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ブックマーク / www.ringolab.com (9)

  • <不良>のための文章術 - 情報考学 Passion For The Future

    ・<不良>のための文章術 カネになる文章の書き方を教えるだ。 <不良>は「天声人語」や小論文テストの良い子ちゃん文章術とは対極にある。 「クルマの運転にたとえてみましょうか。学校で習う文章や『文章読』が教えるのは、教習所で満点をとれるような運転です。法規を守り、自動車のしくみや特性をよく理解して安全に走る。しかし、サーキットやラリーコースでそんな運転をしていたのでは、とてもレースに参加できません。路上では「割り込み」や「幅寄せ」はいけないことですが、レースではそんなことはいっていられません。もちろんスピード違反だって。」 「文章読」系のは大作家が書いたものでさえ「このは名文の書き方を教えるではありません。」なんて逃げ口上が最初に書いてあるものだが、このは逃げない。ちゃんと売れる文章の書き方を教えるぞと書いている。フリーライターとしてプロを目指す人はこちらを読むべきである。 書

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    sh19910711 2024/05/07
    "カネになる文章の書き方: 書評、飲食店評など実際に良い例と悪い例を示して、なにが違うか、どう直していくべきか / 誰にでもいい顔をしようとすると、とたんに文章はトーンダウンし、つまらなくなる" 2010
  • 再起動せよと雑誌はいう - 情報考学 Passion For The Future

    ・再起動せよと雑誌はいう 『CITY ROAD』『WIRED日版』『季刊・とコンピュータ』の元編集者で、「と出版の未来」を考えるウェブサイト『マガジン航』編集人の仲俣 暁生さんの。POPEYE、ユリイカ、文芸春秋、東洋経済、NUMBER、OZマガジン、ぴあ、などさまざまなジャンルの30種類以上の雑誌をとりあげて批評する。 全記事が雑誌愛に満ちた批評で楽しい。今イケてる雑誌はどれか、ダメなのはどれか、意外な人気メディア、新しいビジネスモデルなど幅広い話題が盛り込まれている。1つのジャンルで必ず複数の雑誌をとりあげて、特徴比較をしている。歴史的に果たした役割も説明されている。通読すると雑誌メディアの全体を俯瞰する視点が得られる。 「いま思えば、かつての『POPEYE』は、現在のインターネットのような存在だった。書き手と読者の距離を近く感じさせるカジュアルな文体による短いコラムや、スナッ

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    sh19910711 2024/03/11
    "時間やお金や好奇心を今はネットに注ぎ込んでいる / コンピュータ雑誌、音楽雑誌、ゲーム雑誌...。学生の頃むさぼるように読んだ雑誌の魅力とは、誌面の向こう側に私が知らない凄い世界が広がっているという感覚" 2012
  • 暗黙知の次元 - 情報考学 Passion For The Future

    ・暗黙知の次元 ハイパーテキスト形式知の時代だからこそ読み返す意義がある、かなと思って再読。 言葉にできない知=暗黙知について書かれた古典。 「暗黙的認識をことごとく排除して、すべての知識を形式化しようとしても、そんな試みは自滅するしかないことを、私は証明できると思う。というのも、ある包括的存在、たとえばカエルを構成する諸関係を形式化するためには、まずそのカエルが、暗黙知によって非形式的に特定されていなければならないからだ。実際、そのカエルについて数学的に論じた場合、その数学理論の「意味」は、相も変わらず暗黙的に認識され続けるカエルと、この数学理論との、持続的な関係の中にあるのだ。」 ある理論が認識されるのは、それが内面化されて自在に活用されるようになってからだ、という。この考え方は、意識に上る0.5秒前に脳は準備をしているという、脳科学者ベンジャミン・リベットの意識の遅延論と符合するもの

    sh19910711
    sh19910711 2024/03/03
    "暗黙知について書かれた古典 / 形式知は暗黙知という巨大氷山の一角 / インターネット上に現れる知は膨大だがすべて形式知 + 水面下にあるInvisibleな膨大な知をどう引き出すか" 2009
  • 読書論 - 情報考学 Passion For The Future

    読書論 大正昭和の経済学者で慶応義塾塾長や、天皇陛下の皇太子時代の家庭教師をつとめた小泉信三による読書論の古典。自身の学者人生を振り返り、読書の理想形、何を読むべきか、いかに読むべきかを語った。岩波新書の初版は1950年だ。 名言の連続であるが3つほど感銘したポイントを抜き出してみた。 1 大著を努力と忍耐で読め 「つとめて古典を読むこととともに、私はつとめて大著を読むことを勧めたい。名著は必ずしも大冊ならず、大冊は必ずしも名著でないが、しかしそれぞれの時代を制した名著の多くは大冊であり、そしてこれらの大冊に、偉大なる著者の創始と刻苦と精励とが体化されるのが常である。それを読むことによって、吾々は単にその書の内容を知るばかりでなく、辛苦耐忍、いわば格闘してものを学ぶという、貴重な体験を得るのである。読むのページ数のみを数えて喜ぶのは無意義であるが、努力して大冊を征服することは、人生の勉

    sh19910711
    sh19910711 2024/02/19
    "とにかく書く: 夏目漱石は蔵書の余白に自分の意見をびっしり書き込む癖があった。意に沿わない部分があると「ソンナ馬鹿ナコトガアルカ」に始まる激しい反論をびっしり書き込んだ記録が残されている" / 2009
  • Passion For The Future: ブックマークの技術と可能性

    ブックマークの技術と可能性 スポンサード リンク ■書籍のブックマーク 私はで気になった部分を残して活用するには、 ・読みながらページの上の端を、重要度に応じた面積で斜めに折り曲げる - 重要なほど大きく折り曲げるのがポイント ・後日、折り曲げた部分を探して、気になった原文と考えをPCに書き出す ・メモのファイルは全文検索できるようにしておく をしている。 この方法も完全に満足ではないのだが、 ・以外に用具が不要 ・書き込むことで読む流れが中断されない ・いくつでも折り曲げることができる(栞やポストイットは有限の手持ち数上限) ・書き込みと違って折り曲げは発見しやすい というメリットを感じている。 デメリットは、 ・1週間以内にPCに書き出さないとなぜ折り曲げたのか分からなくなる。 - これが最大の面倒 ・に跡が残るので借りたではできない - これは統計的に読み返し率は低いし潔癖症

    sh19910711
    sh19910711 2022/05/23
    2003 / "読みながらページの上の端を、重要度に応じた面積で斜めに折り曲げる / ゆびでなぞった箇所は帰宅後に、PCと本を近づけると、その箇所のテキストが書名やページ数などとともに、PCに無線転送されるといいのに"
  • のめりこませる技術 ─誰が物語を操るのか - 情報考学 Passion For The Future

    ・のめりこませる技術 ─誰が物語を操るのか 大学生に短い映画を見せる印象的な実験の話から始まる。映画の内容は二つの三角形と一つの丸が平面上を移動するというものだった。静止した四角形も登場した。上映後に何を見たかの説明を求めると大学生たちのほぼ全員が、二つの三角形が喧嘩している男で、丸はそれから逃げようとする女であると答えた。ただの図形にも、人は意味や物語を見出してしま習性があるのだと学者は結論した。 物語るという行為がテクノロジーの変化に伴い変質していく。かつては活字の小説で語られていた物語が、映画になり、テレビの連続ドラマになり、ウェブ上のインタラクティブな物語に変化してきた。より連続的で参加型のストーリーに人々はのめり込むようになっている。いまや広告、ゲーム、ウェブ、テレビドラマ、映画、何を作るにせよ参加型でのめりこませる仕掛けが成功の鍵となる。 「ゲームと物語に共通しているのは、どち

  • Passion For The Future: インターネットの匂い:Smell Over IP

    インターネットの匂い:Smell Over IP スポンサード リンク 昨日の記事で、情報の匂い(scent)について触れた。今日は比喩的な意味ではなく、嗅覚を刺激する匂いとインターネットの話。 焼き鳥屋や、うなぎ屋の前を通ると強烈な匂いが漂っている。空腹の時にはついつい吸い寄せられてしまう。景気の良い呼び込みの声や、メニュー写真程度では、そこまでのシズル感は起きない気がしている。匂いというのは五感のうちでも、能に近い部分に働きかけるアトラクターと言えそうだ。生唾が出てくる。室内空調があっても、わざわざ匂いを通りへ振りまいている店が多いのは、集客効果、商売繁盛を狙ってのことだろう。 今のところインターネットは無臭である。 インターネット上で匂いを交換する技術というのは90年代後半からあって、私は体験したことさえある。年度を忘れたが米国ラスベガスのCOMDEXにDigicents社というベ

  • Passion For The Future: 頭がいい人が儲からない理由

    頭がいい人が儲からない理由 スポンサード リンク ・頭がいい人が儲からない理由 サムシンググッド、アドビスシテムズ、ウェブマネー、ソフトウィング、アルファシステムなど、多数のIT企業を創業した業界の風雲児 坂圭一氏が語る経営哲学。表題を見た時は、コンサルタントが書くありがちなノウハウかなと想像していたのだが、まったく違った。序盤は成功の理論をノウハウ風に教えているのだが、章が進むにすれ著者の情熱ボルテージがあがっていき、結局、異常なほどの執念深さと圧倒的な行動力こそ成功の秘訣だ、おまえなんでやらないんだと、アジっている。その語りの迫力に飲まれる。 確かにそうなのだろう。会社を上場させたり、億万長者になった経営者たちを私も身近に何人も見てきたが、あっさりした人なんて一人もいなかった。みな執念深さでは共通していた。なんでもその場で決めようとするせっかちな性格で、課題を次の会議に持ち越すこと

  • Passion For The Future: なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか

    なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか スポンサード リンク ・なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか 面白い。 数学の上達ノウハウではなく、数学能力をかなり科学的に分析した研究。 ■計算には運動性が伴う 1,2、それ以上はたくさん、と数える民族は実際にいるらしい。私たちは数を指折り数えるがこれだと、片手で5、両手で10が限界である。さらに足の指まで動員すると20まではいける。パプアニューギニアのユプノ族は、左手→右手→左足→右足→左耳→右耳→左目→右目→鼻→左の小鼻→右の小鼻→左胸→右胸→へそ→左の睾丸→右の睾丸→ペニスまで身体の部位に数字を割り当てることで33まで数えるそうである。複数人数で数えることでさらに大きな数を数える民族もあるという。 こうした数え方は文化によって違う。だが、違わない部分が発見されている。脳の中に、人間が生物学的に受け継いだ数の認識モジュール

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