みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno すげえ本だった。言語哲学をここまで分かりやすく、楽しく、でも妥協せず伝えられるものなのか。 書かれている内容は難しいしややこしいんだけども、野矢先生が楽しそうに、ごきげんで書いているのがありありと伝わってくるので、なんか読めちゃう。 野矢先生、参りました。言語哲学、楽しいです。 pic.twitter.com/ciCpd9Juev 2024-03-18 19:25:51
日本の大学、特に文系の学問に対する風当たりが厳しい昨今、文系の学者達は自分たちの存在意義を示そうと必死だ。大学で行われている文系の研究は、どう役に立つかはともかく、それ自体研究としてちゃんとしたものなんだ!ということは前提となっているし、みんなそう信じている。文系の先生達は決してSTAP細胞のようなデタラメをやっているのではないと。 だが、それは本当か? 証拠はあるのか? 最先端の研究は専門家でさえ評価が難しい。たとえばアインシュタイン。一般・特殊相対性理論を作ったけど、時代の先を行き過ぎていて正当な評価がされなかったそうで、ノーベル賞は他の業績に対して与えられた。文系の研究も基本的には同じで、研究の良し悪しを判断できる人は極少数だ。だから、知らないうちにトンデモない研究がはびこっていて、それに社会的評価が伴っていても、ほとんどの人にはわからない。専門家が厳正に評価してくれていることを信じ
いまさら感があるのだけれども、外国語学習に関する岩波新書を今週は二冊読んだ。千野栄一『外国語上達法』と白井恭弘『外国語学習の科学』。 両方とも良書で、いまから外国語学習に取り組む人・仕切りなおす人にはとくにお勧め。またこれから外国語学習を始める子どもをもつ方にも勧めたい。現代の外国語学習がどのような知見に基づくものなのか、案外知られていないのではないかということに、読んでいて気がついたものだから。そして改めて、自分の学習法は(もちろんかなりに我流なのだが)さほど間違ってもいなくて、このブログで紹介してきたこともそれほど無茶なことを云っていたわけじゃなかったのだなとほっとした次第。いや細部にはもちろん瑕疵もあろうけれど。 外国語上達法 (岩波新書 黄版 329) 作者: 千野栄一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1986/01/20メディア: 新書購入: 32人 クリック: 345回この
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