タグ

歴史と4に関するcrowserpentのブックマーク (3)

  • 王様を欲しがったカエル |ヒムラーと農本主義

    仕事の都合で、ナチス・ドイツ関係の文献読み込み。私は(趣味で)ソビエト共産党時代の資料を割と持っている方なのだが、独ソ戦で戦った敵方の『国家社会主義ドイツ労働者党』関係の資料収集はそれほど行っておらず、(あくまでも自分としての)新発見があって面白かった。 特に興味深かったのはSSのトップだったヒムラーで、こいつが農主義者だったのは意外だった。農業大学を卒業していたのは知っていたし、結婚直後に養鶏場を営んでいたのも知っていたのだが、人がそれほどまで農村社会に入れ込んでいたことには気づかなかったのだ。恐らく、SSの制服に身を包んだ写真のイメージに惑わされたのだろう。しかし、偏見が剥がれれば得心のいくことも多い。すなわち、近代社会で農主義を理想とすると、自動的に反社会的な思想にはまりやすい。 その原因は、近代社会では農業技術の発達により1人あたりの耕地面積が増大するにともなって(特に麦作で

  • サントリー学芸賞の鉄道本略論 番外(3) ~鉄道と女性・阪急篇~ | 筆不精者の雑彙

    一昨日、昨日の記事の続きです。今日で完結のはず。 というわけで、ここまで二回に渡って原武史氏の鉄道と女性の関連についての所説に批判を加えてきました。その大きな論点ふたつのうち、1点目はこれまでに説明しましたので、今日の記事では2点目の論点、すなわち「小林(一三)は、文化事業では女性を取り込もうとしたが、肝心の輸送事業で女性を積極的に採用することはしなかった」理由を考えてみよう、というものです。 小生はこれまで、当ブログにおいて阪急に関する記事を幾つか書きました。それをお読みいただければ、これから小生が書こうとしていることはお察しいただけようかと思います。過去の記事を以下にリンク。 ・近代家族幻想と電鉄会社との日的関係性 ・阪急堂名物10銭ライスカレーの肉はどこから仕入れたのか これだけで終わりにすると楽なのですが、それは流石に手抜きなので以下に敷衍して述べます。 で、上記の記事で書いた

    サントリー学芸賞の鉄道本略論 番外(3) ~鉄道と女性・阪急篇~ | 筆不精者の雑彙
    crowserpent
    crowserpent 2007/02/22
    鉄道経営にみる資本主義と近代家族イデオロギーの関係
  • 必修科目履修不足問題 - 放言STATION

    こんなことは多くの高校でやってるだろ,別に珍しくもない,というのが率直な感想。もちろん,だからといって許される問題ではない。ルールを破った高校,監督責任を怠った教育委員会や文科省は厳しく責任を追及されるべきだ(そのルールが適切かどうかは,また別の問題となる)。その上で議論を進めたい。 さて,この問題は1校の世界史の履修逃れ発覚から始まった。メディアは「将来役に立つ」「一般常識」と口々に世界史を礼讃し,学校や教育委員会を批判した。その一方,解決策については「受験生にとって不公平にならないように対処すべきだ」と決まってお茶を濁してきた。しかし,この「不公平」ってどういう意味だろう。「受験勉強で忙しい時期に,学校の不手際のために補習を受けさせるなんて不公平だ」という履修不足生徒擁護,「一般の生徒が世界史の授業を受けている間,履修不足の生徒は受験勉強ができた。正直者が馬鹿を見るなんて不公平だ」とい

    crowserpent
    crowserpent 2006/10/30
    世界史未履修問題のまとめ。
  • 1