三体 作者:劉 慈欣発売日: 2019/07/04メディア: ハードカバー 久々のSF読書。以前から話題になっていた「三体」を読みました。 中国人作家 劉慈欣 がアジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞したことでも一躍有名になった作品。 エンターテインメントとして読み応えのある本でした。 ネタバレありなので読むつもりの人は飛ばしてください あらすじ 感想 あらすじ 文化大革命時代に物理学者の父を迫害によって殺害され、人類社会に深い絶望を抱えた「葉文潔」が刑を免除するのと引き換えに「紅岸基地」と呼ばれる中国政府の最高機密基地に所属し、そこで秘密の事業に関わる話 と、この時代から少し進んで現代に近い時代 ナノマテリアル開発の応用物理学研究者である「汪森」が、ある学術団体「科学フロンティア」に関わる科学者たちが次々と謎の自殺をしていく事実を告げられ、その団体へ潜入しその謎を追