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文芸に関するniwakano18124のブックマーク (2)

  • 『タンタルス』内田百輭著 | ピンちゃんの赤貧日記

    百輭翁の随筆が面白いという話は、昔から小耳に挟んでいた。挟んでいたにもかかわらず今まで読んだことがなかったのは縁がなかったのだろうけど、仕事の関係で思いがけず読む機会を得てしまった。暇な現場に当ったのだ。 前評判どおりとても面白い。なんでこんなに面白いのだろうと思いつつ読み出したら止まらない。時間は十分あるから百輭先生の飄々とした筆捌きを堪能できてピンちゃん幸福である。 前半はお酒に関するものが多い。まず「翠仏伝」という一編から始まるのだけど、書き出しはこうである。 秋風の吹き寄せて来た夕闇の中から、翠仏が現われて、入口の戸を引っ張った。 「私です。へい。翠仏です」と静かな声で云った。 そもそも「翠仏」というのが何のことだか判らない。たぶん人の名前かあだ名なんだろうと見当はつくけど、ピンちゃん如きの知識では何に由来しているのか見当もつかない。取りあえず読みつづけると、こう続く。 来た時は、

  • 作品『破垣』が発売禁止処分になった内田魯庵が亡くなった。――6月29日‏ : 矩(のり)をこえる

    矩(のり)をこえる 「今日は何の日?」についての説明と共に、ビジネス・経済・政治の話題に触れていきます 経営コンサルティングについても、最近のニュースに触れながら書かせていただきます お問い合わせ プライバシーポリシー 個人情報保護方針 今ではあまり知られなくなったが、内田魯庵は、欧米文学の紹介や社会小説の先駆者として、 また鋭い社会批判で有名であった。 作家・百田尚樹が、 「沖縄の2新聞を潰せ」とか沖縄史についての嘘つき(でっち上げ)発言をしてまで、 必死になって「安倍晋三すりより」の売文ビジネスをしている。 賞味期限切れ間近を自覚しているから、百田はバーゲンセールに忙しい。 内田魯庵は、作品『破垣』を発売禁止処分にされた経験があるためか、言論・出版の自由について、 次のように大切な発言をしている。 〈およそ、不義敗徳の社会の裏面におこなわるる間は、まだ邦家[国家]の幸いなり。 今の社会

    作品『破垣』が発売禁止処分になった内田魯庵が亡くなった。――6月29日‏ : 矩(のり)をこえる
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