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ブックマーク / kokorosha.hatenablog.com (10)

  • 日本陸軍の火薬工場とU.S.A.を少し確認できる「稲城フェスティバル」 - ココロ社

    稲城に日陸軍の火薬工場(造兵廠火工廠板橋製造所多摩分工場)の遺跡があると知ったのは多摩ニュータウンに引っ越してきてからのことで、はるばる猿島まで行かなくても旧日軍の遺跡が見られてよいと思ったが、いまは米軍のレクリエーション施設になっていて入れないと知り、がっかりしたのだった。 話は横道にそれるが、「レクリエーション」という言葉は小中学生のときによく聞いた。遠足や宿泊研修の時間割に「レクリエーション」と書いてあって、その語の指し示すところについての説明は一切なかったものの、しりとりなどの退屈なゲームをさせられることが多く、真剣に遊ばないと先生に怒られることもあり、「レクリエーション=退屈な遊びを無理やりさせられること」と理解していた。re-creationのことだと知るのはずっとあとのことであるが、語義通りre-creationするのであれば、より強烈な刺激が必要になってくるので、野球拳

    日本陸軍の火薬工場とU.S.A.を少し確認できる「稲城フェスティバル」 - ココロ社
    zyugem
    zyugem 2022/10/15
  • 東京から30分の都会の禁足地「八幡の藪知らず」 その異様な風景 - ココロ社

    この世には、絶対に立ち入ってはならない場所がある。 有名なところだと久高島のフボー御嶽。 むかし行ったことがあるけれど、最高の聖域とされており、このように絶対的に禁止されていた。看板が新しいことは、いまもなお、強く禁止していることを雄弁に物語っている。誰かが見張っていたりするわけではないし、わたしが神を信じることがあったとしても、少なくともここにいるとされる神ではないと思うのだけれど、住人の「入ってほしくない」という気持ちをないがしろにはできないので入らなかった。強烈に禁止されると、それだけで興奮してしまう。 現代において、米軍基地や原子力発電所など、国家の安全のために立ち入りが禁止されている区域はともかく、宗教的な理由や言い伝えなどによって立ち入ってはならない地域はほとんどない……はずなのだが、東京から30分、都営新宿線の終着駅の八幡、JR総武線の八幡、あるいは京成八幡のすぐ近くに

    東京から30分の都会の禁足地「八幡の藪知らず」 その異様な風景 - ココロ社
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    zyugem 2017/11/29
  • 東京・府中の巨大パラボラアンテナを見納めてから偉人の墓参りをキメる - ココロ社

    東京都の建造物で都民を励まし続ける存在といえば東京タワーであるが、東京都民でありながら東京都になじめないアンダーグラウンド都民にとって、あれはまだまだ赤すぎる。 われわれアングラ都民(共犯に仕立てあげてしまい、申し訳ない……)を励ましつづけてきた建造物といえば、府中のパラボラアンテナである。 わたしがこのアンテナを見たのは20年で5回程度に過ぎないのだが、週の半ばに嫌な事件が起きたとき、「逝去したい……でも週末に府中のパラボラアンテナを見たら気分転換になるだろうから逝去はもうちょっと先にとっておこう」と思って過ごし、週末になると逝去の件についてはすっかり忘れて遊び呆ける……という一週間を過ごすことが多く、実際に行くことはなくとも、パラボラアンテナが府中に存在するという事実がわたしを勇気づけてきたのだった。 あのパラボラアンテナ、米軍基地跡にあって、現役ではない。府中市は競馬などで財政が潤い

    東京・府中の巨大パラボラアンテナを見納めてから偉人の墓参りをキメる - ココロ社
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    zyugem 2017/04/14
  • 埼玉にある世界最大級の地下放水路「首都圏外郭放水路」の地下神殿では、柱を御神体と思うしかないのだ。 - ココロ社

    首都圏外郭放水路が作られたのは今から12年前。近辺の川の水があふれたとき、地下の水槽に流しこんで貯め、ポンプで江戸川に放水することで周辺の洪水被害を防ぐ、という仕組みである。 この放水路には東京ドーム10杯分の調整実績がある。10杯分が多いのか少ないのか感覚が麻痺してよくわからないけれど、わたしは気が弱く、東京ドームに喩えられたら反射的に巨大だと思うことにしているので、東京ドーム3杯分と言われても驚いてみせることが可能である。 近年、大雨・洪水の被害が増えてきているが、この放水路の管轄内の冠水がなくなり、被害を免れた規模は1兆4000億円にものぼる。 建設費は2300億円とのことだから、ペイするにもほどがある。ただ、税金といえば無駄遣いというイメージがメディアにより刷りこまれており、税金を無駄遣いしていないと少々がっかりしてしまう。無意識に、「無駄遣いしてこそ施設の巨大さが身にしみる」と期

    埼玉にある世界最大級の地下放水路「首都圏外郭放水路」の地下神殿では、柱を御神体と思うしかないのだ。 - ココロ社
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    zyugem 2014/11/28
    去年はポンプのインペラの下まで行けたんだけど今年はそこまで見せてくれなかったのかな。
  • 有毒ガスの危険性と乗馬を同時体験できる阿蘇山が熱い! - ココロ社

    硫化水素での自殺が一時期ブームでしたよね。「死んだら緑色になるから硫化水素で死んだらアカン」みたいなのをどっかで見たことがあります。 「じゃあ死んで何色になったら満足なんだ」と聞きたいですが、いや、聞いてもしょうがないですが、それはともかく、阿蘇といえば、あんまし有名じゃないかもしれないですが、ちょっと硫化水素ではなくて二酸化硫黄で恐縮ですが、漏れていて、多少冒険したい人に最適なのです。わたくしのように、校舎のガラスを割って逮捕されてしまうほどの不良ではないものの、窓枠のところにエッチな絵を彫り、大学に入ってから新歓コンパなどで「高校の時は荒れてててね…」と語ってしまうような、軽微な不良(人はそれを「不良」といわず「普通」と呼ぶ…)のみなさまにおかれましては、うっすら有毒ガスのある阿蘇に行っていただき、「昔も俺は自殺とかはかったことがあって…」などと言ってみるのがいいかもしれません。 で、

    有毒ガスの危険性と乗馬を同時体験できる阿蘇山が熱い! - ココロ社
  • 建設中のスカイツリー、いい感じの撮影スポット紹介 - ココロ社

    こんにちは。 最近めっきり更新が少なくなっていましたが、原稿やら何やらが一段落したので、悔い改めて更新を再開したいと思います! ぼんやりテレビを見ていたら、「桜とスカイツリーの写真を撮ったらいいよ!」的な特集をしていたのですが、素直な性格のわたしは、「そっか、建設中のスカイツリーと桜の写真を撮ったらいいな!」とテレビで言われた通りのことを思い、テレビでおすすめしていた隅田公園に向かいました。 どじょう(どぜう)のランチ 隅田公園へは、浅草から行くとよいのですが、わたくしは電車に駆け込み乗車してしまった罪悪感などにより、たちまち空腹になってしまったので、「どぜう飯田屋」に寄りました。ノーマルなセンスの持ち主でしたら柳川鍋にするところでしょうけど、べていい頃合いがわかる気がしなかった―煮すぎてキッシュ状にしてしまいそうな予感がしたのです―ので、どじょう(どぜう)丼にしました。 どじょう(どぜ

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    zyugem 2010/04/05
  • ついにレコードの時代が終わる - ココロ社

    「ついにレコードの時代が終わる」と言うと、「え?レコードなんてとっくの昔に終わってただろ?」と思う方も多いと思います。たしかに90年代に入った時点で新譜のレコードは市場からほとんど姿を消してしまったのですが、ハウスやヒップホップなどのクラブミュージックの世界では、今もレコードが主流だったのです。 CDが出てからも、クラブミュージックはレコードが主流だった 結局、CDが出て20年以上経っても、ハウスやヒップホップではCDが主流となることはありませんでした。その理由を列挙すると、 (1)CDはノイズが少ないが音が細い。 (2)CDはすり減らないって言うけど、レコードをすり減るまで聴くことなんかないので問題なし。むしろCDは「半永久的に聞ける」と言っていたのに錆びた。 (3)レコードは直感的に操作できる。途中の間奏から聞きたいと思った場合、適当な箇所に針を落とせばいいだけ。2分先も5分前も一瞬で

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    zyugem 2007/11/21
  • 羽化に失敗したセミの幼虫たちの写真集 - ココロ社

    さすがに秋らしくなってきて曼珠沙華も咲き始めましたね。今回はいつもとムードが違いますが、今年の夏をしんみりと振り返らせていただきたいと思います。 一般的にセミというと、うるさいとか、飛び立つときにシッコするのやめろとか、あまりよい印象をお持ちでない方も多いと思うのですが、そこらへんでミーミー言っていた彼らは必死で生き抜いてきたのです。ミーミー言う彼らの陰には、飛べないまま天に召されたたくさんの幼虫たちがいます。今回は、そんなかわいそうな幼虫たちのことを忘れないでほしい、という気持ちを込めて特集させていただきます。 これは、木の根に引っかかって、そのまま地上に出られずに死んでしまった幼虫です。地上の明るさにびっくりしたことでしょう。次は根っこを避けて穴が掘れるといいね。▼ 無事、地上に出られても、羽化するにふさわしい木を見つけられず落とし穴にはまってしまう幼虫もいます。人間にとってはどうって

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    zyugem 2007/09/19
  • 多摩川上流の台風被害に驚いた - ココロ社

    台風から丸一日経って、「晴れているから大丈夫だろう」と思って奥多摩にハイキングに出かけたのですが…大自然を甘く見ていました。あちこちに台風の生々しい傷跡が残っており、のんびりハイキングどころではなかったです。 奥多摩駅から多摩川を遡って歩くこと4時間あまりで奥多摩湖に着きます。 この写真だけ見たら「ステキ!」と思うかもしれませんが、途中が結構大変でした。 いわゆる古道を通るのですが、さすがに熊野のそれと比べても、昔の風情はほとんど残っておらず、ほとんどが舗装された道。 ▲時折現れる石段や山道も、今日は台風で千切れた杉の先端が散らばっていて、生々しい杉の匂いが不穏なムードを醸し出しています。 コースの中程に白髭神社があります。巨石のすぐ脇に作られていて、圧迫感に酔いしれます。▼ この神社付近の落石が最もひどかった。 ▲ガードレールは吹っ飛ばされていました。電柱が倒れて、電線が木と一体化してし

    多摩川上流の台風被害に驚いた - ココロ社
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    zyugem 2007/09/09
  • 川崎重工業地帯に感動&秘密の海底通路を発見!(ココロ社)

    「平日のサラリーマンタイムは、あまりにもぶざますぎるので、せめて休みの日はカッコイイものを見て過ごしたい!」と叫びながら訪れたのは川崎の重工業地帯。電車の場合、主にルートは2つあって、JR扇町近辺か、京急の小島新田近辺かの二択になりますが、前者の場合、駅の周辺の雰囲気はいいものの、工場が盛り上がっていない&電車の数が少ないという欠点があるので、今回は小島新田から行くルートを案内させていただきます。 ここは人気の工場が集中している工場銀座で、歩いていくと、美貌の工場たちが「ねェオニイサン、チョット寄っていかな〜い?」と誘ってくるかのようです。だいたい、そういうお姉さんは、第一印象がよくても、近くに寄ってみると肌が汚かったり、顔やお腹にボリュームがあったりするわけですが(ライトで飛ばして色白&スリムに見せるの絶対反対!)、工場に関してはそういうガッカリ感はないのでご安心ください。 中でも素晴

    川崎重工業地帯に感動&秘密の海底通路を発見!(ココロ社)
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    zyugem 2007/05/24
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