者に商品を販売する取り組みは初という。 メルカリの広報担当者は、「メルカリやメルカリ カウルでは、中古の書籍を扱っているが、売り切れで買えないことも多い。新刊本も扱うことでユーザーの購入の選択肢を広げ、エンタメ市場を活性化したい」と話している。 オンライン書店の流通をめぐっては、Amazon.co.jpが取次最大手の日本出版販売(日販)への発注を6月末に一部とりやめることが明らかになるなど、取次“中抜き”の動きもある。また、リ
読者「電子書籍なのになんで紙と同じ値段なんだ!安くしろ!」 出版社「すいません。社内で検討します(いや電子の方が原価が高いし……)」 出版社で電子書籍の制作や販売に携わっていたら、誰もが上記のようなやり取りを経験したことがあるはずだ。 anond.hatelabo.jp 上記エントリーに対して「もっと安くできるだろう」という意見もあがっている。 私はこれまで出版社の編集者として、紙の書籍も電子書籍にも携わってきたが、正直なところ電子の方が原価がかかり、原価を回収するのも困難だ。 紙の書籍の場合、1000円の本を初刷り1000冊で販売する際の内訳は以下になる。 ①~④の合計は1000円だ。 ここでおかしなことに気づく。 あれ、利益が出ていない……? そう、①~④はすべてコストである。 初刷りと言われる最初に印刷所で刷る分の1000冊を販売するだけでは利益は出ないのだ。 出版社の利益は、100
先日、ある新人漫画家さんから「連載を開始するにあたって、一般的な原稿料の相場や、必要な契約関係書類を知りたい」というご相談をいただきました。業界の常識がわからない状態で、どんなことをどこまでを出版社に要求していいのか知りたいようでした。 お会いして、僕なりにいろいろとお話させていただいたのですが、これから漫画家として活動をしていこうとする方々にとって必要な情報かと思いましたのでまとめてみます。 まず、一般的な原稿料の相場。 10年前に比べて相場は下がっています。 すべての出版社の原稿料の相場を知っているわけではないので、確実なことは言えませんが、中堅出版社でも新人原稿料1ページあたり5000円(しかもカラー連載)という話は聞きますし、10年前から平均1000円以上は下がっているのではないでしょうか。 以前は雑誌連載の場合、新人の原稿料は7000円くらいが最低でしたが、今は5000~6000
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