プランティオ株式会社が、6つのセンサー(土壌温度計・土壌湿度計・日照センサー・外気温センサー・湿度センサー・195°広角カメラ)で野菜栽培をより簡単で楽しいものにする「grow CONNECT(グロウ コネクト)」を開発。人々の生活に“農”を取り入れるサービスについて、プランティオ株式会社のCEO、芹澤孝悦(せりざわ・たかよし)さんにお話を伺いました。 祖父は「プランター」をつくった人!? プランティオは、フードロスや食のリテラシーの低下などの「あらゆる食の問題の解決」を目指し、IoTやAIなどのテクノロジーを下支えとしたみんなで楽しく野菜を育てる文化「アグリテインメント」を創ることをミッションとしています。 「本来は自分が手間ひまかけて食物を作るところを、近代社会では多くの人がお金を支払うことで農家さんに任せています。これにより、高度経済成長期に農と食のリテラシーをごっそり失いました。だ
先進ITで農業を進化させる「アグリテック」が多方面で進行中だ。農業機械メーカー、食品会社、ITベンダー、ロボットベンチャーなどが参入。それぞれアイデアを具現化し、効果を上げている。 とある水田でコンバインが黄金色に実った稲穂を端から刈り取り脱穀していく。毎年秋に全国で見られる光景だが、普通ではない点が1つある。コンバインはIoT(モノのインターネット)センサーを備え、収穫したコメのタンパク質含有率や水分量を測定。これらのデータを駆使して新しい農業を実現している。このコンバインを作ったのはクボタだ。同社はデータに基づく営農支援サービス「KSAS」を提供しており、コンバインはその一部だ。 KSASの営農支援サービスの契約者は2020年2月末で2000件を超え、管理する農場の総面積は8万2000ヘクタールに達したという。「国内の稲の作付面積が約150万ヘクタールなので、その5%ほどをKSASで管
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トマトの生産技術 「トマトの生産技術」目次 「トマトの生産技術」Amazonでの購入はこちら 「トマトの生産技術」楽天市場での購入はこちら 「美味しい(おいしい)!」を表現できる書体・フォント厳選まとめ記事 トマトの生産技術 誠文堂新光社は、2020年8月12日(水)に、中野明正氏編著によるトマト農家必読、基本的知識から注目される産地の事例、技術革新が進むスマート農業による栽培技術までを網羅した決定版「トマトの生産技術」を発売した。 トマトは日本でも根強い人気があり、生産者にとっては収益性のある品目で、各種苗メーカーも新品種を多数リリースするなど、業界全体で力を入れている品目となる。 トマトの生産技術」では、トマトの栽培技術の基本的知識から、注目される産地の栽培・経営・事例、さらに技術革新が進むスマート農業による栽培技術など、トマト生産に関わるすべてが網羅された決定版で、トマトの生産者、産
山梨大学などは、ブドウの摘粒時の粒数を測定する人工知能(AI)技術を開発した。カメラ付きの眼鏡型端末「スマートグラス」を使えば自動で粒数が表示され、手を止めずにスムーズに摘粒できるようになる。経験が浅い人でも作業でき、周辺に他のブドウが写り込んでも一番手前の房だけを認識する。 山梨県内の農業生産法人と共同で開発した。ブドウの摘粒は房作りで重要な作業。肥大が進むとはさみを入れた時に果実を傷める恐れがあるため、作業適期が約2週間の短期間に集中する。人手は必要だが、適正な粒数は「ピオーネ」は32粒、「巨峰」は35~40粒と品種で異なるため、経験が浅い人には難しい。 山梨大学は「深層学習」という方式で、AIに摘粒時のブドウの写真を学習させた。AIが房の構造を把握し、写真に写っていない反対側も含めて粒数を推定する。 予測の数値は「46~48」などと、3粒ほどの幅を持たせた。同大学工学部の茅暁陽教授は
京都府舞鶴市とKDDIは7月22日、農業の安定化と効率化を目指し、IoTを活用した万願寺甘とうのスマート農業事業を舞鶴市で開始したと明らかにした。今年度は、万願寺甘とうにおける「日照量」「温度」などの栽培状況をIoTセンサで見える化し、来年度には収集した情報と万願寺甘とうの生育状況との相関を分析して、高収量生産者の好事例を生産者間で共有することを目指す。 左から万願寺甘とう、ビニールハウスに設置したセンサ 舞鶴市発祥の万願寺甘とうは、夏の京野菜として「京のブランド産品」に認定されており、首都圏をはじめとした大都市圏などへ販路拡大のための安定生産・安定供給の実現が雇用の創出につながると期待されいる一方で、万願寺甘とうは細かくブランド選果基準が設定されているため、大きくて真っ直ぐなものだけがブランド品として認められることから、栽培が難しく、生産者によって収量にばらつきが生じている状況だという。
NTT東日本 千葉事業部はワイヤレスデザイン、IoTBASEとともに6月3日、千葉県いすみ市にある「つるかめ農園」における水田の水位の遠隔監視に関する取り組みについて発表した。IoTは、これからの農業をどのように変えていくのだろうか。つるかめ農園代表の鶴渕真一さんに話を伺った。 IoTで水田の水位を管理するつるかめ農園の鶴渕真一さん IoTで農業を支えるNTT東日本 世界でも上位の農業生産額を誇る日本。だが生産年齢人口の減少や産業の変化、都市部への人口集中などの問題を受け、農業は高齢化問題や後継者不足、耕作地の放棄といった大きな課題に直面している。日本の農業に生産性向上が求められる中、地域と連携しながらIoT(Internet of Things:モノのインターネット)による取り組みを行っているのが、NTT東日本だ。 NTT東日本 千葉事業部、ワイヤレスデザイン、IoTBASEは、千葉県い
こんにちは。オランダのミズキです。 世界一の農業大学であるオランダのワーヘニンゲン大学で開催されていたAutonomous Greenhouse Challenge(温室自動栽培チャレンジ)の第二回の結果が出たので、ご報告します。 結果からお伝えすると、AI栽培がオランダトマト農家の2倍以上の収益を出しました! 以下に本プログラムの簡単な紹介とその結果をご紹介します。 www.wur.nlより AI(人工知能)を用いたトマト栽培の世界的なチャレンジ(コンペ) Autonomous Greenhouse Challengeは、オランダのワーヘニンゲン大学および世界的なIT企業であるテンセント(中国)が共同開催。 コンセプトはその名の通り、AIを用いて温室栽培を行うコンペです。 去年に続いて今年が2回目の開催となります。 なお、去年は「きゅうり」で行われており、優勝はマイクロソフトのチームで、
新会社「株式会社クレオテクノロジー」を設立 最新の完全人工光・全自動植物工場を開発・提供。世界の人工光植物工場で初の一株300gを超える大型リーフレタスの商用栽培を実現いたします。従来技術より1kgあたりの栽培コストを4割も削減 新会社「株式会社クレオテクノロジー」を設立 最新の完全人工光・全自動植物工場を開発・提供。世界の人工光植物工場で初の一株300gを超える大型リーフレタスの商用栽培を実現いたします。 従来技術より1kgあたりの栽培コストを4割も削減 2020年4月6日 株式会社クレオテクノロジー この度、新会社株式会社クレオテクノロジー(本社:埼玉県滑川町、代表取締役社長 三宅泰正)を設立しましたのでお知らせいたします。 株式会社クレオテクノロジーは、独自の栽培方法を採用することで、低価格でかつ、一株あたり300gを超える大型リーフレタスの栽培を実現する完全人工光・全自動植物工場の
低価格で大型のリーフレタス栽培を実現する完全人工光・全自動植物工場とその栽培ノウハウを提供する新会社、クレオテクノロジー(埼玉県滑川町)が設立された。 同社は、独自の栽培方法「クレオファーム」により、一株あたり300グラムを超える大型リーフレタスの栽培を実現する完全人工光・全自動植物工場の開発に成功。従来技術より1キロあたりの栽培コストを4割削減する。 例年の天候不順により、人工光植物工場への期待は高まる中、現状は「栽培コストが高く販路が広がらない」「リーフレタスの品質が悪く用途が広がらない」などさまざまな課題がある。 同社は、まず日産50キロの栽培を可能にする、「クレオファームソロ(仮称)」の提供を4月より開始。あわせて、「クレオファームマルチ(仮称)」の開発を本年度中に完了し、日産1トン以上の栽培を可能にする大規模植物工場を来年度から提供する。 さらに、栽培状況を遠隔で監視するIoTセ
しかし、ぶどう栽培は一筋縄ではいかなかった。ぶどうは単価も高く農業経営の確立が見込めるものの、その分手間暇がかかりノウハウも必要だ。一方で地域の生産者は高齢化が進み、相談できる熟練者が減少していた。「先輩の生産者がどんどん減り、相談できる人がほとんどいませんでした。しかし、自然は刻々と動いており待ってくれません。課題を感じながら解決できない日々が続いていました」(岩下氏)。 そんなとき新たに就農したのが、2軒隣で昔からよく知る安部正彦氏だ。2014年のことである。安部氏は元会社員で、やはり実家はぶどう農家。それまで電機メーカーで生産管理の仕事をしてきたが、50歳を過ぎた頃から今後の働き方を考えるようになった。「せっかくなら地域のために働きたいと思いました。実家のぶどう園も私が手伝わないと立ち行かなくなり始めていました。ぶどう栽培は、リスクはあるものの、比較的収入が高いという見込みもありまし
農業支援と青果卸売業務を展開するHappy Quality (静岡県浜松市)は、静岡大学との共同研究で、AI(人工知能)の判断に基づく灌水制御により、平均糖度9.46の高糖度トマトを高い可販果率(95%)で生産することに成功した。 栽培実験の様子 同社は、高齢化に伴う農家の減少、新規就農者が技術の未熟さゆえに低所得を脱却できないなど農業界における社会課題に対して、AIなどのテクノロジーを活用することにより高品質・高機能な農作物を誰でも安定的に栽培することができる栽培技術の確立をめざしている。 トマトは栽培過程で適度な水分ストレスを与えることで高糖度な果実を栽培できることが知られている。今回の研究では、2017年度に植物の水分ストレスは植物のしおれ具合から把握できると仮定し、低解像度の草姿画像や温度、湿度、明るさといった比較的収集の容易なデータを使って、植物の茎の太さ(茎径)の変化量を高精度
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