福島刑務所への勧告書について説明する福島県弁護士会の町田敦会長(中央)ら=福島市の県庁で2024年2月13日午後1時31分、肥沼直寛撮影 福島県弁護士会は13日、福島刑務所(福島市)に受刑者として服役していた40代の男性が、「フレームが太い」などとして眼鏡の使用を許されずに人格権などが侵害されたとして、刑務所に対し改善を求める勧告書を送ったと発表した。送付は6日付。福島刑務所の内規で認められた大きさとの差は1ミリだった。 県弁護士会によると、男性は2021年11月、宮城刑務所(仙台市)から移送された際に私物検査を受けた。その際、移送前まで使えていた眼鏡について、福島刑務所は使用を許可し…