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ライトノベルと増田に関するturu_craneのブックマーク (16)

  • アニメ化直前ブギーポップシリーズ現状報告(ある程度の既読者向け)

    (全て個人的な見解です) 新アニメの開始で、ブギーポップ懐かしい!原作いまどうなってるの?ていうかまだ続いてるの?という人々も少なからずいると思われるので、シリーズを振り返りつつ現在の大まかな状況を説明する。 今のところ明確にブギーポップシリーズとして刊行されているのは以下の22作。 ブギーポップは笑わないブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター PART 1ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター PART 2ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王夜明けのブギーポップブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッドブギーポップ・アンバランス ホーリィ&ゴーストブギーポップ・スタッカート ジンクスショップへようこそブ

    アニメ化直前ブギーポップシリーズ現状報告(ある程度の既読者向け)
  • 乃木坂春香はオタサーの姫の夢を見るか

    乃木坂春香の秘密の続編、乃木坂明日香の秘密が来る4/10に発売される。 涙は出なかった。 感動するには時間があまり経っていないし、そこまで人気のあるシリーズでもなかった。 アニメが特に面白かったというわけでもない。 作画は当時から見ても平均以下だったが、オープニングの曲が好きだった。 作品自体に思い入れはそこまでないが、俺の青春の1ページと言っていいだろう。 この情報を始めて知ったのが昨日であり、自らのアンテナの低さには呆れるばかりだが続編発表に寄せて思いの丈を吐き出したい。 乃木坂春香の秘密は電撃文庫から出ていたライトノベルで、記憶が確かなら2006~2012の間続いていたシリーズである。 当時狂ったようにラノベを読んでいた学生の俺は当然存在を知っていたし、当時のアニメ化発表の時点で全巻揃えていたはずである。 乃木坂春香の秘密のストーリーの大筋は隠れオタであるヒロインと当時流行っていたタ

    乃木坂春香はオタサーの姫の夢を見るか
  • 『エロマンガ先生』論:度重なる奇妙さとその正体について

    ※おれは原作を読んでおらず、アニメを全話視聴しただけ、つまり原作三巻までの内容しか知らない。※『エロマンガ先生』という表記は、原作ではなくアニメ作品を指す。この論考もどきの楽な読み方について結論は最終項「みんな家族になりたい」に書いているんで、各項の見出しだけを読んでから最終項を読むのが最短ルートだ。 もちろん、全部読んでくれることにこしたことはないけれど、どこのだれが書いたかわからない約6000字の論考もどきに付き合ってくれる人はまれだろうから全部読んでくれた人にはすごく感激しちゃうよマジで。 ラブコメ発生装置として学校を使わない=もう学校はいらない『エロマンガ先生』にはいくつも奇妙なところがある。中高生なのに小説家・イラストレーターとして第一線で活躍しているのが奇妙だというのではない。現代日を舞台にした中高生のラブコメなのに「学校」がラブコメ発生装置として使われず、それどころか学校が

    『エロマンガ先生』論:度重なる奇妙さとその正体について
  • なろう系部数調査(2017.09.28)

    なろう書籍化作品の売上部数まとめ【2016年9月~2017年8月】 - [ 発信所 ] http://www.owlhoot.net/entry/2017/09/26/163114 という記事があったのですが、多分これはORICONのデータが元になっていると思いますが、日全国の全ての書店売上ということではなく、ある程度の範囲でのデータでしかありません。あくまでも参考数値でしかないので、個人的には出版社・レーベルが発表する公称部数の情報の方が気になっています。 この公称部数ですが、細かく公式ページや発売された帯に記載されている情報などをチェックしないと、確認するのが結構難しいです。最近の2chライトノベル板の発行部数スレの主流はORICONのデータの方で、公称部数の情報はほとんど報告されていない傾向にあります。なので意外と公称部数の情報をウェブだけで探すのは難しいです。 公称部数の情報が定

    なろう系部数調査(2017.09.28)
  • ラノベ作家養成専門学校が酷い ~3rd Season~

    ラノベ作家、漫画家、ゲームクリエーターなどを養成する専門学校の体験入学に参加してきました。 入るつもりは全くないのですけど、後学と言いますか社会の闇を見たくなって突撃した次第です。 別に、自分より程度の低い人たちを見て優越感に浸りたかったわけではありません。 有吉弘行は仕事がなかった頃、お年寄りが集まる場所に行って「まだ自分はやれる」と自分を鼓舞していたそうですけど、私の人間性はそこまで低くありません。信じてください。 もう三年近く専門学校を襲撃していなかったので、ムラムラしていたのですよ(音)。 三年前の顛末は『ラノベ作家養成専門学校が酷い ~2nd Season~ http://anond.hatelabo.jp/20130901102804 )』にまとめてあります。 この過去エントリー読まなくてもエントリーは楽しく読めるので安心してください。 話は横道に逸れないのですが、『〜2n

    ラノベ作家養成専門学校が酷い ~3rd Season~
  • ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールのテンプレート私論(後編)

    関係構築のテンプレート以上のような行為類型を相互に重ねるためには多くの場合、主人公とヒロインの両者が同じ空間を共有する必要がある。その上で、これらの行為類型が場面ごとに重ねられていくことで両者の関係は変化していくことになる。項はその組み合わせ方についてのものである。 場面≠イベント空間の共有は大抵の場合共同作業を伴う。そうした共同作業の例として『はがない』における部活でゲームをする例と、『俺ガイル』における部活でクッキーを作る例を比較してみたい。 結論から述べると、筆者は『はがない』における部活は『俺ガイル』と比較してあまり出来がよくない印象を受けた。理由は単純で、『はがない』におけるゲームにおいて主人公とヒロインは相互に信頼や敬意といった点でなんら変化は無い。これに対して『俺ガイル』のクッキー作りにおいては、主人公はヒロインの姿勢に敬意を抱き、ヒロインもまた主人公の洞察に敬意を抱き、認

    ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールのテンプレート私論(後編)
  • ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールのテンプレート私論

    はじめに『映像ミザンセーヌの黄金則 ヒットする映画の作り方』において金子は次のように指摘している。 シナリオは筋書き(プロット)と描写(レンダリング)から成り立っていますが、シナリオからの分析局面では、プロットそのものはあとに残る印象要素ではないということです。複雑なプロットであればあるほど、観る人をひきつけはしますが、覚えることは難しい。したがって他の人にも伝えにくいのです。したがってプロットに関しては「面白い」「いい」だけ。覚えている印象のほとんどは、描写です。つまり、シナリオライティングのミザンセーヌに関していえば、レンダリングが重要だということになります。 ラノベにおいても抽象度の高い「筋書き」を具体的に「描写」していくという作業は多くの作家が認めるところである。映画は「筋書き」である台と「描写」である映像に明確に分離可能であり、それと比較すればその境界は曖昧でありつつも、基

    ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールのテンプレート私論
  • ラノベ新人賞下読みの苦言

    結構長いことライトノベル新人賞の下読みをやっておる者です。 このたび何が言いたいのかというと、ここ近年におけるラノベ新人賞下読みの質の低下についてです。 ご存じの方も多いでしょうが、一時期のラノベブームの影響で新人賞に応募されてくる作品の総数は未だなお増加傾向にあり、併せて選考にかかるコストも増加の一途を辿っております。 選考においてもっとも頭数を必要とするのが、私のような下読みと呼ばれる一次選考に携わる人員です。 送られてきた大量の作品をある程度ふるいにかける役割ですね。この辺は今さら説明せずとも巷に情報が溢れているでしょう。 この下読みというやつは、出版社や作家や編集者との個人的なツテだったり、専門に業務を請け負う会社だったり、あるいは下読みを行っている者からの紹介だったりと、様々なルートで集められるのですが、応募数増加の影響でどうしても人手が足りなくなり、来であればラノベ新人賞の選

    ラノベ新人賞下読みの苦言
  • 幾谷正氏とコニシ氏、講談社ラノベ文庫と艦これについて

    http://togetter.com/li/681618このエントリは上記の幾谷氏が物であるという前提で書いています。今のところ講談社公式からの反応はないため、なりすましの可能性も否定できません。なぜエントリを書こうかと思ったかと言いますと、あまりに誤読されたまま幾谷氏が叩かれているので、叩くところはそこでもないし、色々ともやもやしたので解説しようと思いました。業界に詳しい方、間違いがあれば指摘してください。ひとまず、まとめを読んでいただければだいたいの概要を掴めると思いますが、業界独特っぽい部分の補足的な説明を入れておきます。当初、幾谷氏は当アカウントはとあるラノベを宣伝するための非公式アカウントになります。実在の著作、作者、編集部、ならびに出版社間の対立などとは全く無関係にの宣伝をしてまいります。という旨でツイッターアカウントを取得し、作者人であろうことを臭わせるツイートを続け

  • 前略、元ラノベ業界の人より

    『ラノベに流行がない時代がやってきました http://anond.hatelabo.jp/20140603210933』の記事や、ライトノベル全体の発行部数の減少、大手ライトノベル新人賞の投稿数大幅減というニュースを目にし、気分任せにこの文章を書いてます。(こういった批評じみた文章は書き慣れていないため、散らかった内容になってしまうかもしれません) まず私のことを手短に紹介させていただきますと、出版社の人間としてライトノベル業界にそれなりの年月携わっておりました。 具体的にどういう役職だったのか、いつからいつまで業界にいたのか、は身元が割れるのが怖いので明らかにできませんが、90年代に一世を風靡した作家さんとも00年代から現在に至るまで活躍されている作家さんたちとも交流があったとは記しておきましょう。 そんな元業界人の私には、今現在のライトノベル業界は窮屈で、進むべき方角を見失いかけてい

    前略、元ラノベ業界の人より
  • 好きなSFラノベで打線組んだ

    http://anond.hatelabo.jp/20140604175240 http://anond.hatelabo.jp/20140605021604 正直野球とか詳しくないので適当だけど.打線の並びは最初の増田に依拠. 1中.『タイム・リープ』(高畑京一郎)筒井康隆がやっつけ仕事で手を染めた学園タイムリープSF芸を完成させた名作. 2三.『ふわふわの泉』(野尻抱介)ファミ通文庫の可愛らしい理系少女萌えイラストからの猛烈なアーサー・C・クラークリスペクトが熱い.ハヤカワ文庫での復刊時の謳い文句に草不可避. 3遊.『学校を出よう!2』(谷川流)読了後時系列を表に起こしてようやく理解できた.『タイム・リープ』と並ぶ学園タイムリープものの金字塔. 4一.『紫色のクオリア』(うえお久光)説明は要すまい.大正義紫色のクオリア. 5右.『ある日,爆弾がおちてきて』(古橋秀之)すこしふしぎ系時間

    好きなSFラノベで打線組んだ
  • ラノベに流行がない時代がやってきました

    ラノベやばい はい、いきなりはじまりましたが、一応ラノベ業界人です。エロゲ業界にもちょっと関わってたり知り合いが多かったりもします。 で、どうやばいのかというと、何がヒットするのか完全に手探りすぎてやばい。 それでも面白けりゃヒットすんだろ。だなんて仰られる方ももいらっしゃるでしょうが、面白いのにヒットしない作品もゴロゴロしててやばい。 何年か前、プロ野球史に名前を残したある大打者が、その年打撃好調だった若手に対して、「打ててる根拠がない」と苦言を呈したのと同じで、いまヒットしてるラノベの大半が、「売れている根拠がない」状態でよくわからないまま数字を伸ばしている。 もっともらしいヒット要因を挙げようと思えば挙げられはするけど、それってヒットしなかった作品にもあてはまるからややこしい。 近年のラノベ業界は、完全な手探り状態が続いている。 流行らしい流行が存在しなくなって久しい。 学園ラブコメ

    ラノベに流行がない時代がやってきました
  • 一般小説のラノベ化とラノベの先鋭化

    ここ10年、もしかしたら5年くらいの傾向として、一般小説ライトノベル化がある。 ライトノベル作家が一般小説に進出するという形で始まり、気づいたらかつてはラノベとして扱われていたような作品が一般小説として出版されるようになる。米澤穂信、有川浩、冲方丁、桜庭一樹などがここに当たる。今では彼らもラノベ作家とはみなされないだろう。そして次第に、かつてはライトノベルとして出てきたような作品が最初から一般小説として出るようになる。似鳥鶏、仁木英之、森見登美彦、機伸司あたりは、世が世ならラノベ作家としてキャリアをスタートしていただろう。一般文芸から出た作家がライトノベル的な作品を、表紙がアニメ絵だったりキャラの立て方がライトノベル風だったりする作品を、文庫という形で出すことも増えてきた。 それと同時に、ライトノベルと定義される作品群は次第に先鋭化し、表紙はより萌え萌えになり、話はより典型をなぞるよう

    一般小説のラノベ化とラノベの先鋭化
  • GJ部の成功と神メモの失敗

    とある書店でGJ部全巻(当時)が平置きされた棚に「ラノベに不要なもの、それはストーリーでした」なる手書きPOPが垂れ下がっていたのを見かけたのはもう何年も前のことで、この世にはそんなふうにまだアニメにすらなっていないガガガの売れもしない怪作のために棚の上段を使い潰す書店というものが存在する。近年では「書店員が当に売りたかった」なんて惹句がなにかqualifiedとconscientiousの合成語のようにして使われているけれど、いくら書店員が書物に通じているとはいえ現実問題としてかれらの大部分は時給で贖われる単純労働者であり、その無資格の書店員にキュレーターとしての資質まで期待する人間のほうがそもそも恥知らずなのであって、現実の書店員はガガガ文庫で、それもガガガ文庫のなかでも売れてないほうの作品で棚を使い潰しもすれば、そこに面白くもない手書きPOPを貼り散らして俺の心の甘皮をささくれさ

    GJ部の成功と神メモの失敗
  • ライトノベルの表紙カバーの手触りは、二次元キャラクターの肌触りをイメージして作られている

    印刷所で働いている知人から聞いた話なのだがびっくりしてしまった。え、そんなところまで凝ってるの?って純粋に驚いた。 ツルツルしすぎず、乾燥しすぎず。触ったときにほどよく手にフィットして、なおかつ少しヌルっとした、性的で艶かしい感じをイメージして作られているそうだ。 指紋が若干付着してしまうのも、ある種の所有欲を購買層に抱かせるための手法のひとつなのだとか。 凄いんだな、ライトノベルって。

    ライトノベルの表紙カバーの手触りは、二次元キャラクターの肌触りをイメージして作られている
  • ライトノベル業界の変調。

    一時的に文庫業者をにぎわしていたライトノベルであるが、ついに力尽きたようである。 ライトノベルはハッピーエンドの読み捨て娯楽小説であり、男性向けハーレクインロマンスというコンセプトであった筈なのだが、どうも、このコンセプトを理解していない人が増えた結果、読者に対する訴求が弱くなってしまったようである。 書き手や編集が勘違いして、少しでも売れている作品は、続編をいつまでもだらだらと続けさせるという、少年漫画雑誌のような引き延ばしが始まり、ぜんぜんライトじゃなくなってしまっているのである。 メディアミックスも、問題を大きくしている。小説は小資で実験ができるジャンルであり、ここで成功したら、コミックやアニメといった、コストのかかるメディアに進出していくという考え方自体は間違っていないのだが、問題は、その元ネタが読み捨ての娯楽小説であるという点にある。読み捨ての娯楽小説の筈が、メディアミックス

    ライトノベル業界の変調。
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