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あとで読むと朝日新聞藤田直央記者に関するvox_populiのブックマーク (14)

  • 返還後の沖縄「本土並み」とは何か 密使・若泉敬氏が問い続けるもの:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 今も一線で沖縄返還交渉を研究する河野康子・法政大学名誉教授(76)に取材した話を続ける。 佐藤栄作首相とニクソン大統領の日米両首脳は沖縄の1972年返還を決めた69年の会談で、返還後の沖縄へ緊急時に核兵器再持ち込みを認める「合意議事録」にひそかに署名した。民主党政権下の2009~10年に日米密約調査のため外務省が設けた有識者委員会は、その合意が「必ずしも密約とは言えない」との結論を出した。 河野氏は委員会に参加し、この調査の中心だったが、22年12月に取材すると「密約かどうかを判断する史料が十分ではなかった」と話した。最近発見した文書に

    返還後の沖縄「本土並み」とは何か 密使・若泉敬氏が問い続けるもの:朝日新聞デジタル
    vox_populi
    vox_populi 2023/01/13
    連載を読む時間が未だなく、不案内のまま記す。若泉敬氏を想起すべきとの趣旨を評価するが、西山太吉氏による往時の密約スクープへの言及がないらしいのは残念。ジャーナリズムは先輩の西山氏をもっと顕彰すべきだ。
  • 沖縄返還交渉の合意議事録、「密約とは言えない」のか 専門家の答え:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 沖縄返還交渉の文書に精通する河野康子・法政大学名誉教授(76)は、民主党政権下の2009~10年に行われた日米密約調査で、岡田克也外相が設けた有識者委員会に参加した。 委員会は、返還後の沖縄への緊急時の核兵器再持ち込みに関する「合意議事録」について、「必ずしも密約とは言えない」との結論を出した。佐藤栄作首相とニクソン大統領が1969年11月の首脳会談で沖縄の72年返還に合意した際、ひそかに署名したものだ。 委員会ではメンバーらが四つの「いわゆる『密約』問題」の調査を分担。河野氏は合意議事録を担当した。著書に「沖縄返還をめぐる政治と外交 

    沖縄返還交渉の合意議事録、「密約とは言えない」のか 専門家の答え:朝日新聞デジタル
  • 沖縄返還の核密約「約束通りだった」 会談初日で合意のシナリオ:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 日政治外交史を研究する波多野澄雄・筑波大学名誉教授(75)は、国立公文書館のアジア歴史資料センター長を務め、日外交に関する文書に精通している。民主党政権下の2009~10年に行われた日米密約調査では、外務省が設けた有識者委員会のメンバーを務めた。 若泉敬氏の直筆とみられるシナリオについて、22年12月に東京都内で会った波多野氏は、こう語った。

    沖縄返還の核密約「約束通りだった」 会談初日で合意のシナリオ:朝日新聞デジタル
  • 「これは青史だ」国賊を覚悟した禁断の書 沖縄返還「特使」の最期:朝日新聞デジタル

    国際政治学者の若泉敬氏と同じ福井県出身で学生時代から師事した吉村信二氏(72)を、2022年10月に京都・岩倉の自宅に訪ねた時の話を続ける。若泉氏と晩年まで親交を持った吉村氏は、京都産業大学の職員を退職した後、若泉氏の生き様を語り継いでいる。 若泉氏は沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務め、1972年の沖縄返還を見届けた後も一切を語らず、東京にあった京都産業大学の世界問題研究所の所長として活動を続けた。 だが80年に急きょ東京を引き揚げ、故郷の福井に戻り、密使としての過去を明かす著書を世に問う準備に取りかかる。吉村氏は大学職員となった後も若泉氏と交流を続けたが、そのことは知らなかった。 「吾が人生の仕上げ」知らせたはがき 94年2月、福井・鯖江に居を構えた若泉氏から吉村氏にはがきが届いた。若泉氏が退職金をすべて大学に寄贈して依願退職してから2年が経っていた。 「私は相変わらず遅れている“ラ

    「これは青史だ」国賊を覚悟した禁断の書 沖縄返還「特使」の最期:朝日新聞デジタル
  • 沖縄返還の密使、大学で語った平和の尊さと「勇気」 教え子が見た姿:朝日新聞デジタル

    同じ福井県出身で学生時代から師事した吉村信二氏(72)は、若泉敬氏の晩年まで親交を持った。京都産業大学の職員を退職した後、京都で起業家と経営者、学生が集う「三縁の会」を主宰し、若泉氏の生き様を語り継いでいる。 2022年10月、吉村氏を京都・岩倉の自宅に訪ねた。若泉氏が佐藤栄作首相の密使として沖縄返還交渉に携わり、自身が書いたシナリオの結末を見届けた40歳前後の頃、教育者としては何を語っていたのだろう。まずそこから聞いた。 当時、吉村氏は創立間もない京都産業大学の学生だった。若泉氏は総合雑誌に寄稿を重ねるなどして学生にもよく知られていた。京都市北区の真新しいキャンパスで、600人ほど入る大教室はいつも満席。海外出張もあって多忙な若泉氏は、年に数回だけ特別授業をした。「学生との問答も展開する、白熱の道場でした」と吉村氏は振り返る。 平和の尊さ「お題目じゃない」 若泉氏は、核大国の米ソがに…

    沖縄返還の密使、大学で語った平和の尊さと「勇気」 教え子が見た姿:朝日新聞デジタル
  • 沖縄返還の密使、同志に見せた覚悟と落胆 実現しなかった国会招致:朝日新聞デジタル

    国際政治学者・若泉敬氏の伝記「『沖縄核密約』を背負って 若泉敬の生涯」を書いた、後藤乾一・早稲田大学名誉教授(79)。若泉氏の晩年の著書「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」の執筆を支えていた歴史学者だ。 今回見つかった若泉氏に関する史料の中に、若泉氏が亡くなる2年前の1994年4月、佐藤栄作首相の次男で衆院議員だった信二氏に送った書簡がある。 「歴史へのさゝやかな一証言として、永年に亘(わた)り心魂を傾けました“拙著(ライフワーク)”を五月中旬公刊することに相成りましたので、先(ま)ず謹んで亡き御尊父様、御母堂様の御霊前に捧げる次第でございます」 佐藤首相の密使としての過去を明かすことになる著書を、東京の墓前に捧げる。信二氏にそう伝えつつ、「当方の巳(や)むを得ぬ事情で私自身が御墓前に額(ぬか)ずくことが出来ませぬので、信頼する私の“同志”に代(かわ)って呈上のお詣(まい)りをしてもらうよう頼み

    沖縄返還の密使、同志に見せた覚悟と落胆 実現しなかった国会招致:朝日新聞デジタル
  • NPT調印めぐり、密使と外務省がつばぜり合い 69年日米会談前:朝日新聞デジタル

    沖縄の1972年返還に合意する69年の佐藤栄作首相とニクソン大統領の日米首脳会談に向け、日の核保有を防ぎたい米国が望むNPT(核不拡散条約)調印について、佐藤首相に明言を求める首相密使の若泉敬・京都産業大教授と、拒む外務省のつばぜり合いがあったことが、新たに見つかった文書からわかった。 文書は、69年11月19~21日にホワイトハウスであった首脳会談の数日前に佐藤首相向けに書かれた会談シナリオで、若泉氏の直筆とみられる。96年に亡くなる若泉氏が晩年、佐藤首相の次男で元自民党衆院議員の信二氏に送った文書のコピーを、信二氏の娘の夫で、自民党参院議員の阿達雅志氏が保管していた。 会談でNPT早期調印の考えを示す案を佐藤首相に若泉氏が示す場面は、94年に若泉氏が首相密使としての過去を明かした著書にもある。ただ、この文書にはニクソン氏の反応まで記され、若泉氏が極秘交渉相手のキッシンジャー大統領補佐

    NPT調印めぐり、密使と外務省がつばぜり合い 69年日米会談前:朝日新聞デジタル
  • 幻に終わったもう一つの密約 沖縄返還の裏ですれ違った繊維問題:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 沖縄返還に絡めて米側が持ち出し、「糸と縄」と呼ばれた日の対米繊維輸出規制問題に、信夫隆司・日大学特任教授(69)は詳しい。著書に「若泉敬と日米密約」がある。 沖縄の1972年返還を合意した69年11月の日米首脳会談に備え、国際政治学者の若泉敬氏が書いたとみられる佐藤栄作首相向けの会談シナリオは二つ。返還後の沖縄に緊急時に核兵器を再び持ち込む密約に至るもののほかに、もう一つあった。 68年の米大統領選で初当選したニクソン氏が、繊維業が盛んな南部の票を取り込むため公約に掲げていた日などからの繊維製品の輸出規制に関し、密約を結ぼうとした

    幻に終わったもう一つの密約 沖縄返還の裏ですれ違った繊維問題:朝日新聞デジタル
  • 一枚の裏紙、沖縄返還交渉の影に 密使が後世に託した歴史の再評価:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 沖縄返還交渉で米軍基地にあった核兵器の問題がどう扱われたかに詳しい、中島琢磨・九州大学准教授(46)。外務省ルートと若泉ルートの交錯を検証した著書「沖縄返還と日米安保体制」がある。 今回見つかった会談の詳細なシナリオの意義をどう考えるか。2022年10月、リモートでパソコンの画面越しに聞いた。 「史料的価値は高いですね。沖縄返還で核兵器をどう扱うかは、日米両首脳でしかできない判断だった。そこに至る佐藤(栄作)首相とホワイトハウスの秘密交渉や、それを若泉(敬)さんとの共同作業として説明してきた若泉さんの著書の内容が裏付けられ、歴史的事実と

    一枚の裏紙、沖縄返還交渉の影に 密使が後世に託した歴史の再評価:朝日新聞デジタル
  • 日米首脳会談で「一切ふれない」 沖縄核密約、署名のシナリオ克明に:朝日新聞デジタル

    1969年11月の日米首脳会談に際し、佐藤栄作首相(1901~75)向けに作られたシナリオは、ニクソン大統領(1913~94)と交わす核密約をめぐる運びが周到に記され、保秘も徹底していた。ただ、外交当局を入れない「密使外交」の限界も浮かぶ。 佐藤首相の密使としてキッシンジャー大統領補佐官(99)と極秘に交渉した、若泉敬・京都産業大教授(当時、1930~96)の直筆とみられるシナリオは、9枚が残っていた。 沖縄返還後に米軍の核をどう扱うかについて、首脳会談後の共同声明での表現を決める段取りが2枚近くあり、緊急時の核再持ち込みに関する密約を結ぶ運びが1枚分続く。残りの大半は、当時の日米貿易摩擦の焦点だった繊維問題でも密約を結ぼうとした内容に費やされている。 核問題のシナリオでは、共同…

    日米首脳会談で「一切ふれない」 沖縄核密約、署名のシナリオ克明に:朝日新聞デジタル
  • 沖縄返還の核密約、日米首脳会談のシナリオ見つかる 若泉敬氏直筆か:朝日新聞デジタル

    沖縄の1972年返還が決まった69年11月の日米首脳会談で、佐藤栄作首相とニクソン大統領が返還後の沖縄に緊急時に核兵器を持ち込む密約を結ぶまでの詳細なシナリオの存在が明らかになった。佐藤首相の密使としてキッシンジャー大統領補佐官と水面下で交渉した若泉敬・京都産業大教授(当時)が佐藤首相向けに書いたものとみられる。 会談の運びは、若泉氏が94年に核密約の存在を明かした著書で触れているが、それを裏付ける史料で、段取りなどが詳細だ。密使を使った極秘交渉の舞台裏で、保秘を徹底していた様子がうかがえる。 非核三原則を掲げる佐藤首相は沖縄返還交渉でも「核抜き・土並み」を目指したが、米側は返還時に核を撤去する代わりに緊急時の核持ち込みを認めるよう要求。外交当局間の事前交渉で詰め切れないまま、69年11月19日から3日間にわたるホワイトハウスでの首脳会談が迫っていた。 シナリオでは、核密約という言葉は使

    沖縄返還の核密約、日米首脳会談のシナリオ見つかる 若泉敬氏直筆か:朝日新聞デジタル
  • 核密約シナリオ「コピーをとっておけ」 沖縄返還の密使が遺した文書:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 詳細な会談シナリオの存在を明かしたのは、自民党の阿達雅志参院議員(63)。佐藤首相の次男・信二氏(元衆院議員、1932~2016)の娘婿で、かつて信二氏の秘書でもあった。 「佐藤首相がとても重いものを背負って悩みながら決断し、それを若泉さんが身命を賭して支えた。沖縄返還50年の節目に、そのことをきちんと伝えるべきだと考えました」。2022年9月、東京・永田町の参院議員会館で取材に応じた阿達氏は、そう語った。

    核密約シナリオ「コピーをとっておけ」 沖縄返還の密使が遺した文書:朝日新聞デジタル
  • 「ひとつのドイツ」をどう表す 元国立歴史博物館長との対話(上) - 藤田直央|論座アーカイブ

    【連載】ナショナリズム ドイツとは何か 2020年2月18日夕方、ドイツ北部ブラウンシュバイクの国際教科書研究所で取材を終えた私は、路線バスでドイツ鉄道の駅へ急いだ。列車を乗り継ぎ、3時間かけて中部チューリンゲン州の古都ワイマールに着いた。日と同じで、大都市間は特急一で短時間でつながるのだが、地方都市間の移動は時間がかかる。 深夜にホテルにたどり着くという“強行軍”は、翌日の午前中に大切なアポイントが入っていたためだった。 相手は欧州のナショナリズムに詳しい歴史学者、クリストフ・シュトルツル(76)さん。実はこの連載でベルリン訪問について書いた「国家は誰を弔うべきか ドイツ国立追悼施設『ノイエ・ヴァッヘ』を訪ねて」(2020年8月27日)ですでにご登場いただいている。 ベルリンの壁の崩壊と冷戦終焉をまたぎ、ベルリンにある国立ドイツ歴史博物館の初代館長を務めたシュトルツさんは、再統一され

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  • 公開情報不開示も結果オーライ 驚愕の閣議決定 - 藤田直央|論座アーカイブ

    公開情報不開示も結果オーライ 驚愕の閣議決定 外務省のずさん対応に反省見えず 安倍内閣に当事者能力はあるか 藤田直央 朝日新聞編集委員(日政治、外交、安全保障) 外務省が朝日新聞社による日米関係の文書開示請求に対し、外交や安全保障に支障が出かねないとして半世紀前の情報を伏せていた。支障はないと第三者機関に判断され、2年4カ月後にようやく出したその情報の中に、何と自身がHPで公開し続けている内容があった――。 この奇怪な「不開示問題」の詳細は、先日の論座「公開文書が不開示! 外務省の噓を生んだ闇」でお伝えしたところだが、このたび安倍内閣が驚くべき見解を示した。「情報公開制度の趣旨に反するとの御指摘は当たらない」という答弁書を閣議決定したのだ。 安倍内閣における政府の説明責任や公文書管理の劣化ぶりは、昨年に発覚した森友問題での財務省の決裁文書改ざんが記憶に新しいが、筆者も外交分野に関し論座「

    公開情報不開示も結果オーライ 驚愕の閣議決定 - 藤田直央|論座アーカイブ
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