不安障害は米国で最も一般的な精神障害の一つといわれている/PeopleImages/iStockphoto/Getty Images via CNN Newsource (CNN) バイオ医薬品会社のマインド・メディシンは7日、合成麻薬LSDを使った全般性不安障害の治療薬「MM120」について、臨床試験で有望な結果が出たことを受け、米食品医薬品局(FDA)の画期的治療薬(ブレークスルー治療薬)に指定されたと発表した。 マインド・メディシン最高医療責任者を務める米タフツ大学医学校のダニエル・カーリン氏は、ブレークスルー指定について「満たされていない医療上のニーズを満たす臨床効果が実証された」とコメントしている。 MM120は今後、フェーズ3臨床試験などFDAの標準的な承認手続きを経る必要がある。しかし今回の指定は「FDAが医薬品開発に積極的にかかわるという申し出」だとカーリン氏は説明した。
![不安障害の患者にLSD投与、1回で即効性と持続性確認 FDAが「画期的治療薬」に指定](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f248afbf14daf9fdd7c546ce502cea03a9a6ea52/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2024%2F03%2F08%2F7a02e2bae4d534a422ae73c25ddb6cae%2Fcnn-L19jb21wb25lbnRzL2ltYWdlL2luc3RhbmNlcy9jbHRnbWEya3cwMDFwM2I2aGNldWR6NTQx-L19jb21wb25lbnRzL2FydGljbGUvaW5zdGFuY2VzL2NsdGdsYnpzbDAwMWQyYW96NDJqaWN2N2w%3Dthujmbnail.jpg)