ドラマ「ブラックペアン」での治験コーディネーター(CRC)の描写に批判的な声が急激に広がっています。 治験に関わる患者さんの立場からも、臨床に携わる医療関係者からも怒りの声が高まり、日本臨床薬理学会がTBSに抗議する事態に発展しています。 Facebookに掲載された抗議文はかなりの勢いでシェア数が増えており、その抗議文の中では私のブログ記事も引用されています。 私がドラマ関連記事を書く時はいつも、「ドラマを楽しんだ方が不快にならないように」とかなり気を遣うので、引用された記事も批判的な意見に多くを割いたわけではありません。 「医者がドラマにムキになって目くじらを立てている」などと思われるのは本意ではないし、そもそも私は医療ドラマは好きで、楽しく見ている立場です。 ドラマを楽しむ方々を興ざめさせてしまうような重箱の隅をつつく粗探しもしたくはありません。 しかし問題は大きくなっていますし、私