河野太郎行政改革担当相は16日、報道各社のインタビューに応じ、同性婚と選択的夫婦別姓に賛成する考えを明らかにした。「いずれも賛成だ。同性婚については憲法上の問題をどうするのかという課題がある」と述べた。同時に「価値観が問われる問題だ。党議拘束をかけずに国会で広く議論すべきだ」と語った。 女性議員増加策に関しては「自民党として少しずつ増やしていく努力をする」と強調。候補者の一定比率を女性にする「クオータ制」の導入を巡り「現段階で一気に数字で決めることは疑問だ」と慎重な姿勢を示した。
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に出馬する岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=は15日のBS-TBS番組で、選択的夫婦別姓制度について「導入を目指して議論をすべきだ」と述べ、導入に意欲を示した。 岸田氏は「必要とされている方、困っている人がいるわけだから議論はしなければならない」と指摘。そ…
立憲民主党は多様性を認め合う差別のない社会を構築したいとして、選択的夫婦別姓制度や、同性どうしの結婚を可能にする法制度の実現を求めていく方針です。 立憲民主党は、自民党の総裁選挙で安倍前総理大臣の経済政策「アベノミクス」をめぐる議論が不十分だとして、その功罪の検証を近く党内で始めることにしています。 一方で今度の衆議院選挙で政権を獲得した場合には、多様性を認め合う差別のない社会を構築したいとしてジェンダーの平等や人権に関わる分野の政策をまとめました。 この中では夫婦が希望すれば結婚前の姓を名乗れる選択的夫婦別姓の制度を早期に実現するとしています。 またLGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちへの差別解消を図る平等法の制定や、同性どうしの結婚を可能にする法制度の実現を目指すとしています。 さらにインターネットでのひぼう中傷を含め、あらゆる差別に対応する人権機関の新設や、性暴力の被害者など
【夫婦同姓の苦しみ Case05:毎年結婚と離婚を繰り返す夫婦】 今年6月、選択的夫婦別姓を認めない民法と戸籍法について、最高裁判所大法廷は憲法24条の「婚姻の自由」には違反しないとする判決を下した。大法廷は2015年にも同じ判断を示したが、今回も「この種の制度の在り方は、国会で判断すべき」とし、選択的夫婦別姓を希望する人々を落胆させた。様々な世論調査では過半数が選択的夫婦別姓に賛成あるいは容認しているにもかかわらず、与党の一部の議員が反対していることから、一向に進まない。 そのせいで苦しみを味わっているカップルがたくさんいる。小学生の子どもがいる佐藤さん(仮名・都内在住)と夫もそのうちの1組だ。今年結婚12年目を迎える彼らは、毎年結婚と離婚を繰り返しているという。佐藤さんに詳しく話を聞いた。 「結婚前には選択的夫婦別姓が制度化されると思っていた」 佐藤さんは大学時代に授業でジェンダー平等
フランスにおける“旧姓”の扱い方に驚いた体験を描いた漫画がSNS上で話題となっています。国際結婚をし、現在はフランス在住の女性。日本では、結婚後は旧姓を意識することは少なくなっていきますが、フランスでは事情がまるで違っていて…という内容です。作者の女性に聞きました。 至るところに懐かしい旧姓が この漫画を描いたのは、フリーライターのMariko(ペンネーム)さんです。インスタグラムで「フランス絵日記」を発表しています。 Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。 Marikoさん「美術系大学に在籍していたのですが、入学後、絵よりも文章の方が向いていると気付き、教授にもそのように指摘されたので、卒業後は“描く”ことを離れ“書く”ことに集中してきました。その後、フリーランスに転身してからは会社員時代より時間の余裕ができたこともあり、iPadで趣味程度に絵を描くようになりました。 フラン
「名前が裏返っていく」苦痛 「刷り込み」を少しずつ壊していく 「日本を出ていった方が早そう」絶望感 「大安の日に、離婚届を提出してきました!」 女性起業家として活躍する石井リナさんがそうツイッターに投稿したのは7月の大安吉日でした。自分の「姓」を取り戻すため、パートナーの三澤亮介さんとペーパー離婚したからでした。「事実婚に移行しましたが、『どうして仲のいい私たちが離婚届を出さなければいけないんだ』と思っています」と振り返る石井さんと三澤さんに話を聞きました。 お互いに姓を変えたくなくて… 「お互いに姓を変えたくなかったので、婚姻届を出した当時から二人ともベストな選択だとは思っていませんでした」 生理用の吸水ショーツ「Nagi」を販売するBLASTの代表・石井リナさんは、そう振り返ります。2年前、石井さんが現代アーティスト・三澤亮介さんの姓に改姓して婚姻届を出しました。 「二人ともお互いの名
旧姓で弁護士法人の役員登記できず… 子どもの姓「今も振り回される現状がある」 「別姓・同姓、どっちがいいか」という話をしない 「同姓・別姓、どっちがいい・悪いじゃなくて、それぞれの名前を大事にする社会になってほしい」。「選択的夫婦別姓」について知りたいと、高校生たちが、サイボウズの青野慶久さんや弁護士の古家野晶子さんを招き、オンラインイベントを開いて考えを深めました。運営メンバーのひとりの女子高校生は「将来、自分の名前で働きたいと考えると、今の名前を通称としなければいけない可能性が高い。私が働く頃には制度が変わっているといいなと思います」と話します。 7月25日に開かれたオンラインイベントは、私立高校で学ぶ高校生や教職員でつくる団体「京都私学フェスティバル実行委員会」が主催。私学助成の拡充を目指す活動をするほか、身近な社会問題について学んだり、意見を発表したりしてきました。 今回は選択的夫
夫婦別姓、自民論客に聞く 2021年05月04日07時10分 インタビューに答える自民党の鈴木馨祐衆院議員=4月20日、東京・永田町 選択的夫婦別姓をめぐる議論が自民党で活発化してきた。昨年末、政府が閣議決定した第5次男女共同参画基本計画での書きぶりをめぐり、賛否両派が対立。4月には党内にワーキングチーム(座長・石原伸晃元幹事長)が設置され、意見集約に向け動きだした。党内の論客3氏に話を聞いた。 ◇選択的別姓進めよ=鈴木馨祐氏 選択的夫婦別姓は進めるべきだ。国が家族の在り方や価値観に介入したり、姓や家族の形を法律や制度で決めたりすることに違和感がある。個人の気持ちが基本的に一番尊重されるべきで、実際に困るから変えてほしいという人がいる以上は、しっかり受け止めなければならない。その延長線上で選択的夫婦別姓は当然に議論されるべきだ。 海外出張時の本人確認や論文の継続性など、改姓した人にはさまざ
選択的夫婦別姓制度を議論する自民党の「氏制度に関するワーキングチーム(WT)」は26日の第2回会合で、現時点での主な論点が①家族の絆やわが国の戸籍制度を大切に②国民1人1人の活躍を推進③氏を改めることによる不利益を解消④子に生じる影響を十分に考慮―の4つに集約されることを確認した。賛成、反対両派の意見の隔たりが大きいことから、今後も議論を続ける。 今月2日の初会合に続いて、賛成派が制度導入を求めた一方、反対派は政府が進める旧姓の通称使用拡大を主張し、議論は平行線だった。石原伸晃WT座長は終了後、「全員が別姓を使用するのではなく、通称として同氏を選択する人もいるから、併せて議論しなければいけないと感じた」と記者団に語った。 党内には、選択的夫婦別姓制度を巡り今夏にも新たな最高裁判決が出るとみられることを踏まえ、議論を加速して次期衆院選の公約に盛り込むべきだ、との声もある。一方で下村博文政調会
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伝統の継承か、時代の変化か。 自民党で激論が交わされている「選択的夫婦別姓」。 議論が活発化した背景には、保守色が強かった安倍政権から菅政権へ移行したことに伴う党内のパワーバランスの変化があるとの見方もある。 衆議院選挙を控える中、いま、自民党内で何が起きているのか。 「氏制度」をめぐる攻防から読み解く。 (中村大祐、宮内宏樹、古垣弘人) 党内で真っ向対立 賛成の立場の議員 「別姓が嫌な人は同姓でよいのだから、選択制にするべきだ」 「通称使用の拡大では限界があり、法的な安定性がない」 慎重な立場の議員 「夫婦別姓では日本の伝統や家族の絆が失われる」 「旧姓の通称使用の拡大を目指すべきだ」 4月2日、自民党本部の7階の会議室。 選択的夫婦別姓を含む「氏制度」を議論する作業チームの初会合が開かれた。 60人を超える議員が詰めかけ、予定を上回る1時間半にわたって議論が展開され、あわせて23人が発
「選択肢を増やすことは人権を守ること」 選択的夫婦別姓めぐり中学生・高校生が議論/「法制化をすすめる会@京都」がキックオフ学習会 学習会での発言内容を同時進行でまとめたもの かわいそう?「子どもをなめないでほしい」 婚姻の際、どちらか一方の姓を名乗る同姓を義務付けている現行法を変え、慣れ親しんだ姓を名乗れる選択の幅を広げようという運動が広がるなか、今年、市民有志で発足した「選択的夫婦別姓の法制化をすすめる会@京都」が3月21日、キックオフイベントに位置付けた学習会「これからの結婚について話そう」をオンラインで開きました。 同「会」は、政府が昨年末に決定した「男女共同参画第5次基本計画」で、「選択的夫婦別氏制度」の記述も削除し、当初の政府案から大幅に後退させたことを受け、別姓を選択する当事者らで発足したもの。関心のある中高生も迎え、府議会の女性議員と意見交換するアクションも始めています。 こ
自民党の森雅子前法相は30日の参院法務委員会で、選択的夫婦別姓制度について、夫婦が同一戸籍のまま、旧姓にも法的根拠を与える独自案を提案した。 制度をめぐり党内は、賛成派と反対派の意見が分かれ、それぞれが議員連盟を立ち上げるなど議論が活発化している。賛成派は、現行制度では結婚前の姓が使えないことで仕事に支障が生じたり、結婚後も自身の姓を使い続けたい人同士が結婚をためらったりする事態を招きかねないと主張。一方、反対派は夫婦で姓が異なると家族の一体感が薄れ、家族が1つの戸籍に入ることを前提とした社会制度などの混乱を懸念する。 森氏の案は、結婚した際に夫婦双方の姓を戸籍に書き込む「ミドルネーム案」(森氏)。家族が同一戸籍のまま、旧姓にも法的な根拠を与える。 森氏によると、海外では複合姓(結合姓)などと呼ばれ、内閣府が調査した51カ国のうち29カ国で制度が認められている。森氏は法務委で、先行例がある
夫婦が希望すればそれぞれが結婚前の名字を名乗ることができる「選択的夫婦別姓」についての議論が国や地方で活発化しています。 夫婦の名字は同じであるべきなのでしょうか。「事実婚」を選んだ岡山市の家族を取材しました。 岡山市在住で大学教員として働く中谷文美さん(58)。夫(59)と息子(23)は、中谷さんとは違う名字を名乗っています。 (中谷文美さん) 「夫婦のどちらかが相手の姓を選ばなければいけないことに漠然とした抵抗感があった」 中谷さんは元々、別姓での法律婚が可能なイギリスで婚姻届を提出していました。 日本でも別姓での法律婚が可能になったタイミングで婚姻届を提出したいと考えていたそうですが、日本に帰国後、日本の法律に合わせて夫婦で同じ名字にしました。初めは中谷さんの名字に、次に夫の名字に。2度名字を変えましたがお互いが名字を変えることの不便さを実感したそうです。 (中谷文美さん) 「自分の
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