深刻な少子化社会の日本。結婚したくてもできない…。子供は作れない…。フリーランス、非正規のカップルからは「もう手遅れだ」と諦めの声すら出ています。
ヤヤネヒロコ氏による下記noteが注目を集めていた。シェルターの麻薬検査に抵抗するエミコヤマ氏*1のエントリを引いたものだ。 colabo事件に関するスクラップ(1) シェルター型主体の女性支援撤廃の必要性と、困難女性支援法|ヤヤネヒロコ|note 以下の文章は、米国シアトル在住のフェミニスト、macska氏によるものである。DVシェルターにおける支援者-被支援者の権力の不均衡について書かれている。 DVシェルターという閉鎖空間そのものが、暴力的なパートナー間の関係とよく似た「権力と支配の構図」−−支援者団体ではDVのことをよくこう表現する−−を再生産してしまっている Colabo固有ではない部分を批判するために、その形態の活動全般への批判をもってくるまでは、他のColabo批判*2より整合性はある。 しかし尿検査をするくらいなら麻薬使用を見逃すべきと米国のシェルターを批判したエミコヤマ氏
新型コロナウイルスの影響で生活が苦しくなった人に、国が無利子でお金を貸す仕組みがある。返済期限はまだ先にもかかわらず、既に「返せない」と自己破産する人が相次いでいる。返済困難な金額は現時点で約20億円に上り、今後さらに膨らむのが確実だ。大半が返ってこない恐れもあり、最終的には国民負担に跳ね返る。なぜ生活再建に結び付かず、苦境に追い込まれる人が多く出てくるのか。取材すると、制度の「弊害」が浮かんできた。(共同通信=大野雅仁、出崎祐太郎、市川亨) ▽最大200万円まで借りられる この制度は「特例貸し付け」と呼ばれ、コロナ感染が広がり始めた2020年3月に設けられた。最大20万円の「緊急小口資金」と、最大60万円を3回まで貸す「総合支援資金」という2種類があり、最大200万円まで借りられる。いずれも無利子だ。市区町村の社会福祉協議会(社協)が受付窓口になっている。申請期限は延長を繰り返し、今も利
今北産業様向け要約 ・中絶を禁止しても女性が出産するわけじゃないよ。むしろ違法な中絶を行ったり、産んだ子を殺したりという形で、胎児と女性の両方を危険に晒すよ。 ・具体的には、望まない妊娠の6割は中絶で終わり、そのうち45%が「危険な」(医学的でない)中絶だよ。 ・アメリカはもともと、先進国では妊産婦死亡率が高い国だよ。しかも人種差が激しく、より貧困な黒人・ヒスパニックのほうが死亡率が高いよ。もちろん、彼らは中絶が禁止されれば「他所に中絶してもらいに行く」ことができなくなるので違法な中絶を行う可能性が増えるよ。→1行目に戻る 懸念されていたニュースが飛び込んできた。アメリカで中絶の権利を認めた「ローvsウェイド判決」を覆す最高裁判決案がリークされたというのだ。すでに共和党は「オバマ政権終盤の民主党による最高裁判事指名を『前例を踏襲して』控えるように強いた一方で、トランプ政権末期の最高裁判事指
全体的には、未婚および離別・死別などの独身のほうが孤独を感じやすく、女性より男性のほうが孤独を感じやすい。さらに、年齢的には、30~50代の中年層が孤独を感じやすいという傾向が見てとれます。もっとも孤独を感じやすいのは、男性では50代で配偶者と死別した層、女性では30代で離婚した層でした。 孤独を感じることと「それを苦痛に感じる」ことは別問題 しかし、単純にこれだけを見て、「やっぱり結婚したほうが孤独じゃないんだな」と結論づけてはいけません。そもそも「孤独が問題だ」と大声で騒ぐわりに、性別や年齢、配偶状況にかかわらず「孤独を感じる」という割合は過半数にも達していないわけです。高齢者の孤独という話題もありましたが、これを見る限り、むしろ高齢になるほど孤独感は感じない傾向もあります。ある意味、現役世代で人との交流機会が多いはずの年代のほうが孤独感は高いということになります。 そして、忘れてはい
本当かどうか分からないんですが、親ガチャって言葉が流行っているらしくて。意味は、ソーシャルゲームのガチャになぞらえて、どんな親の下に生まれるかもガチャガチャみたいで運の要素があり、それでスタートが随分違うってことっぽいです。 最近はうちの子どもたちもガチャの概念を覚えていて、「最初にいいカードが引けないならリセマラするといいってYouTuberが言ってたよ」とウマ娘をやっている私に教えてくれたりしました。リセマラはリセットマラソンで、ゲーム内でいいアイテム・カードが出るまでリセットを繰り返すという意味です。 この親ガチャという言葉がそれなりに支持を得ているのは、日本社会で経済格差・教育格差の固定化があり、親の学歴・経済状況次第で子どもの人生が大きく決まってしまうという社会背景があると分析する人がいるとか、いないとか。 中には、「親ガチャなんて存在しない」とか「親ガチャと嘆くのは甘え」みたい
「ひげそりの貧困」は誰のために言っているのか 男性の貧困問題は女性や老人や子供の貧困問題を貶めるための材料ではない 赤木智弘 フリーライター 最近、その問題が認知され始めた「生理の貧困」問題。必須であるはずの生理用品が貧困で買えない女性がいることから、役所や学校の保健室や女子トイレなどで生理用品の無料配布などの動きがある。政府の男女共同参画会議でもこの問題が議題に上がり、様々な支援の形が話し合われている。 そんな中、日本維新の会所属の梅村みずほ参議院議員が6月2日にこのようなツイートをしていたのが、7月になってTwitter上で徐々に話題になっている。 梅村議員曰く「『生理の貧困』を入れるなら『ひげそりの貧困』も入れませんか。つい女性に支援を!の声が大きくなりがちだが男性も困ってる人はいる。貧困世帯の男子のことも考えてあげたい。」というのだ。 確かに貧困は女性だけの問題ではないが、それにし
めちゃくちゃ長くなってしまった……。 id:rag_en先生に引用記法使えやと怒られたので修正しました。(はてなブログ一年生) 先にid:HanPanna先生の質問への回答。 ジェンダー以外の社会弱者に性別は関係がないため、通常であれは殊更に"男性"にフィーチャーせずに、社会弱者の一人として救済していくという話になりますよね。 →弱者性・属性の切り離しは不可能とする立場なので、ジェンダー以外の社会的弱者に性別は関係がないということには同意しませんが、通常であれは殊更に"男性"にフィーチャーせずに、社会弱者の一人として救済していくという点には同意します。 Fubar先生は同じ社会弱者であるのに、男性だけはそこに含まれず二級市民扱いをされるとお考えのようですが、それであっていますか? それは法的な取り扱いや公助が男性だけは違う、受けられないと仰りたいのでしょうか。 それとも、そう言った公助は平
「ネット右翼」もしくは「ネトウヨ」という言葉が広く用いられるようになったのは2000年代の半ば以降。いずれもネット上で保守的・右翼的な言動を繰り返す人びとを指す言葉ですが、前者はかつての「街宣右翼」や「任侠右翼」からの連想で攻撃的なイメージが、後者は「ネトネト」「ウヨウヨ」といった擬態語からの連想で醜悪かつどこか滑稽なイメージが強調され、その全容や実体がつかみにくい存在でした。彼らははたして何者なのでしょうか。また、その誕生にはどのような歴史的経緯があったのでしょうか。 ――右翼・左翼という概念はそもそも何に由来しているんですか。 もともとはフランス革命時の議会における席の配置ですね。急進的なジャコバン派などが左側に座り、保守的な王党派などが右側に座ったので、進歩的な勢力を左翼、保守的な勢力を右翼というようになったようです。 ――議会の右・左ということだったんですね。 そうです。フランス革
2020年度から国が始めた低所得世帯向けの修学支援制度により、大学・短大などへの進学率がどの程度上がったか文部科学省が調べたところ、住民税非課税世帯では、制度導入前と比べて10ポイントほど上昇したとみられることがわかった。同省は新制度が進学を後押ししたとみている。 【写真】大学生への修学支援制度 この制度は住民税非課税世帯とそれに準じる世帯が対象で、支援額は収入によって変動する。非課税世帯の場合、国公立大生は授業料を年約54万円、私立大生は年約70万円を免除。さらに、国公立大生なら年に最大約80万円、私立大生なら同約91万円の給付型(返済不要型)奨学金を支給する。制度の対象となる世帯年収の目安は、両親と大学生、中学生の4人のモデル世帯では380万円未満。 文科省によると、非課税世帯の大学や短大、専門学校などへの進学率は、制度導入前は約40%(18年度)だった。一方、20年度は非課税世帯の高
弱者男性論とは何か インターネットの世界には「弱者男性論」と呼ばれる議論が存在する。弱者男性論とは、その名の通り、自分が「弱者」であると自称する男性たちが、自分が感じているつらさや苦しみを訴えて、自分たちの境遇の改善を求める議論だ。 典型的な弱者男性論者とその読者(以下、あわせて弱者男性論者と呼ぶ)は、自分たちのことを「非モテ」や「キモくて金のないおっさん」と自嘲的に表現する。そして、彼らが言う「つらさ」の内実とは、経済的な困窮に関するものである場合もあるが、大半においては「女性」が関わるものだ。 弱者男性論者は、「自分には経済的能力がなく、またコミュニケーション能力にも欠けており外見的な魅力がないから、ガールフレンドや妻を得ることができない」と自己認識したうえで、異性のパートナーがいないことで生じる孤独感や承認の欠如などのつらさを訴えている。 弱者男性論の特徴のひとつは、自分たちのつらさ
貧困問題の社会活動家・藤田孝典氏が先日4月26日に書いた記事「岡村隆史『お金を稼がないと苦しい女性が風俗にくることは楽しみ』異常な発言で撤回すべきではないかがいまSNSで激しい論争を呼んでいる。 事の発端は、ナインティナインの岡村隆史氏が深夜ラジオ番組で、「コロナ収束後にお金に困ったかわいい女性が風俗で働きに来るだろうから、そのかわいい子につくのを客として楽しみにしよう」という趣旨の問題発言をしたのがきっかけ。藤田氏は記事で、この岡村発言を徹底糾弾、政治・行政的不作為の結果として存在する風俗従事女性のバックグラウンドを物ともせずに嬉々として利用する客たちの問題性を説くとともに、性を売らないで済む社会の実現を呼びかけている。 NPO法人ほっとプラスで困窮者支援を行なっている藤田氏と私は面識はないが、Facebookで長年繋がっていて、社会活動家としてのラディカルさにおいて注目・期待してきた一
インドの首都ニューデリーのアパートで化粧をするフリーのメーキャップアーティストでトランスジェンダーのトゥルシ・チャンドラさん(2019年12月24日撮影)。(c)Prakash SINGH / AFP 【1月2日 AFP】インドのデリーで法律を学ぶトランスジェンダー(性別越境者)の女性、ライ(Ray)さん(24)は今、これまで強いられてきた性自認をめぐる多くの闘いに加え、新たな脅威にさらされている。ヒンズー至上主義・民族主義を掲げるナレンドラ・モディ(Narendra Modi)政権の新法と政策により、国籍を失う恐れがあるのだ。 インドでは現在、不法移民対策を名目に制定された新法と全国規模の国民登録簿(NRC)作成に対する抗議が広がっている。公的な書類で男性とされているライさんも、トランスジェンダーの人々が国籍を失うことになると懸念し、新法と登録簿に反対している。 ライさんが感じる恐怖には
(撮影:常盤武彦) 2008年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者・ポールクルーグマン氏。世界最高の知性は「テクノロジーと経済の未来」をどう見通すのか――ニューヨークの彼のオフィスで聞いた。 ※本記事は大野和基インタビュー・編『未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来』(PHP新書)から抜粋して編集したものです AIによる大量失業は当分訪れない ――テクノロジーがさらに進化すれば、いずれ機械が人間の労働を奪ってしまうかもしれない……このような脅威論をどう捉えますか。 【クルーグマン】AIについては誇張されている面が多いと思います。テクノロジーの変化によって排除される人はつねにいますが、AIによる大量失業の時代が来るのはまだ先のことでしょう。 一度機械に人間の仕事を奪われたら、やがてすべての仕事が奪われるんじゃないか、という恐怖心はいつの時代もあります。しかし歴史的にみれば、仕事の
高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか? (光文社新書) 作者: 大理奈穂子,栗田隆子,大野左紀子,水月昭道 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2014/02/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (14件) を見る 貧困状態にある高学歴女性が現状を綴る私的なレポートやエッセイ的な文章と、高学歴な女性が男性よりも貧困になりやすい構造や女子と高等教育との歴史などについての分析を行う文章などが混在する本。 タイトルは「高学歴女子」に的を絞っており、女性ならではの苦労や制度的・慣習的な障壁について書かれている部分が本書のメインとはなっているのだが、博士号の取得のしづらさや研究職への就業の困難さなど、男女問わず高学歴全般に関わる問題も扱われている。そういう点では、生活や就労に苦しんだことのある高学歴男性であっても、我が身のことに引き付けながら読めるかもしれない。 博士課程に進
2019年6月18日 16時55分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 京都市内での1人暮らしには、月に約25万円が必要と京都総評が試算した 消費支出は約17万円とし、それに社会保険料と予備費を加算した結果だという これを受け京都総評は、最低賃金や社会保障の水準の引き上げが急務とした 京都地方労働組合総評議会は5月、京都市内で単身者が生活するには、最低でも男性で24万5785円、女性で24万2735円必要というを発表した。厚労省の中央最賃審議会が用いている月173.8時間の労働時間で換算すると、時給は約1400円(男性1414円、女性1397円)になる。一般的な労働者の所定内労働時間である150時間で算出すると、時給は1600円程度(男性1639円、女性1618円)だ。京都府の最低賃金は現在882円で、理想の時給とは倍以上の開きがある。 調査は昨年11月から実施。4万4000部
年金だけでは足りない、2000万必要だから大変だって話にピンと来ない。 そんなに使わないし、2000万くらい60歳までに普通に貯まるでしょ。 俺は高卒地方工場勤務年収430万くらいの32歳独身一人暮らし。 もう貯金通帳の数字が1000万を超えている。財形貯蓄と従業員持株会をあわせたら2000万近く。 ちなみに株は会社の補助と値上がりで300万くらい上乗せされている。 車はコンパクトカーだが新車で買う、年に1~2回は飛行機や新幹線に乗って旅行にも行く。 月の生活費は家賃入れて12万くらいだが別に節約している意識は無い。 少し変わったところと言えば、大家さんが農家なので休日のヒマな時に手伝って米や野菜をもらっているくらい。 節約出来ているとしても月に1万くらいなので貯金に与えるインパクトはさほど大きくない。(むしろ月に2~3回半日駆り出されて最低時給割っている予感) 結婚して専業主婦を抱えてい
要約すると、問題を個人の意識に還元しすぎじゃない? 「男女の機会は平等」っていう割にその証明がないのでは? もっと社会的な変数も考えてみては? みたいな話。 note.mu すもも氏のこの記事について、統計の読み方に問題があるということを指摘している人を見た。僕もいくつか疑問があるので、ここに記しておく。あまり細かいところを指摘しすぎるとあまりに読みにくいので、できるだけ議論を主要な部分のみに絞った。 漫然とした不満 という見出しの部分 まず、多くの女性が日本を「男性社会」だと感じているという話。それはいい。 その後、「社会において男性が優遇されている原因」について、「男女共同参画社会に関する世論調査」(http://www.gender.go.jp/research/yoron/index.html)の2000年(平成12年)のものから分析している。年代が古いという批判もできるだろうけど
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