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ブックマーク / febri.jp (9)

  • 『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』黒沢ともよと安済知佳に聞いた久美子と麗奈の変化① | Febri

    アニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズ。2024年にはTVアニメ第3期の放送も予定されるなか、新部長となった久美子の奮闘を描いた『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』が劇場上映中。ここでは、黒沢ともよ(黄前久美子役)と安済知佳(高坂麗奈役)のキャスト対談を前後編でお届けしよう。前編はキャラクターたちの成長を中心に語ってもらった。 ――映像作品としては映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜(以下、誓いのフィナーレ)』以来で、約4年ぶりとなりましたね。 安済 そうなんですよね。今回は正直、「どうしよ〜」って思いましたね。 黒沢 その心は? 安済 シンプルに演じるのが久しぶりっていうのもあるんですけど、それ以上に「経験値問題」ですね。最初に麗奈を演じたときから数えると7年以上経っていますから。これまでに積み重ねてきた人生の経験値を削ぎ落とすべきなのか、あるいは

    『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』黒沢ともよと安済知佳に聞いた久美子と麗奈の変化① | Febri
  • メインスタッフが語る『ぼっち・ざ・ろっく!』のライブシーン制作舞台裏(前編) | Febri

    ――今回、川上さんは「ライブディレクター」という肩書きで参加しています。これがどういう役職なのか、どんな目的でこの役職を立てたのかを、プロデューサーの梅原さんから説明していただけますか? 梅原 まずアニプレックスさんから「ライブシーンは手描きでいきたい」という意向をいただいていたんです。そうすると、モーションキャプチャーを収録したあと、手描きで作業するためのCGのガイドを出す必要があって――つまり、手描きとCG、両方の知識を持っている人が必要だったんです。そこで、早くからBlender(※3DCGアニメ制作ソフト)を作業に取り入れていた川上君に声をかけたという流れですね。 川上 自分はもともと第5話「飛べない魚」編のコンテ・演出を担当していたんですが、ライブシーンに関しては当初、斎藤監督が全話ひとりで演出したいとおっしゃっていたんです。ただ、モーションキャプチャーをやるとなると、プリプロ

    メインスタッフが語る『ぼっち・ざ・ろっく!』のライブシーン制作舞台裏(前編) | Febri
  • 『リコリス・リコイル』初監督作を終えた足立慎吾の胸の内① | Febri

    ――初監督作品が大きな反響を得ながら最終話の放送を迎えました。現在の率直な心境はいかがですか? 足立 それが……あまり実感はないんですよね。激ムズゲームをクリアしたときみたいな達成感があるのかなと思いきや、現場作業もスゥーっと静かに終わっていって(笑)。 ――これだけ多くの話題になりましたから、周囲から声をかけられることも多いんじゃないですか? 足立 業界の方とお会いすると、「見ましたよ」とか「ヒットしてよかったですね」という声はかけられるんですけど、このキャラクターが好きとか、あのシーンがよかったとか、あの展開には驚いたとか、具体的な感想はあんまり出てこないんですよ。だから、みんなしっかり見てはいないんだと思います(笑)。親しい人には「400文字詰めの原稿用紙で感想をくれ」って迫ったりして(笑)。もちろん、冗談で言っているんですけど、自分のまわりは意外とあっさりとした感じなんです。 ――

    『リコリス・リコイル』初監督作を終えた足立慎吾の胸の内① | Febri
  • 平松禎史①日本のアニメにはない魅力を感じた『トムとジェリー』 | Febri

    大人気作『呪術廻戦』をはじめ、数多くの作品に参加するベテランアニメーター・平松禎史に、アニメ遍歴を聞くインタビュー連載。第1回は小学生の頃に見た名作ドタバタアニメについて。『ミスター味っ子』に与えた意外な影響(!?)まで、たっぷり話を聞いた。 ――平松さんは1963年生まれなので『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』など、アニメブーム真っ只中に思春期を過ごした世代になりますね。 平松 もちろん、『宇宙戦艦ヤマト』は大好きだったんですけど、放送当時はその裏で放送されていた『アルプスの少女ハイジ』を見ていましたね。『機動戦士ガンダム』は自分の好みから少し外れていて、どちらかと言えば、再放送からちゃんと見た感じ。その頃はもうちょっと牧歌的なものが好きだったんだと思います。 ――子供の頃に見ていて、今でも印象に残っている作品というと? 平松 これも再放送だった気がするんですが、『黄金バット』でし

    平松禎史①日本のアニメにはない魅力を感じた『トムとジェリー』 | Febri
  • いみぎむるが語る『リコリス・リコイル』のキャラクターデザイン① | Febri

    ――アニメのキャラクターデザインは初めてということですが、どのような経緯で参加したのですか? いみぎ ある年の冬コミ(冬のコミックマーケット)で監督の足立(慎吾)さんと偶然お会いしたのがきっかけです。まさか自分がアニメーションのキャラクターデザインをするなんて想像もしていなかったので、お誘いをいただいたときは当に驚きました。 ――足立さんのことはもともと知っていたのですか? いみぎ もちろんです。『WORKING!!』や『ソードアート・オンライン』も大好きで、足立さんの描く「シンプルだけどかわいい」絵のイメージには、ずっと昔から影響を受けていました。 ――足立さんは、いみぎさんの絵について「自分もこんな風に描けたら」と思っていたそうです。お互いに影響を受け合っていたんですね。 いみぎ そうなんですか? それはめっちゃうれしいですし、光栄です。たしかに足立さんと編の映像の話をすると、よく

    いみぎむるが語る『リコリス・リコイル』のキャラクターデザイン① | Febri
  • 『リコリス・リコイル』足立慎吾が初監督作で描きたかったこと② | Febri

    ――作画について聞きたいのですが、千束(ちさと)とたきなをはじめ、当にキャラクターたちが生き生きとかわいらしく描かれていますね。 足立 ありがとうございます。自分はこれまで作画のセクションで仕事をしてきましたけど、今回は現場ではほぼ絵を描いていません。演出部分と作画部分を両立できるほどの才能もスケジュールもありませんから(笑)。なので、欲張らずに脚、演出面に注力しました。千束たちをかわいいと思っていただけたなら、それは副監督の丸山裕介くんや作画のリーダーである山由美子さんをはじめとする、スタッフの力によるものです。 ――作では絵コンテやシナリオに注力したと。 足立 そうです。そこは僕にしかできない部分なので、今回はそちらに全力投球をしました。押さえるべき芝居などは、絵コンテでコントロールしています。現場に入ってから監督チェックの工程があると、ボトルネックになりますからね。 ――進行

    『リコリス・リコイル』足立慎吾が初監督作で描きたかったこと② | Febri
  • 『リコリス・リコイル』足立慎吾が初監督作で描きたかったこと① | Febri

    ――『リコリス・リコイル』は足立さんにとって初監督作品でもありますが、どのような経緯で参加したのですか? 足立 企画自体は、僕が参加する以前からアニプレックスさん主導で動いていたみたいですよ? すでにアサウラさんのプロットがあり、そろそろ監督を探そうかということで声をかけていただきました。その時点では引き受けるかどうかは保留で、とりあえず会議に出ていろいろと意見を出していたら、そのまま流れで監督をすることになった感じですね。 ――会議に参加した時点で、世界観やキャラクターはどの程度固まっていたのでしょうか? 足立 喫茶リコリコのキャラクター5人についてはすでに設定があり、そこは名前も含めて変わっていません。逆に世界観についてはカッチリとしたものはほとんどなく、当時は「女の子で『シティーハンター』的な……」というコンセプトだったようです。表向きは喫茶店だけど、その裏では銃を片手に危険な任務に

    『リコリス・リコイル』足立慎吾が初監督作で描きたかったこと① | Febri
  • 京極尚彦①アニメで「映画」をやる面白さ『機動警察パトレイバー the Movie』 | Febri

    『ラブライブ!』をはじめとするアイドルものやCGダンスシーンに定評がある演出家・京極尚彦。だが、そのルーツは「実写映画にかぶれた映画青年」だった。第1回は、そんな彼を「アニメ」に振り向かせた『機動警察パトレイバー the Movie』についてのインタビュー。 ――まずは『機動警察パトレイバー the Movie(以下、パト1)』に出会ったきっかけから聞かせてください。 京極 じつは、僕はアニメをそんなに見ないで育ったんです。子供の頃はマンガみたいなものを描いたりしていたけど、アニメはジブリや『新世紀エヴァンゲリオン』みたいな、皆が見ているようなものだけで。それが高校のとき、スイッチが入ったように「実写映画」が好きになったんです。進路を決めるときも実写映画の監督になりたいと思って、芸大を選びました。 ――アニメファンが出発点ではなく、実写映画からだったのですね! 京極 当時は、岩井俊二さんの

  • 伊藤智彦③TVシリーズの理想型を見た『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』 | Febri

    『HELLO WORLD』『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』の伊藤智彦監督のルーツをたどるアニメインタビュー連載のラストで取り上げるのは『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』。シリーズのクライマックス、第36話の魅力に今の伊藤が感じることは、果たして……!? ――では、3目ですが、前の2作品とちょっと毛色が変わりますね。『新世紀GPXサイバーフォーミュラ(以下、サイバー)』を挙げていただきました。 伊藤 これは作品トータルというよりか、ラス前の第36話が好きなんです。幼少の頃、あまりに好きで、わざわざテープに音だけ録って、ずっと聞いていました。ビデオでも録画していたのに。おかげで一時期は、セリフを全部そらで言えましたよ(笑)。 ――スゴい! 伊藤 で、なぜそこまで好きだったのか、あらためて大人になってから研究したんですけど、この話数は西村聡さんが絵コンテ・演出を担当されている

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