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創作と批評と性暴力に関するcrowserpentのブックマーク (9)

  • 原作者として、 映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます。

    私たち、物語の書き手と映画業界は、特殊な関係にあります。私たちは、映像化のお話をいただき、許諾することはできても、制作に関わることはほぼありません。演者の方々が登場人物に息を吹き込み、想像でしかなかった物語がスクリーンに映し出される感動は、作者として何にも代えがたい幸せです。けれどそれが、どのような環境で作られるか、私たちは知り得ないのです。 原作者の名前は、映画の冒頭にクレジットされ、その作品がいかなるものであっても、自分の生み出した物語である責務を負います。映画制作の現場での性暴力・性加害が明るみに出たことは、原作者という立場で映画に関わる私たちにとっても、無関係ではありません。不均等なパワーバランスによる常態的なハラスメント、身体的な暴力、恫喝などの心理的な暴力等が、業界の体質であるように言われるなかで、今回、女性たちが多大なリスクを背負って性被害を告白したことは、業界の内外を問わず

    原作者として、 映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めます。
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    crowserpent 2022/04/13
    単なる「遺憾の意」ではない具体的な行動に踏み込んだ声明で、良い意味で驚いた。他の作家さんや出版業界にこの流れが拡がることを期待したいね。
  • 性暴力を「ささいなこと」にする レイプ・カルチャーとは何か

    レイプ・カルチャーとは、レイプしないよう教えられるのではなく、レイプ「されない」よう教えられる文化を指す。 BuzzFeedは「『レイプ・カルチャー』とはいったい何か。性暴力社会を作るのは、こんな要因だ」でこのように書いている(英語の原文はこちら)。 アメリカで1970年代に提唱された「レイプ・カルチャー」の概念について、具体的に解説した記事だ。 レイプ、痴漢、セクハラ、公然わいせつ......。性暴力は常に「身近な危険」として存在し、私たちは子どもの頃からそれを回避するよう教えこまれてきた。 被害に遭うと、回避できなかった落ち度を責められることがある。歩いていた場所、時間、服装、無抵抗な態度が、加害者の性的欲望を引き起こしたのではないか、と。「その程度で騒ぐなんて」「大げさだ」と片付けられてしまうこともある。 「その結果、性暴力の背景にある力関係や、性の自己決定権を侵す文化については、議

    性暴力を「ささいなこと」にする レイプ・カルチャーとは何か
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    crowserpent 2017/11/20
    性暴力の直接加害と二次加害の問題を分けずに「男らしさと支配欲」という同一背景の問題として語っている点がおかしい。
  • 『童貞。をプロデュース』について : 土下座100時間

    ここでは情報を整理するために、『童貞。をプロデュース』という映画に関してぼくが知っている事実を時系列を追って説明させていただきたいと思います。 可能な限り客観的事実に即して語っていきたいとは思うのですが、「なぜそうなったか」を説明するためにその時その時のぼくの私見や心情も入ってくるとは思います。加えて、なるべく事実関係の誤解が生じないよう、主語や目的語などを極力省略せずに書いていこうと思いますので、多少読みにくい文章になるかとは思いますが予めご理解ください。 まず松江さんと初めて会ったのは、ぼくが通っていた映画の学校で松江さんがドキュメンタリーのクラスの講師を担当していたことに由来します。 卒業後、しばらくしてぼくが出品していた映画祭で松江さんと再会します。当時、ぼくはAVにモザイクを入れるアルバイト等をしながら、自分の「童貞」をモチーフにしたセルフドキュメンタリーを制作していて、その内容

    『童貞。をプロデュース』について : 土下座100時間
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    crowserpent 2017/09/03
    映画という形をとったおぞましい公開ハラスメントと、被害者に対する周囲の無理解について。
  • マンガ作品の表現規制について - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    私はマンガ作品が人間の価値観に影響を与える可能性を拝しない。価値観は社会的に構成される部分が大きいので、社会に流通するマンガ作品もその一部として機能しているだろう。私たちの性/性役割についてについても、マンガ作品が差別を深めたり、差別に抵抗する力になったりすることはあるだろう。その上で三点を述べておく。 (1)マンガだけが影響を与えるわけではない (2)「性役割の固定化」と「性暴力」をイコールではない (3)「表現物を理由にした性暴力」の言説の危険性 (1)マンガだけが影響を与えるわけではない 私はかねてから、性差別の抑止のために表現規制をするのであれば、性差別的な記述のあるマルクスやヘーゲルの文献についても検討すべきだと思っている。私は哲学・思想の学会に出席するが、そこではマルクスやヘーゲルの研究者が差別発言を繰り返している。男女二元論による質化を行い、学会で「女性の質は出産すること

    マンガ作品の表現規制について - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
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    crowserpent 2017/07/09
    (3)が今まであまり語られていない部分であり、特に重要だと思う。性犯罪の要因は思い込みによってエビデンスなしに安直に語られすぎだし、実態とかけ離れた(そして警察に都合の良い)理由付けが横行しかねない。
  • ~国連女子差別撤廃委員会、「日本における女性の権利」保障~ 議題「性的暴力を描写したビデオや漫画の販売の禁止」についての意見書

    ~国連女子差別撤廃委員会、「日における女性の権利」保障~ 議題「性的暴力を描写したビデオや漫画の販売の禁止」についての意見書 【はじめに】 年(2016年)2月16日から国連女子差別撤廃委員会において「日における女性の権利」の審議がありました。議題の「性的暴力を描写したビデオや漫画の販売の禁止」について意見を申しあげます(なお「ビデオ」は、原文(ow.ly/YaCbm)にて「video games」となっておりますので、ここではビデオゲームと理解します。)。 【意見趣旨】 私どもは「日における女性の権利」の保障につきましては大いに賛同いたします。一方で、そうした保障をするための手段が妥当であるか否かは慎重に検証したいと考えます。「日における女性の権利」の保障のための「性的暴力を描写したビデオや漫画の販売の禁止」という手段が妥当であるか否かを問われれば、それは否であると答えなければ

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    crowserpent 2016/03/06
    見逃してた。とりあえず賛同&周知のためブクマ。
  • 「青年戦線」 - 「発情装置 エロスのシナリオ」(筑摩書房) 「ナショナリズムとジェンダー」(青土社)

    「私はエロチカを、性差別や人種差別や同性愛差別(ホモファビア)から免れた、性的な感情や興奮を呼び起こすものであり、すべての人間と動物に対する敬意を伝えるものと定義しています。 私は、セックスをあからさまに描くことそのものを、女性の貶めであるとは何ら考えていません。それどころか、エロチカがそれ以上に大胆なものになりうることは、言うまでもありません。逆に、オレンジの皮を剥くことでさえ、エロチックに描きだすことができます。」*1) 世の中には、ポルノグラフィがある。男性が欲情し、都合の良いときにマスターベーションをするためにあるようなもの、それがポルノグラフィだ。男性はそれを見て、好きなタイプの女性、ジャンル(SMからコスプレ、レイプ)に至るまで、自分の都合のよいように女性を選ぶ。それは、男性にとって当然にもポルノを買い、消費するという行為だ。いわば、男性は、商品を消費するという行為を通して、性

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    crowserpent 2010/03/30
    タイトル変更させて戴きました。/バクシーシ山下のレイプAV問題について。宮台の「ガス抜き論」のダメさがよく分かる。
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    crowserpent 2010/03/17
    「表現が社会的に受容され(てい)る」ことを問題にしたいのは分かる。でもそれと「表現の暴力性」とは全くの別問題。ここを摩り替えると、もっと根本的で厄介な問題(日常の暴力性)を取り逃してしまう。
  • 自由の核心にあるもの - 地を這う難破船

    些か応答が遅れて申し訳ありません。更新の時間が取れませんでした。 ⇒ロクでもないけどこれしかない - 地下生活者の手遊び ■ まず第一に、国がマンガの美術館を作るということは何ら不自然ではない。すでにある国立の美術館に並んでいる芸術作品と同じくらいの気合で、我々はマンガを描いている。国立のマンガ美術館、やれるものならやってください、でも無理でしょう? というのが僕の考えだ。 アート全体にも言えることだが、マンガの中には政府や政治家にとって都合の悪いもの、眉をひそめるようなものがたくさんある。そういうものがほとんどだ、と言ってもいいくらいだ。国や政府が保護したり育成したりバックアップできる代物ではない。 例えば非常にエロチックなもの、あるいはくだらないもの、「くだらない」とくくられるもの、そんなマンガがすべて、国の建設した建物の、劣化を防ぐために空調が完備された部屋の棚にズラーッと並べられ

    自由の核心にあるもの - 地を這う難破船
  • 女のセクハラ加害:女の高身長欲望 連続するセクハラ女の性 | 反省の女性学

    女たちが利用する見合いサイトや結婚サイトなどでは、女たちは男たちの身長の選択をしている。まじめなサイトでも男たちの身長の欄があり、女たちは平然と男たちを身長で選択している。例えば、「エキサイト恋愛結婚」のサイトでは、男たちの身長が表示され、女たちはそれを平然と選択している。 『情報7days ニュースキャスター』でも婚活の番組があっていたが、そこでも当然に、結婚・見合いサイトで175cm以上の男を身長で選んでいる一般の女の光景が放送されていた。以前にテレビ東京でも結婚紹介所の番組があったが、そこでも一般の女が男の情報を見て、「もっと身長があったら…」ということを平然と言っていた。女たちに聞く理想の男の調査結果などでも、男の身長の高さがあげられている。 こういう女の男への高身長言説は、頻繁に目にする光景だ。日の女たちの高身長欲望は、実体験でも分かる。今まで女たちから、「背が高いね」「身長い

    crowserpent
    crowserpent 2009/03/15
    いわゆる「フェミニズム評論」に対する批判としては読めばそんなに悪くない。ただし、「レイプと普通のセックスとは連続している」というマッキノンの言説を鵜呑みにしている点は疑問。
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