「あうんの呼吸」に頼る日本人の仕事のやり方:リモート時代の中国モノづくり、品質不良をどう回避する?(1)(3/3 ページ) 「あうんの呼吸」に頼る仕事の仕方は日本独特の国民性 ここまで、3つのエピソードをお伝えしたが、2つ目と3つ目の内容は、比較的ロジカルに仕事をしているエンジニアの話であった。そんなエンジニアでも、とても曖昧な仕事の仕方をしているのが実情だ。 トラブルや不良品を発生させる日本人は、異口同音に「普通は~のはず」と言うが、この「普通」が通用する日本人の人口は、世界のたった1.6%だけであることは知っておくべきだ。 ちなみに、中国の人口は世界の18%である。「あうんの呼吸」に頼り、曖昧な表現でやりとりする日本人は、世界の中ではごく少数であり、特殊であることをよく理解してほしい。 日本国内でも広がる情報源と国民性の違い、そしてWeb会議の影響 現在、日本人同士や日本国内での仕事に