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アラン・ケイに関するyoshihirouedaのブックマーク (3)

  • アラン・ケイが描くパソコンの未来像(後編)

    長年に渡って子供用コンピュータの研究開発を続けてきたアラン・ケイ氏が、大人の社会に対して強烈に批判を浴びせる。「過去を振り返ったり未来を見通すことなく、今を刹那的に体験するのに精一杯」と評する。そして、この状況が続くことによって、モノを考えられない愚か者が増殖することを同氏は危惧している。アラン・ケイ氏に対するインタビュー連載の最終回をお届けする。 いつから、子供を対象にした教育用コンピュータに興味をもつようになったのでしょうか。 私個人は、1960年代から教育用コンピュータに関心をもっている。Xerox社のパロアルト研究所(PARC)では常に、子供が利用するコンピュータとは何かを考えていた。読むことを学ぶのは、大人ではなく子供、だから子供に向けたコンピュータが大事だと思っている。今の大人たちは、モノを考える能力が欠如している。その大人に、モノの考え方を教えるよりは、子供たちから始める方が

    アラン・ケイが描くパソコンの未来像(後編)
  • アラン・ケイが描くパソコンの未来像(中編)

    「パーソナル・コンピュータ」の概念を提唱したとして知られるアラン・ケイ氏に会う機会を得た。同氏は、「Web技術の進化は驚くほど遅い」と喝破する。この言葉には、より高いレベルでの技術進歩を望む同氏の前向きな姿勢がにじみ出ている。Web技術がインフラとして社会に浸透したことによって、新たなイノベーションを短時間で起こしにくくなっているのではないかと危惧する。同氏へのインタビューの連載の2回目をお届けする。 デジタル技術の進歩にはめざましいものがあります。次から次へと新しいイノベーションが起こっているように見えますが。 大局的にみれば、その質問には「ノー」と答えざるを得ない。今、世の中に普及しているテクノロジーで、1980年後に発明されたものは皆無に近い。アイデアの源泉ははるか昔にある。例えば、パーソナル・コンピュータの原点も40年以上も前にさかのぼる。 「パーソナル・コンピュータ」の誕生に先駆

    アラン・ケイが描くパソコンの未来像(中編)
  • アラン・ケイが描くパソコンの未来像(前編)

    「パーソナル・コンピュータ」の概念を提唱したとして知られるアラン・ケイ氏に会う機会を得た。パソコンの未来を語る同氏の熱弁ぶりは健在だ。ムーアの法則に従い、半導体技術が3万倍に進歩したにも関わらず、ユーザーの実感としてコンピュータ・システムの性能向上はわずか50倍にすぎないと憂える。コンピュータ・アーキテクチャの進むべき方向性について、同氏の鋭い分析と将来の夢を3回のインタビュー連載でお届けする。 コンピュータ技術の進歩にはめざましいものがありますが。 果たして、そうだろうか。必ずしも進歩していない部分もある。例えば、メモリのデータ転送速度はさほど高速化していない。また、マイクロプロセサも依然としてシングル・プロセサのアーキテクチャから脱却していない。これは、技術的な問題というよりも、コンピュータ・ベンダーが大きな変化を望んでいないからではないだろうか。 コンピュータ・アーキテクチャの進歩は

    アラン・ケイが描くパソコンの未来像(前編)
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