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  • 新型コロナウイルス禍、安倍首相の「記者会見もどき」 - 金平茂紀|論座アーカイブ

    新型コロナウイルス禍、安倍首相の「記者会見もどき」 [179]福島原発、首相記者会見、『サマショール』ポストトーク…… 金平茂紀 TBS報道局記者、キャスター、ディレクター 2月26日(水) 朝、7時半にホテルをチェックアウトして、廃炉国際共同研究センターへと向かう。あいにくの雨。だが土砂降りではない。何とかなるだろう。 M記者、Cディレクター、Oカメラマン、VEのSらと合流して原発構内へ。今回の取材箇所の選択には自分はほとんど関与していない。ただ汚染水の状況には興味があった。M記者のリクエストで、1・2号機の中操(ちゅうそう)=中央制御室、コントロール・ルームもみることとなった。炉心溶融事故が起きた当時のほぼそのままの状態だという。最も古い1号機の計器はゼネラル・エレクトリック(GE)からの直輸入のままなので、表示は全部英語になっていた。 この日にたまたまIAEA(国際原子力機関)のグロ

    新型コロナウイルス禍、安倍首相の「記者会見もどき」 - 金平茂紀|論座アーカイブ
    vox_populi
    vox_populi 2024/03/20
    「[2020年]2月28日(金)午前中、人形町。朝日新聞の青木美希記者の配転を知る。何ということか」。
  • ドイツはなぜ一流の研究成果を出し続けられるのか - 小松英一郎|論座アーカイブ

    ドイツはなぜ一流の研究成果を出し続けられるのか アメリカとは正反対の研究環境こそ「研究者としての能力を一番発揮できる」 小松英一郎 マックス・プランク宇宙物理学研究所所長 20年間国外で研究し、日の論文数減少に驚く 今、日で生み出される論文数は減っているらしい。事実とはいえ信じがたい事態である。20年前に東北大で修士の学位を取ってから国外に研究の場を移した僕には、何が起こっているのかよくわからない。しかし昨年、財務省主計局次長の神田真人氏が、国立大学のありようを批判したインタビュー記事を朝日新聞や読売新聞で目にして、腑に落ちた。要するに、財務省は国立大学の研究者を信頼できていないのである。 神田氏の主張は、国立大学の研究者は競争させて研究費を取らせないと、「既得権を当然視し、自分の城壁に閉じこも」り、「『生産性』が低く」なり、「国際的、学際的な研究が生まれにくい」(カギ括弧内は、201

    ドイツはなぜ一流の研究成果を出し続けられるのか - 小松英一郎|論座アーカイブ
    vox_populi
    vox_populi 2023/12/14
    「財務省主計局次長の神田真人氏が、国立大学のありようを批判したインタビュー記事を朝日新聞や読売新聞で目にして、腑に落ちた。要するに、財務省は国立大学の研究者を信頼できていないのである」。
  • ABC予想の望月新一教授はこんな人 - 高橋真理子|論座アーカイブ

    ABC予想の望月新一教授はこんな人 ブログ記事から浮かび上がる「テレビ好き」「律義さ」「数学愛」 高橋真理子 ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター 整数論の超難問「ABC予想」を一人で証明したとされる京都大学数理解析研究所(数理研)の望月新一教授は、あらゆる取材を断っている。ところが、ご人がブログを書いていることを発見した。2016年11月25日に初投稿して、これまで14の記事を公開している。望月教授でなければ書けないことがてんこ盛りである。天才数学者の誉れ高い望月教授とは、いったいどんな人なのか。 ブログの名前は「新一の『心の一票』」。2016年12月18日の2回目の投稿でこの名前の由来を説明し、 現在の名称に込められた気持ち・「真意」については "新一"="新一君"="新ちゃん" "「心の一票」"="声"="音" というような形で理解いただいて結構です と書いている。何

    ABC予想の望月新一教授はこんな人 - 高橋真理子|論座アーカイブ
  • 論座の更新を終了いたしました サイトは7月まで閲覧できます - 論座編集部|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    日ごろから「論座」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 これまでご案内してまいりましたように、4月25日をもちまして、論座の論考の更新を終了いたしました。読者のみなさま、そして、ご執筆いただきました筆者のみなさまに、心より感謝申し上げます。 論座は2010年6月に単独有料サイトの「WEBRONZA(ウェブロンザ)」としてスタートし、2019年4月に「論座」に改称しました。多様な論が交わる「論の座」となるよう、政治、国際、経済、社会から、スポーツ、文化、エンタメまで、幅広いテーマにわたり、学者、専門家、ジャーナリストのみなさまの論考やインタビューを掲載してきました。さまざまな社会課題に向き合う当事者の方たちの声も発信してきました。13年近くで積み上がった記事は2万1千以上になります。 論座のサイトは7月いっぱいで閉じる予定でおります。7月までの間、論座会員と朝日新聞デジタルのプレミ

    論座の更新を終了いたしました サイトは7月まで閲覧できます - 論座編集部|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
    vox_populi
    vox_populi 2023/04/27
    新サイト「Re:Ron(リロン)」の記事は現在僅か5本。信じがたいが、朝日新聞内部で「論座」を潰したい輩がいる模様。特定は不可能だが、有力候補は角田克とかいう御仁。参考記事 https://samejimahiroshi.com/masukomi-asahi-20220729/
  • 言論サイト「Re:Ron」が朝日新聞デジタルにオープン - 論座編集部|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

  • コメント投稿サービス終了のお知らせ - 論座編集部|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

  • レジリエンスなき瀬戸際の日本 令和の政治改革を担うファーストペンギンは誰か  - 福島伸享|論座アーカイブ

    レジリエンスなき瀬戸際の日 令和の政治改革を担うファーストペンギンは誰か 有権者の期待や切実な思いに応えらない政党を飛び出し新しい政治勢力をつくる時季 福島伸享 衆議院議員 令和の政治が抱える課題とそれへの対応を福島伸享(のぶゆき)衆院議員が考えてきた連載「福島伸享の『令和の政治改革』」は今回(7回目)が最終回。世界が歴史的な大転換期にある今、日政治政治家は何をするべきか。大胆に提言します。(聞き手・構成/論座・吉田貴文) ※連載「福島伸享の『令和の政治改革』」の1~6回は「こちら」からお読みいただけます。 ――令和の政治改革をテーマ、これまで6回、語っていただきました。「論座」の終了を前に連載の締めとして、日政治、それを担う政治家に対する提言、メッセージをお願いしたいと思います。 岸田内閣の支持率が上昇したワケ 福島 年明けから通常国会が開かれています。国会論戦が行われている期

    レジリエンスなき瀬戸際の日本 令和の政治改革を担うファーストペンギンは誰か  - 福島伸享|論座アーカイブ
  • 世襲の国会議員が多すぎる! 日本政治の異常とリスク~なぜこんなに増えたのか? - 落合貴之|論座アーカイブ

    世襲の国会議員が多すぎる! 日政治の異常とリスク~なぜこんなに増えたのか? 世襲議員ばかりが担う政治から多彩な非世襲議員が活躍できる政治にどう転換するか 落合貴之 立憲民主党衆院議員 去る2月1日、衆議院予算委員会で私は世襲議員の問題を取り上げ、「我が国は世襲議員の割合が多すぎるのではないか」「世襲でない若者もやる気と能力があれば活躍できる政界を創る必要があるのではないか」と、岸田文雄総理に問いかけました。言うまでもありませんが、岸田総理自身が世襲議員です。 国会の晴れ舞台とも言える予算委員会でどうして世襲議員について取り上げたのか。結論を先に言えば、政界が世襲議員ばかりになったら、しばらく続くであろう日、そして世界の歴史的な転換期に立ち向かえるような優秀な人材が、政治の世界に入らなくなく恐れがあるからです。 日がいま抱える課題への対応や政治のあり方について、私はこれまで「論座」で幾

    世襲の国会議員が多すぎる! 日本政治の異常とリスク~なぜこんなに増えたのか? - 落合貴之|論座アーカイブ
  • 物書きはどうAIと付き合えば良い? ChatGPTに聞いてみた - 小林啓倫|論座アーカイブ

    ここ数カ月というもの、Open AI社が開発・発表した高性能なチャットボット(自然な文章でやり取りができる会話AI)「ChatGPT」が、各種メディアを席巻している。どれほど高性能か、ここで少し筆者とChatGPTのやり取りを紹介しよう。 最近、私は年度末ということもあり、原稿を書いたり、そのためのネタを集めたりする時間があまり取れなかった。そこでChatGPTに「朝日新聞社が運営する言論サイト『論座』の原稿を書いているんだけど、どんなテーマがいいかな?」と尋ねてみた。そういう意味のキーワードを並べたのではなく、当にこのままの文章を、ChatGPTに入力してみたのである。そのとき返ってきた答えは、次のようなものだった。 「論座」の原稿テーマを聞いてみた 「論座」は、多様な視点からの意見交換が行われる場であり、幅広いテーマについての記事が掲載されています。以下にいくつかの提案を挙げてみます

    物書きはどうAIと付き合えば良い? ChatGPTに聞いてみた - 小林啓倫|論座アーカイブ
    vox_populi
    vox_populi 2023/03/18
    このくだらない記事を読んで思うに、ChatGPTは文章作成に使う個々の表現をそのつどWeb上のどこかから持ってきているのではあるまいか。ならば、ChatGPTにはすべての表現に関する典拠表示機能が搭載されるべきではないか。
  • 成田悠輔氏の「高齢者集団自決」論は、“新貴族”による経済絶対主義 - 三島憲一|論座アーカイブ

    「思いきってはっきりと言わせてもらうけど、我々がドイツでやっているのは、もしかしたら、どのみち半年後には死んでいるような人々を助けているだけのことになるんですよ」。コロナ禍が始まった直後の2020年4月、ロックダウンなどのさまざまな対策について、テレビでこう冷ややかに述べたのは、南独の伝統ある大学町テュービンゲン市の市長ボリス・パルマー氏だ。高齢者への配慮から経済を押さえ込むのにどれほどの意味があるのか、いずれ先は長くない人々ではないか、ということだろう。 ボリス・パルマー氏は緑の党から打って出て市長になった。市長就任後に町の道路を歩行者中心に切り替え、深夜バスを増やし、自らの公用車もガソリン消費量の観点からトヨタのハイブリッド車に切り替えた。 そういう市長なら普通は「人道的な」発言を世間は期待するところだが、こうした「冷酷な」発言が飛び出したために、蜂の巣をつついたような大騒ぎになった。

    成田悠輔氏の「高齢者集団自決」論は、“新貴族”による経済絶対主義 - 三島憲一|論座アーカイブ
    vox_populi
    vox_populi 2023/03/12
    成田悠輔及び成田の言い分に共感する人々は、人は誰でも年老いて高齢者・老人になるという自明の事実を理解していない点で愚かしいと言わざるをえない。「高齢者集団自決」論への批判はこれで充分。
  • 藤井聡太は、「将棋の神様」を挑むように見ていた - 青木るえか|論座アーカイブ

    2月23日、『朝日杯将棋オープン戦』を生観戦した。そして、藤井聡太という棋士の凄さを見せつけられてきた。 藤井聡太がどう凄いのか、将棋をまったく知らない人にもわかるように、今さらであるが説明してみたいと思う。 藤井聡太という人がこれほど名を成しているのは「あんなに若くて、とても強い」からだと、多くの人は思っていると思う。 それはその通りで、若くて強いことに関しては、「まだ20歳なのに、呆れるほど強い」。 将棋を知らない人に「藤井聡太ってどれぐらい強いの〜?」と聞かれるたびに、「死ぬほど強い。鬼のように強い。イヤになるほど強い」と言っている。 それも「超横綱相撲」的な強さ。 「悠然と立ち、相手がぶつかってくるのを悠然と受け、相手のまわしを悠然と取って寄り切り」。そういう強さ。10代の頃から。 こういうのって、往々にして「つまらない」とか言われたりするものだが、つまらないのも度を越すと「すげえ

    藤井聡太は、「将棋の神様」を挑むように見ていた - 青木るえか|論座アーカイブ
    vox_populi
    vox_populi 2023/03/10
    将棋のルールをてんでわからない著者が将棋について書こうとするとどうなるかが良くわかる記事と言える。立ち入った論評は差し控える。
  • “今日のウクライナは明日の台湾”か? 「台湾有事」の可能性と日本外交にできること - 田中均|論座アーカイブ

    “今日のウクライナは明日の台湾”か? 「台湾有事」の可能性と日外交にできること 中国が「一つの中国」という求心力を求める時 田中均 (株)日総研 国際戦略研究所特別顧問(前理事長)、元外務審議官 ロシアウクライナ軍事侵攻から1年が経過し、「今日のウクライナは明日の台湾である」と警鐘を鳴らす人が多い。 だからウクライナロシアに勝たせる訳にはいかない、ということか。あるいは現在は侵略を行ったロシアに焦点が当たっているが、専制体制の中国に対する警戒も必要だ、ということなのか。日は防衛力を飛躍的に拡大し、備えを強化すべきであるということか。冷戦最盛期に、「西側の安全保障は不可分で一体」としてINF(中距離核戦力)のウラル山脈の東側への移転に反対し、G7(先進主要7カ国)が一丸となってINF全廃条約に結び付けたように、ロシア中国といった専制体制国家の攻撃的行動をG7が連携して防がなければ

    “今日のウクライナは明日の台湾”か? 「台湾有事」の可能性と日本外交にできること - 田中均|論座アーカイブ
    vox_populi
    vox_populi 2023/03/01
    「日本は安全保障面で米国との連携を進めつつも経済的には(中略)地域の枠組みに中国を巻き込み、ルール作りや経済実益を推進していくべきではないか。(中略)「対中ハイブリッド戦略」が正しい道筋ではないか」。
  • 筆者の皆さまへお知らせ - 論座編集部|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    これまで格別のご高配を賜り、ご寄稿いただきましたことに、厚く御礼申し上げます。 ご寄稿いただいました原稿の著作権についてお知らせいたします。 著作権は筆者のみなさまに帰属します。これまでは、オリジナル記事としてご執筆いただいた原稿の他メディアへの転載はご遠慮頂くようお願いしておりましたが、サイトの更新が終了したのちは、ご自由にお使いいただけます。転載を希望される場合、これまでと異なり、編集部へご相談いただく必要は特にございません。なお、転載される際には、可能であれば、初出はサイトであった旨を記載していただけますとありがたく存じます。よろしくお願いいたします。 論座編集部で編集させていただきましたご寄稿のページは、サイトから印字していただけます。朝日新聞や第三者に著作権がある写真などが使われている場合は、ページをそのまま2次利用していただけませんので、2次利用する場合は許諾を取るなど、ご

    筆者の皆さまへお知らせ - 論座編集部|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
  • 「論座」の終了と新たなオピニオンサイトの開始について - 論座編集部|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    日頃より論座をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 論座は、2010年6月に単独の有料サイト「WEBRONZA(ウェブロンザ)」として開設し、多様な言論の広場として2万を超える論考を発信してまいりました。このたび、勝手ながら4月下旬をもちまして更新を停止し、7月にサイトを閉じることにいたしました。 ご愛読いただきましたお客様、そして、ご執筆いただきました筆者のみなさまに、深く感謝を申し上げます。 サイト終了に先立ち、2月末で論座の購読受付を終了させていただきます。月額購読料は、3月分まで課金対象となりますが、4月1日時点で論座をお読みいただけるご契約をいただいているお客様につきましては、サービス終了まで無料で過去記事も含めご覧いただけます。 新たなオピニオンサイトをオープンします 朝日新聞社は、混迷する時代の中、多様で良質なオピニオンは今後さらに求められていくと考えています。そこで

    「論座」の終了と新たなオピニオンサイトの開始について - 論座編集部|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
    vox_populi
    vox_populi 2023/03/01
    「論座」及び「Web論座」は今や定着したと思っていたが、なぜ改変となったのか。「新たなオピニオンサイト」の知名度が高まるまでには時間がかかるはずで、それ自体は大きなマイナスなのではないか?
  • 初の女性検事総長誕生へ 元本命の辻氏はさらしもの - 村山 治|論座アーカイブ

    1月の法務省人事で、検察ナンバー2の東京高検検事長に畝直美・広島高検検事長が起用され、来年(2024年)9月に定年を迎える甲斐行夫検事総長の後任に初の女性検事総長が誕生する見込みが濃厚となった。一方、畝氏の2期先輩で次期検事総長の「命」とされてきた辻裕教・仙台高検検事長は留任し、検察トップになる目はなくなった。逆転人事の背景には、3年前、安倍政権の検察首脳人事介入で法務・検察のスタンスが問われた「黒川・林騒動」を巡る葛藤がある。その最終章ともいえる人事の舞台裏を読み解く。 顔ぶれが大幅に替わった1月人事 まず、検察幹部が大幅に入れ替わった今回の人事を簡単に紹介する。 1月4日付で大阪高検検事長の曾木徹也氏(86年任官)、同月6日付で東京高検検事長の落合義和氏(86年任官)が退官し、同10日付で畝氏(88年任官)が落合氏の後任として東京高検検事長に、大阪高検検事長には小山太士札幌高検

    初の女性検事総長誕生へ 元本命の辻氏はさらしもの - 村山 治|論座アーカイブ
    vox_populi
    vox_populi 2023/02/17
    安倍・菅政権による検察人事への介入に対する遺恨はまだ残っていた、というお話。ただ、それならなぜ東京五輪関係で森喜朗元首相が逮捕されないのか、という疑問はなお残る。やはり検察は腰抜けなのではないか、と。
  • 三菱ジェット挫折で見えた「モノづくり日本」の実像 - 木代泰之|論座アーカイブ

    三菱ジェット挫折で見えた「モノづくり日」の実像 90年代の半導体敗戦、EV開発にも共通する情報収集力の低さ 木代泰之 経済・科学ジャーナリスト 三菱重工は社運をかけた国産初のジェット旅客機スペースジェット(SJ、旧MRJ)の開発を断念すると発表した。世界の空を飛ぶには米連邦航空局(FAA)の型式証明を取らねばならないが、その知識、経験ともに不十分だった。 モノづくりで勝負する日にとって、世界の潮流や表に出ない情報を収集・分析することは欠かせない。その視点から、三菱SJ、ホンダジェット、1990年代の半導体敗戦をめぐる衝撃の新説、出遅れが目立つEV(電気自動車)を考えてみたい。 最新エンジンで空を駆けるはずだった 三菱重工がMRJ開発に乗り出した2008年、日の航空機メーカー、エアライン、研究者、行政担当者ら約100人の航空関係者が内輪で集まる会合が開かれた。筆者も航空工学を学んだ縁で

    三菱ジェット挫折で見えた「モノづくり日本」の実像 - 木代泰之|論座アーカイブ
  • 世界の食料安全保障に日本が貢献できること - 山下一仁|論座アーカイブ

    世界の料安全保障に日が貢献できること 途上国の貧困解決への支援と米の輸出を G7サミットへの提言 山下一仁 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 2023年、日はG7サミットを主催する。ロシアウクライナ侵攻を大きな原因として穀物価格が高騰し、中東やアフリカなどの途上国が料危機に苦しんでいる。こうした中で、料安全保障がサミットの大きな議題となる。すでにいくつかのG7構成国の在京大使館から私の意見を聴きたいという申し出がなされている。稿では、日自身が世界の料安全保障に貢献する途を検討したい。 サミット開催国として、日は“料安全保障”に縁がある。2008年にも世界、とりわけ途上国は料危機に見舞われた。日が議長国となった北海道・洞爺湖サミットでは、料安全保障が主要な議題となった。この原因となったのは、アメリカが、トウモロコシをガソリンの代替品であるエタノール生産に大量に

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  • 回転寿司店のイタズラは「必然」、もはや客のモラルには期待できない - 赤木智弘|論座アーカイブ

    ここしばらく、回転寿司チェーンでのイタズラ動画が数多く拡散され、大きな問題になっている。 例を1つ挙げると、「はま寿司」で、高速レーンを走る注文品の寿司に対し、ワサビを乗せるイタズラがあった。動画の拡散を知ったその客がはま寿司に謝罪したが、店側は謝罪を受け入れずに被害届を提出したというから、気で怒っていることが伝わってくる。 はま寿司はコロナ禍の時期から感染対策として、回転レーンに寿司を流して客が自由に取る形式から、オーダー品のみを提供するシステムに移行している。店舗によってはいわゆる「高速レーン」のみの店舗もあるそうだ。 従来の回転レーンと違い、高速ではイタズラがしにくいように思えるが、今回の動画でその余地があることが証明されてしまった。安全性をアピールしたいはま寿司にとっては思わぬ落とし穴があったことになる。 僕はこのようなイタズラの大量発生は「偶然」ではなく、大きな2つの原因が重な

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  • 東京地裁、保存ルールに違反 オリンパス内部通報訴訟の記録を廃棄 - 奥山 俊宏|論座アーカイブ

    著名な訴訟の記録のほとんどが裁判所によって廃棄されていた実情を改めようと2020年に「主要日刊紙2紙以上に終局に関する記事が掲載された」など記録永久保存の基準を明確化する運用要領が定められたのに、それより後の昨年(2022)2月に、精密機器メーカー、オリンパスによる内部通報者への制裁的人事をめぐって争われ、すべての主要紙で報道された訴訟の記録が東京地裁によって廃棄されていたことがわかった。明確化された基準に従えば自動的に永久保存に付されるはずの記録で、原告は「どうして?」と憤っている。基準明確化だけでは是正が不十分な現状を裏付けている格好だ。神戸家裁で昨年10月、連続児童殺傷事件の「少年A」の記録が廃棄されていたことが発覚し、これをきっかけに最高裁は有識者委員会を設け、記録保存のあり方の検討を進めており、その議論にも影響を与えそうだ。 「プロセスが重要なのに…」 廃棄が明らかになったのは、

    東京地裁、保存ルールに違反 オリンパス内部通報訴訟の記録を廃棄 - 奥山 俊宏|論座アーカイブ
  • 鈴木邦男の正体は「右」か「左」か~「反米」「反共」「愛国」のあわいを生きた言論人 - 石川智也|論座アーカイブ

    鈴木邦男の正体は「右」か「左」か~「反米」「反共」「愛国」のあわいを生きた言論人 ほとばしる情念の魅力と危険を熟知しつつ、テロを防ぐ「対話の効用」をあえて選んだ 石川智也 朝日新聞記者 右派を代表する論客として知られた鈴木邦男(稿では敬称を略させていただく)の訃報が流れたのは1月27日だった。 以来1週間、その死を惜しむ声は左派護憲リベラルからばかり挙がり、右翼から届く声は、控えめに言っても冷ややかなものが多かった。 「脱右翼」したリベラル言論人? 右派にありがちな「言論より行動」を否定し、テロを支持しない姿勢を鮮明にしていた。表現の自由を訴え、「愛国心の強制はいけない」と教育法改正に反対し、「自由のない自主憲法より自由のある占領憲法を」と言い続け、呼ばれるのはいつも護憲派の集会……。 朝日新聞や週刊金曜日にも、好々爺然とした表情の写真とともに自由主義擁護のご意見番として度々登場した

    鈴木邦男の正体は「右」か「左」か~「反米」「反共」「愛国」のあわいを生きた言論人 - 石川智也|論座アーカイブ