変わりつづける。学びつづける。新しい自分に出会うための1ページ。
「筋トレが続かないんです…意志が弱いんです…」 筋トレは病気による死亡率を減少させ、睡眠の質を改善し、糖尿病や心臓病のリスクを軽減させるだけでなく、男性には男らしい肉体を、女性には美しいスタイルを与えてくれます。 『筋トレが病気による死亡率を減少させる幸福な真実』 『筋トレが睡眠の質を高める』 筋トレにはこれほどの良い効果があるにもかかわらず、なぜ多くの人が筋トレを続けることができないのでしょうか? 行動科学や心理学などの分野では、このようなヒトの矛盾した性質を「運動のパラドックス(exercise paradox)」と呼んでいます。ヒトは健康でいたいと思いながらも、ゴロゴロしてテレビを見るような不健康なことが好きで、筋トレやジョギングのような健康に良いことが嫌いなのです。この矛盾の理由を解明しようと、これまでに多くの研究者が議論をしてきました。 そして近年、ハーバード大学・進化生物学者で
東太平洋の赤道直下に位置するガラパゴス諸島の離れ島には、研究者から「ビッグバード」と呼ばれる鳥が生息しています。プリンストン大学とウプサラ大学の研究者たちがこのビッグバードについて数十年にもわたる追跡調査を行い、「ビッグバードはわずか2世代で新しい種に進化した」という研究結果を学術誌のScienceで発表しています。 Rapid hybrid speciation in Darwin’s finches | Science http://science.sciencemag.org/content/early/2017/11/20/science.aao4593 Galapagos study finds that new species can develop in as little as two generations https://phys.org/news/2017-11-ga
東京大学(東大)は9月26日、脊椎動物の基本構造が5億年以上の進化を通して変化しなかった要因として、遺伝子の使い回しから生じる制約が寄与している可能性が高いことを大規模遺伝子発現データ解析から明らかにしたと発表した。 同成果は、東京大学大学院理学系研究科の入江直樹准教授らの研究グループによるもので、9月26日付の英国科学誌「Nature Ecology & Evolution」に掲載された。 脊椎動物は5億年以上前に出現して以来、さまざまな形をした動物種に進化し、多様化してきたが、基本的な解剖学的特徴については、どの脊椎動物種も共通しており、体のサイズや重量、体色が多様化してきたことなどに比べると、ほとんど変化がないことが知られている。 この要因についてはこれまでの研究により、脊椎動物の基本構造を決定づける胚発生期が、進化を通して多様化してこなかったことに原因があると考えられてきたが、なぜ
古代のネコの遺伝子を分析したところ、ぶち模様のネコは中世になるまでは存在しなかったことがわかった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) イエネコ(家畜化したネコ)の拡散に関する研究の一環として行われたDNA分析から、ネコは人間が家畜化したのではなく、自ら人と暮らす道を選んでいたことが明らかになった。その間、彼らの遺伝子は、野生のヤマネコの遺伝子からほとんど変わることがなく、ささやかな変化のひとつは、かなり最近になってから「ぶち柄」の毛皮が登場したことくらいだった。(参考記事:「動物大図鑑 イエネコ」) 研究者らは、古代ルーマニアのネコの死骸からエジプトのネコのミイラ、現代アフリカのヤマネコに至るまで、過去9000年間に存在した200匹以上のネコのDNA調査を行った。6月19日付けの学術誌「Nature Eco
現代のヒトの祖先であるホモ・サピエンスと、約2万年前に絶滅したと考えられているネアンデルタール人の交配は、従来の研究から考えられていたよりも5万年も早い約10万年前から始まっていたとする研究結果が科学誌「Nature」に発表されました。これは、ホモ・サピエンスが従来考えられていた時期よりも早い段階でアフリカから移動を開始し、ネアンデルタール人との交配(セックス)を行っていたことを示しています。 Ancient gene flow from early modern humans into Eastern Neanderthals : Nature : Nature Publishing Group http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature16544.html Humans and Neanderthals
2015年09月22日00:00 昆虫の変態って今の進化論でどういう説明してるの? Tweet 1: 名無し募集中。。。@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 11:34:38.30 0.net バッタやカマキリはわかる だけど蝶やカブトムシみたいに蛹になってから全く違う形態に変わるってのがどうしてああなって行ったのか全く想像つかない 進化論ではどう説明してるの? 転載元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/morningcoffee/1442802878/ ナウシカの漫画の設定、凄すぎワロタ http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4936539.html 2: 名無し募集中。。。@\(^o^)/ 2015/09/21(月) 11:36:33.71 0.net そうした方が有利だからそういう性質が広ま
歴史を通して、体に障がいがあるものは避けられ、ときに迫害すら受けてきた。だが、進化の新理論によれば、身体障がいや異なった形が人類を発達させるうえで重要な役割を果たしていたらしい。 英ヨーク大学とニューカッスル大学の人類学者は、遺伝的な身体障がいが初期の人類を社会的で協力的な存在にすることを強いたと確信している。 彼らの主張では、我々の祖先は、小規模の集団が孤立して存在した進化のある時点で遺伝的なボトルネックに直面し、近親交配の確率が高まったという。 これは、弱い顎、体毛の薄い身体、木を登るには不適切な弱い腕、まっすぐな足といった”身体障がい”がこの時代に現れた可能性を意味している。
1: 名無しさん@涙目です。(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2015/01/17(土) 18:11:47.79 ID:1nGtkajZ0●.net BE:829826275-PLT(13001) ポイント特典 ‘How to be Bird Poop For Dummies’ by This Moth Fly Mimic By Carly Brooke . Published on January 13, 鳥の糞に群がるハエに見せかけるためらしい http://featuredcreature.com/looking-like-bird-poop-dummies-moth-fly-mimic/
まず、宮竹先生のご専門である進化生物学という分野が、近年これほどまでに新しい成果を上げ続けているということに驚きました。 宮竹:進化生物学自体はダーウィン以降に始まった比較的古い学問分野です。以前は、「生物というのは種の保存のために頑張って生きている」という考え方だったんですが、1970年代に「種ではなく個体、遺伝子が中心である」という考え方が生まれました。リチャード・ドーキンスが提唱した「利己的な遺伝子」ですね。それでものの見方が180度変わってしまって。1980年代には日本でも進化生物学のコンセプトが大きく変わりました。 生物の行動や姿かたちを遺伝子レベルで考えていく。最近はさらに、分子レベルで解明していく学問も生まれてきました。 宮竹先生の前作である『恋するオスが進化する』は昆虫のセックスに焦点を当てたもので、全く知らなかった虫の新事実で目くるめく内容だったんですが、今回出版された『
ジャレド・ダイアモンドはアメリカの進化生物学者で、『銃・病原菌・鉄』でピュリッツァー賞を受賞したサイエンスライターだ。フィールドワークをベースにしているため主張に説得力があり、語りかけるような文体と絶妙な比喩が読者を惹きつける。 そんなジャレド・ダイアモンドが書いた『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』が面白かった。 原題は『Why is Sex Fun?』。タイトルだけ見るとセックスの技法や快楽について書いてあるような印象を受けるが、その実は人間の性を進化生物学的に分析した学術本。 人間の性の特徴として、夫婦による長期的な性的関係、夫婦での共同育児、内密のセックス、排卵の隠蔽、女性の性的受容期の延長、女性の閉経、楽しむためのセックスなどがあげられる。 ボノボは大っぴらにセックスをするし、ヒヒはお尻を真っ赤にして排卵を知らせる。哺乳動物のほとんどのオスは子育てをしないし、人間以外のメスに閉経
ケニア・マリンディ(Malindi)沖で発見されたシーラカンスを調べるケニア国立博物館の研究員ら(2001年11月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/SIMON MAINA 【4月18日 AFP】「生きた化石」と称される深海魚シーラカンスのゲノム(全遺伝情報)を解読し、シーラカンスが数億年もの間ほとんど進化していないことを国際研究チームが突き止め、研究の成果を17日付の英科学誌ネイチャー(Nature)で発表した。発見は太古の時代に魚類が初めて陸に上がった過程の解明につながると期待される。 チームがシーラカンスについて、ほぼ人間と同じ30億のDNAコードを調べたところ、数十億年を経ても遺伝子レベルでの変化が驚くほど少ないことが分かった。同様の研究対象としては、最も芳しい成果が得られた種だという。 研究に参加した米ブロード研究所(Broad Institute)のジェシカ・アルフォルディ(
2013年02月17日12:57 カテゴリ科学/文化 ダーウィンの大聖堂 日本が陥っているのは安倍首相が信じているような「デフレ不況」ではなく、慢性的な停滞である。その原因は高度成長期から続いてきた日本型システムで達成可能な労働生産性の天井(アメリカの75%)にぶつかったからで、これを解決するために必要なのはマクロ政策ではなく組織や意思決定の革新である。 これは狭義の経済学を超える大きな問題だが、その一つの手がかりは宗教にある。山本七平は「日本教」の特徴はキリスト教のような普遍的な体系をもたず、村ごとの御神体の臨在感的把握によって人々が動くことだと指摘した。これはマルクス的にいうと「物神化」であり、人類にきわめて普遍的な現象だ。 本書はこうした信じるという機能を生物学的に分析したものだ。それは自明ではなく、類人猿にはものを信じる行動はみられない。人間でも4歳児にならないとみられず、自閉症の
ヒトはなぜこころなどという奇妙な能力を獲得したのでしょう。それはもちろん、(利己的な遺伝子の)生存にとって有利だったからです。チンパンジーはヒトと同じ社会的な動物で、その生態を観察すると単純なシミュレーション装置(こころ)を持っていることがわかります。群れを統率するのはアルファオスと呼ばれる第一順位のオスですが、すべてのメスを独占しているわけではなく、下位のオスにも生殖の機会は与えられています。しかし交尾には上位のオスの暗黙の了解が必要で、さもなければこっそり“不倫”するしかありません。 このときチンパンジーは、いまここでメスと交尾しても上位のオスに攻撃されないかどうか、さまざまな方法で知ろうとします。このシミュレーションが上手ければ、身体が大きかったり力が強かったりしなくても子孫を残すことができるのです。シミュレーションで相手の行動を的確に予想できれば、異性を獲得するだけでなく、狩りを
【2012年11月2日 NASA】 惑星で生命が誕生し進化していくためには、ちょうど良い大きさの小惑星帯が必要かもしれない。そして、そのためには木星のような巨大惑星の位置も重要になってくる。アメリカの研究チームが新たに提唱する、特別な星・地球が生まれるための特別な条件とは。 小惑星帯の進化の3つのシナリオ。上:巨大惑星が大幅に移動した場合、小惑星帯は解体されてしまう。中:太陽系の場合、木星がちょうど良い位置に来ているため、生命進化を引き起こすのに適切な小惑星帯が作られている。下:巨大惑星が全く動かない場合、高密集小惑星帯が作られ、小惑星が頻繁に地球型惑星を襲うため生命の誕生は難しくなる。クリックで拡大(提供:NASA/ESA/STScI) Rebecca Martinさん(コロラド大学)とMario Livioさん(宇宙望遠鏡科学研究所)の研究によれば、恒星の周りに形成される小惑星帯のサイ
2012年05月16日13:01 カテゴリ本 新しい「集団淘汰」の理論 社会科学の研究者が生物学の本を読むのは、普通は好事家的な興味しかないが、ここ10年ぐらいの進化生物学の論争は社会科学にも影響を及ぼすと思う。それは従来の進化論の主流だった血縁淘汰(包括適応度)と、著者などの主張する多レベル淘汰の論争だ。進化生物学の世界的権威が82歳で書いた本書は、進化論から人類の未来を展望する傑作である。 従来の理論では、生物は遺伝子の複製という一つの目的を最大化する機械だと考えられているが、新しい理論では生物は個体と集団という二つのレベルの合計で適応度を最大化すると考えられている。これについては「集団淘汰も包括適応度で説明できる」という反論があり、多くの証拠を検討した結果、著者は個体レベルだけでなく集団レベルでも淘汰が起こると結論する。 人間も利己的な動機と利他的な動機を遺伝的にもち、理性と感情の葛
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